暮らし 自殺者 増加の可能性も 8月3件 コロナ禍リスクに 八重山地区 八重山地区で今年に入り、8月までの自殺者数が7人になり、昨年1年間と同数になったことが八重山保健所のまとめで分かった。8月だけで3件の自殺が発生しており、同保健所は「例年より自殺者数が増加する可能性がある」と懸念している。自殺者数は全国的に7月から増加傾向にあり、感染が拡大する新型コロナウイルスの影響を指摘する声も上がる。著名な芸能人の自殺と見られる死も相次ぎ、社会問題化の兆しも見えている。 2020/10/01
暮らし VERA存続に前向き 文科相来島、高校生と面会 萩生田光一文部科学相が29日石垣入りし、予算削減で来年度以降の存続が危ぶまれている国立天文台のVERA(ベラ)石垣島観測局を視察した。同観測局の存続を求める八重山高校生徒の有志「ベラジニア」のメンバー6人とも面会した。このあと訪問した石垣島天文台で萩生田氏は「八重山高校の生徒から存続に向けた要望を頂いた。最南端のこの施設が、さらに大きな役割を果たせるよう、文科省としてもしっかりサポートしたい」と… 2020/09/30
暮らし 狂犬病予防注射に協力を 昨年度ようやく50%超 石垣市 石垣市は県獣医師会の協力の下、27日から約2週間、犬の狂犬病予防集合注射を開始した。狂犬病予防法では犬の飼い主に対し予防注射の義務を定めるが、市の予防注射実績は昨年度50・4%と、過去70%超の全国平均を大きく下回っている。 2020/09/28
暮らし 困難乗り越え出荷にめど 順調に成長するクルマエビ 竹富島 新型コロナ感染拡大を受けて出荷が大幅に滞るなど影響を受けていた竹富島特産品のクルマエビだが、需要が高まる冬の出荷に向けての準備が進んでいる。ユーグレナ竹富エビ養殖株式会社(新田長男代表取締役)では、稚エビが順調に成長するなど今後の出荷にめどがたち、関係者らを安堵させている。 2020/09/27
暮らし 事前申請なく制服選択 八重農、性的少数者に配慮 八重山農林高校(山城聡校長)は10月12日から、指定の範囲内で自由に制服を選択・着用できる「制服選択制」を導入すると決めた。申請書類等の事前申請を不要とし「申請すること自体が苦しい生徒もいるはずなので、それを解消したい」(山城篤教頭)と、LGBT(性的少数者)に配慮した。 2020/09/26
暮らし 川田カメさんに頌状 石垣市 家族に囲まれ100歳祝う 社会福祉法人希望が丘ケアハウスばすきなよお(宮良榮子理事長)=白保=に入所する川田カメさん=石垣市平久保=の100歳を記念した祝賀会が25日開かれ、親戚ら約20人が集まって長寿を祝った。中山義隆市長が内閣総理大臣、県知事、石垣市長からの頌状や記念品を贈った。 2020/09/26
暮らし ツルヒヨドリ早期防除 バンナ公園 環境省、石垣市など連携 特定外来生物「ツルヒヨドリ」の拡散を早期に防除しようと、環境省石垣自然保護官事務所、石垣市、県立バンナ公園管理事務所の職員らが24日、島内生息地であるバンナ公園で駆除作業を行なった。 2020/09/25
暮らし コロナ入院54日ぶりゼロ 集団感染で一時2桁に 八重山病院 石垣市の県立八重山病院に入院する新型コロナウイルス感染者が54日ぶりにゼロ人になったことが分かった。7月下旬に石垣市のキャバクラ、西表島(竹富町)でのバーベキュー(BBQ)で集団感染が相次いで起きて一時は1日当たり10人を超えたが、8月下旬に発生した石垣市のホテルでのクラスター(感染者集団)が落ち着いてから減少傾向をたどっていた。 2020/09/24
暮らし マスク装着 使い分け 観光客「『密』以外は外す」 竹富島ルポ シルバーウイーク3日目の21日、竹富町の各島にも多くの観光客が訪れた。新型コロナウイルス感染症で地元住民の気にするのは来島者のマスク装着の有無。実態はどうなのか。確かめてみようと竹富島を歩いた。 2020/09/22
暮らし 開拓の偉業を後世に 入植70周年記念碑を除幕 星野公民館 石垣市の星野自治公民館(平良雅樹館長)は20日、入植70周年記念事業の一環としてことし3月に建立した新たな入植記念碑の除幕式を同地域で行なった。新型コロナ感染防止のため、大宜見先遣隊の遺族や同館歴代館長、現役員ら約30人のみが出席。開拓者に黙とうと献花で敬意を表し、集落のますますの繁栄を願った。 2020/09/21
暮らし 足場板設置で擬木改善 玉取崎展望台 男児転落受け市 石垣市都市建設課は今月5日、伊原間の玉取崎展望台に観光で家族とともに訪れた3歳男児が擬木園路から誤って転落した件で、12日までに擬木の下部に板を取り付けるなど、改善策をした。 2020/09/19
暮らし ごみの県外輸送計画見直し 事業費高騰、施設改良に遅れも 石垣市 石垣市は一般廃棄物最終処分場の延命化に向け、ごみを掘り起こし、民間業者に委託して県外に輸送する計画を見直す方針を固めた。ごみを焼却するクリーンセンターの基幹改良工事が遅れる見通しとなったこともあり、ごみの搬入量が当初の予想を上回り、事業費が高騰した。16日の市議会一般質問で中山義隆市長は「できるだけ財政負担がかからない形で延命化する必要がある」と述べ、処分場の延命化に向け、新たな方策を再検討する… 2020/09/17
暮らし ICT環境で整備指針 部活動指導員、改善検討 市議会一般質問 石垣市議会(平良秀之議長)9月定例会は一般質問3日目の16日、石川勇作、花谷史郎、我喜屋隆次、石垣亨、井上美智子の5氏が登壇した。市教育委員会の天久朝市教育部長は、文部科学省が児童生徒に1人1台のタブレット端末を配布する「GIGA(ギガ)スクール構想」実現に向け、年度末までにICT環境整備指針を策定する方針を示した。 2020/09/17
暮らし 西表ルール 全町に拡大 チップ装着、登録促す 竹富町ねこ条例 竹富町は西表島の国天然記念物イリオモテヤマネコの保護を目的に島内の飼い猫を管理する「町ねこ飼養条例」の西表ルールの一部を全町の島々にも適用させる検討を始めた。猫にマイクロチップを埋め込み、町への登録を促す。条例改正案を町議会12月定例会に出す考えだ。 2020/09/17
暮らし 竹富、黒島にコロナ外来 竹富町 島内受診可能に 竹富町は町立竹富、黒島両診療所に新型コロナウイルス感染の疑いのある町民を診察する専門外来を付設する。事業費7600万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を15日開会の町議会9月定例会に出した。 2020/09/16
暮らし 「事前説明なく遺憾」 石垣市 陸自ゲート新設で批判 石垣島平得大俣地区で進む陸上自衛隊駐屯地建設計画で、開南地区に面した県道87号線沿いにゲートが新設されることを受け、石垣市が「事前説明がなく、報道を通じて知ることとなり、大変遺憾」と批判する文書を防衛省沖縄防衛局に送付していたことが分かった。中山義隆市長は14日の市議会一般質問で「駐屯地建設は周辺住民、あわせて市民の理解を得なければならない。説明会などで詳しい説明をするよう申し入れた」と述べた。 2020/09/15
暮らし バイオ燃料で定期船運航 YKF、ユーグレナ試験航行 八重山観光フェリー(YKF、石垣市)とユーグレナ(本社東京)は10日、ユーグレナの製造するバイオディーゼル燃料で定期船を運航する試験航行を始めた。同燃料で船を走らせるのは初めてという。 2020/09/11
暮らし 救急医療週間始まる 「感染防止に万全を」石垣市 9日の救急の日にちなみ、石垣市消防本部(新城剛消防長)は8日、同本部で「救急の日」及び「救急医療週間」の出発式を開いた。同週間は8日から14日まで。式では新型コロナ感染拡大防止の観点から消防長あいさつのみを行い、同本部職員約30人が参加した。 2020/09/09
暮らし 防災ラジオ、要支援者に貸与へ 「共助」体制構築目指す 石垣市 石垣市は、災害発生時の避難に支援が必要な高齢者や障害者などの要支援者を対象に、防災無線の情報を伝える「防災ラジオ」を無償貸与する方向で準備を進めている。支援活動に当たる公民館関係者にも防災ラジオを渡し、地域で助け合う仕組みづくりの構築を目指す。開会中の市議会9月定例会に上程した一般会計補正予算案に、事業費1100万円を盛り込んだ。 2020/09/09
暮らし コロナ対策、交付金で25事業 児童生徒へタブレット配布も 石垣市 石垣市は開会中の市議会9月定例会に、地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス対策25事業を盛り込んだ一般会計補正予算を上程している。小中学生に1人1台のタブレット端末を配布する国の「GiGA(ギガ)スクール構想」推進事業や「新しい生活様式」のモデルとなるイベントとして石垣島まつりを開催するための費用などが盛り込まれた。25事業の総額は約4億8000万円。 2020/09/07