一般 火災で少女救出、高3表彰 玉城君「当たり前のことした」 埼玉県越谷市で旅行中、建物火災で取り残された少女をたまたま見つけ、自らの危険をかえりみず救出した那覇高校3年の玉城弘次廊君(17)が24日、那覇市役所で高橋努・越谷市長名の表彰状を城間幹子那覇市長から伝達された。 玉城君は報道陣に「女の子が泣いて助けを求めていたので、自分が動いた方がいいと思った。当たり前のことをしただけと思っていたが、大きく取り上げられ、すごいことをしたんだと自覚した」と喜び… 2019/05/25
一般 伊舍堂中佐の遺品を確認 永久保存へ学芸員ら助言 知覧特攻平和会館 特攻隊員、戦没者1036人の遺品を展示・収蔵している知覧特攻平和会館(朝隈克博館長)=鹿児島県南九州市=の学芸員2人が21、22の両日、沖縄戦の陸軍特攻第1号として石垣島白保から出撃した伊舍堂用久中佐(当時24、戦死時大尉)の甥・伊舎堂用八さん(80)=石垣市登野城=の自宅を訪れた。中佐の遺品を把握し、資料保存の方法をアドバイスした。 2019/05/24
一般 知事「県民の誇り」 13人に叙勲伝達 玉城デニー知事は22日、春の叙勲と第32回危険業務従事者叙勲の伝達式を知事公舎で行った。「県の発展は、各分野の第一線で常に精励され、優れた業績を上げてこられた皆様の尽力の賜物」とたたえた。 受賞者を代表し、元南風原町長の城間俊安氏は「基地と共に生きる中で、県発展のためにどうするか、皆さんが尽力された蓄積が、今日の沖縄の発展につながっている」と述べた。 知事公舎で叙勲伝達を受けたのは、県や市町… 2019/05/24
一般 「南の島から結いの和」 サンマリノ大使や対馬市も参加予定 ぱいぬ島まつり 8月25日に竹富町西表島で開催される「第9回ぱいぬ島まつり」の実行委員会(委員長・西大舛髙旬町長。委員38人)が23日、発足した。同日午後、第1回会議が竹富町役場で行われ、「新時代!南の島から結いの和!」がまつりのテーマに決定。委員らへの委任状交付や、実施要領案、予算案などが承認された。 2019/05/24
一般 AI活用し希少種守る 環境省とドコモ、実証実験 沖縄に生息する希少な野生動植物の密漁・密輸防止に向け、環境省沖縄奄美自然環境事務所と㈱NTTドコモは21日、ドコモの画像認識AI「画像認識エンジン」を活用したカメの希少種の判定を行う実証実験を始めた。 対象となる希少なカメはリュウキュウヤマガメ、ヤエヤマセマルハコガメ、ヤエヤマイシガメの3種類で画像認識エンジンを活用したアプリで撮影するとAIが画像を瞬時に判別して希少種かどうかを表示する。 … 2019/05/23
一般 伝統的な作物を復興 クモーマミ収穫に喜び 竹富島 星のや竹富島(本多薫総支配人)はこのほど、施設内の畑で在来種の大豆、クモーマミ(小浜大豆)の収穫作業を行った。竹富島から失われたクモーマミの復興プロジェクトの一環で、竹富小中学校の児童生徒ら26人が参加、約1時間の作業で60株ほどを収穫した。 同プロジェクトは「島の子どもたちと竹富島の食文化を継承していこう」をテーマに2019年1月に始動、八重山農林高校からクモーマミの種子を譲り受け、2月には… 2019/05/23
一般 石垣島北部の魅力PR イラストと写真で紹介 冊子完成 石垣島北部地域の資源や魅力を発信しようと作成した冊子「バーズ・アイ・ビュー」の3部作目がこのほど完成し、石垣市北部農村集落活性化協議会は21日、市役所1階で冊子に使用したイラストと写真の展示会を開きPRした。展示会は31日まで。 2019/05/23
一般 【青年弁論大会】沖縄を守る日本人が忘れてはいけないこと 沖縄県祖国復帰47周年記念靖国集会 青年弁論大会 [準優勝]小西沙紀 まず始めに、私の出身は沖縄ではありません。正直に言うと、沖縄についてもあまり知らない方だと思います。 しかし、私は紛争地のパレスチナに行った経験があります。この経験から、皆さんに何か感じてもらえればと思い、今ここに立たせていただいています。 私がパレスチナに行ったのは、アラビア語を学ぶためにパレスチナに留学していた親友がき… 2019/05/23
一般 世界遺産登録、企業が応援 組織発足「気運高める」 奄美、沖縄の自然を世界自然遺産登録を目指し、企業などで構成する「世界自然遺産推進共同企業体」の発足式が21日、那覇市内のホテルで開かれた。世界遺産登録に向けた啓発活動や自然環境の保護、希少生物の密漁・密輸の防止対策など、さまざまな課題の解決に向けて取り組み、2020年夏の登録実現を目指す。 2019/05/22
一般 推進派のぼり折られる 陸自配備予定地入口で 石垣島への陸上自衛隊配備計画が進む駐屯地建設予定地入口で20日朝、推進派が設置したのぼりがへし折られているのを、推進派の男性が発見した。 男性は「以前にも私たちが設置したのぼりがへし折られており、被害は今回で2回目。こんなことはやめてほしい」と話した。 のぼりの近くには反対派が工事監視用に使うと思われる簡単な工作物が設置されており、今後、工事の進ちょくに伴って、反対派の活動が活発化する可能性… 2019/05/21
一般 陸自配備予定地を空撮 ドローンで、奥間氏明かす 17日に石垣市健康福祉センターで開かれた講演会「辺野古軟弱地盤と平得大俣~土木技術士から見た自衛隊配備~」(主催・農村のくらしを守る会)で、講師の1級土木施工管理技士・奥間政則氏が平得大俣地区の陸上自衛隊配備予定地をドローンで撮影したことを明らかにした。 奥間氏は辺野古の埋め立て工事などをドローンで撮影している「沖縄ドローンプロジェクト」のメンバー。会場のスクリーンに上空から撮影された陸自配備… 2019/05/21
一般 陸自配備工事を監視? 嵩田林道 反対派か、森林を無断伐採 石垣市の嵩田林道で、県有地の森林が何者かによって無断伐採されていることが、18日までに分かった。伐採後の林道からは、陸上自衛隊の駐屯地建設予定地を見下ろすことができ、住民からは「反対派が監視目的で伐採したのではないか」と指摘する声が出ている。駐屯地建設予定地周辺では、監視用の工作物が設置されたり、不審なドローンの飛行が目撃されており、反対派の活動が活発化している可能性がある。 伐採された県有林… 2019/05/19
一般 回復者ら3人が訴え ハンセン病市民学会が総会 「闇ぬ世(ゆう)から太陽(てぃだ)ぬ世へ」をテーマに、「第15回ハンセン病市民学会総会・交流集会in八重山・宮古」の八重山集会が18日午後、石垣市民会館中ホールで開催された。八重山出身者のハンセン病回復者の3人が、約300人(主催者発表)を前に自身の体験を語り、根強く残るハンセン病問題に関する理解を深め、社会から差別や偏見をなくすよう訴えた。 体験を話したのは、鹿児島県の国立療養所星塚敬愛園に… 2019/05/19
一般 県が採捕停止命令 最盛期の水揚げに影響 クロマグロ漁 沖縄県は17日夕、クロマグロ漁で県内割当量の95%(約107・8㌧)に達したため、採捕停止命令を告示した。県内各漁協に連絡した。初の停止命令となる。今季八重山のクロマグロ漁はピークに達する勢いだが、これにより21日以降は漁港への水揚げもできなくなる。 2019/05/18
一般 「客引き、路上寝防止を」 ポスター配布し呼び掛け 美崎町自治公民館 石垣市美崎町で健全に競争できる環境を整えようと、美崎町自治公民館(平得修館長)の役員や地域住民、中山義隆市長、市議、八重山警察署員ら約40人が16日夜、町内を巡回し、客引きや路上寝込み防止を呼び掛けるポスター配布、主要箇所への掲示などを行い、協力を呼び掛けた。 2019/05/18
一般 自立、共生、多様性を 「沖縄の心」で知事 玉城デニー知事は17日の定例記者会見で「沖縄の心」について問われ「ウヤファーフジ(先祖)から受け継いだチムググル(思いやり)、自立と共生と多様性の考え方を尊重し、誰もが互いに助け合い、誰もが取り残されることなく幸せになる理念を実現したいというのが沖縄の心ではないか」と述べた。 私心なく奉仕をするのがウチナーンチュの共通のアイデンティティーだと指摘。「我々、責任世代はチムググルをしっかり伝えてい… 2019/05/18
一般 【青年弁論大会】日本民族にとっての沖縄 国民同胞感と祖国防衛の精神の恢復(かいふく)を目指して 沖縄県祖国復帰47周年記念靖国集会 青年弁論大会 [優勝]神谷 龍 そもそも自分は日本人なのか、沖縄人なのか。日本民族とは別の「琉球民族としてのアイデンティティー」を強調し始めた基地反対運動と、「いつの時代も沖縄は日本に巻き込まれ、利用されてきた」という被害者の視点から語られる歴史教育がこの問いを生み、私の頭を悩ませました。 その中にあって、確固たる自分のアイデンティティーを求めて学び始めたの… 2019/05/18
一般 「安全に近道なし」 電気事業者が衛生大会 八重山の電気事業者で構成される八重山地区電気事業安全衛生連絡会議(田場振英議長)は16日、おきでん八重山ビルで第35回八重山地区電気事業安全衛生大会を開いた。このほど梅雨入りし、本格化する台風シーズンを前に、安全作業の徹底や熱中症対策、作業員同士の声掛けの実施などを確認した。 八重山労働基準監督署の梅澤栄署長は「電気事業は死亡災害につながる現場。災害を減らし、どう防止するかを考え、引き締めの機… 2019/05/18
一般 きょう創立123年 夢いっぱいの学校目指す 宮良小 石垣市立宮良小学校(仲間一史校長、全児童134人)が17日、創立123年の記念日を迎えた。15日には草刈りで「宮良123」と表された運動場に全児童・全職員が集まり、ドローンを使って上空から記念撮影。16日には全児童が朝会で学校の歴史を学び、昼食時にカップケーキで一足早い記念日を祝った。 2019/05/17
一般 「沖縄を世界の財産に」 JTA丸川社長、退任で思い 日本トランスオーシャン航空(JTA)の代表取締役を退く丸川潔社長が14日午後、退任あいさつのため八重山日報社を訪れ、入社時から現職に至る経緯を振り返りつつ、思いを話した。 丸川社長は1985年に日本航空(JAL)に入社。4か月後にはJAL123便墜落事故が起こる。「安全に関わる十字架を背負っている。残酷なまでに会社の責任を痛感した」と振り返る。「現場を知らない人はどうしても危機感が薄れやすい」… 2019/05/16