行政 石垣市は臨時休校せず 感染者なく「共働き多い」 新型肺炎 新型コロナウイルス感染防止のため、安倍晋三首相が全国の小中高校などを3月2日から臨時休校にするよう要請したことを受け、石垣市の中山義隆市長と市教育委員会の石垣安志教育長は28日、市教委で記者会見し、市立小中学校は臨時休校しないと発表した。「感染者が出ていない」「通勤や通学での流入人口がない」などの市の実情にかんがみ、予防対策を施した上で、授業を続行する。竹富町、与那国町も臨時休校しない。 ただ… 2020/02/29
行政 市有地売却、与党単独で可決 野党退席 来月2日結論 市議会特別委 石垣市議会の「平得大俣地域への陸上自衛隊駐屯地配備に関する特別委員会」(長山家康委員長、10人)が27日、市役所で開かれ、駐屯地建設予定地の市有地を沖縄防衛局に売却する議案を審議。野党が退席する中、与党単独の全会一致で可決した。議案は3月2日の本会議でも採決され、最終的な結論が出る。 議案は平得大俣の市有地約13.6ヘクタール(9筆)を沖縄防衛局に売却する同意を議会に求める内容で、売却額は約4… 2020/02/28
行政 県イベント 中止・延期へ 休校、きょう各教委と調整 新型肺炎 県は27日夜、危機管理体制本部会議(本部長・玉城デニー知事)で肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染症の基本方針を策定した。患者増加を抑えて社会や経済への影響を最小限にするため、県主催のイベントは来月15日まで原則中止また延期する。県内企業に発熱のある職員の休暇取得勧奨、テレワーク・時差出勤の推進などを呼び掛ける。 基本方針は国の方針を受けて策定。高齢者施設への対策強化の周知を徹底し、公共交通… 2020/02/28
行政 豚熱、県内で6例目 うるま市1千頭殺処分 県は26日未明、県内で6例目となる豚熱(CSF・豚コレラ)の疑似患畜が確認されたと発表した。同日深夜零時に幹部らを招集し、玉城デニー知事を本部長とした県特定家畜伝染病防疫対策本部会議を開催した。患畜が確認されたのは県内5例目の移動制限区域内にあり、監視対象となっていたうるま市の農場で、飼育頭数は1039頭。農林水産部の長嶺豊部長は同日午後に県議会で「殺処分の対象となる」と述べた。 2020/02/27
行政 談合の可能性を指摘 万国津梁会議、業者選定 県議会一般質問、自民 県議会(新里米吉議長)は26日、2月定例会の一般質問1日目を開き、島袋大氏(自民)、末松文信氏(同)、具志堅透氏(同)、仲田弘毅氏(同)、座波一氏(同)、中川京貴氏(同)が玉城県政をただした。 島袋氏は県の「万国津梁会議」の設置支援業務に関し、業務を委託する企業の選定で談合があった可能性を指摘。県職員が受注業者である山形県の法人に対し情報を漏洩した疑いがあると追及した。県に調査を求め、公正取引… 2020/02/27
行政 韓国客7割、中国客3割減 県1月観光客 訪日自粛と新型肺炎で 県は25日、1月の入域観光客数が72万7800人で、前年同月比で2万5700人(3.4%)減になったと発表した。1月では過去2番目の入域観光客数になったものの、日韓関係悪化による韓国客の訪日自粛と新型コロナウイルスの感染拡大による中国客キャンセルの影響で、外国客は前年同月比で約3万6300人(15.8%)減の19万3500人にとどまった。 県は、目標である年間入域観光客数1000万人の達成は「… 2020/02/26
行政 新庁舎へ「今が始まり」 仮設庁舎で業務開始 竹富町 竹富町役場は、新庁舎建設に伴う仮設庁舎への移転を完了し、25日、仮設庁舎の供用を開始した。午前9時、仮設庁舎業務開始式があり、西大舛髙旬町長は「まさに偉大な事業を成し遂げられた」と感謝し、「今が始まり。本格的な庁舎が作られるわけだが、まさに大きな山が動いた。ひとえに町民のご理解と職員の懸命な努力の賜物」と強調した。 式は各課長らが参列。西大舛町長、前鹿川研一副町長、仲田森和教育長の3人が、塩と… 2020/02/26
行政 25日から〝供用開始〟 仮庁舎へ引越し進む 各課直通番号も設置 竹富町 竹富町役場は22日からの3連休を使い、新庁舎建設に伴う現庁舎から仮庁舎へ移転する。仮庁舎の供用開始は25日。現庁舎の向かい側に建設された仮庁舎への引っ越しや書類などの整理は24日までに済ませ、業務開始に向け準備を進める。 仮庁舎では各課の「直通番号」が新たに設置。代表番号と郵便送付先住所は従来通り。 移転に伴う電話回線工事により、FAXは24日午後5時まで、通話は22日の午後4時から午後5時… 2020/02/22
行政 新型肺炎「経済の影響最小限に」 中山市長が施政方針 子の貧困対策で基金 石垣市の中山義隆市長は市議会3月定例会初日の21日、2020年度施政方針演説をした。中国を中心に、炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大していることについて「海外航空便の運休やクルーズ船のキャンセルなど、観光面で影響が出始めている。今後、国や県と連携し、あらゆる対策を講じ、経済への影響を最小限にとどめるよう努力する」と強調した。子どもの貧困対策に向け「石垣市ばんちゃぬふぁー未来応援基金」を… 2020/02/22
行政 市有地の売却議案を上程 来月2日採決、野党反発 石垣陸自配備 石垣市は21日開会した市議会3月定例会で、石垣島への陸上自衛隊配備計画予定地となっている平得大俣の市有地を防衛省に売却する議案を上程した。議案は27日に「平得大俣地域への陸上自衛隊駐屯地配備に関する特別委員会」(長山家康委員長)で審議され、3月2日の本会議で採決される。野党は反発し、日程の見直しを求める動議を提案したが、多数を占める与党に否決された。 2020/02/22
行政 県内3人目、80代男性 2日連続の感染発表 新型肺炎 玉城デニー知事は20日、新たに80代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと公表した。男性は同県豊見城市在住で職業は農業。肺炎と診断され、糖尿病などの基礎疾患があるという。県内では既に、いずれもタクシー運転手の60代男女の感染が確認されており、感染者の発表は2日連続で3人目。 県によると、80代男性は豊見城氏在住の1人暮らしで中国渡航歴はない。糖尿病などの基礎疾患がある。 那覇に1日寄港した… 2020/02/21
行政 辺野古「県は二重基準」 自民、設計変更巡り批判 県議会代表質問 米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、県が辺野古沿岸の軟弱地盤改良に向けた防衛省の設計変更申請を認めない構えを示していることに対し、20日、自民党から批判の声が上がった。県の新石垣空港建設工事と比較し「行政の二重基準だ」と指摘した。防衛省は、来月にも県に設計変更を申請する方針を固めている。 この日始まった県議会代表質問に座喜味一幸氏が登壇。新石垣空港建設工事で滑走路予定地の下に空洞が発見された際… 2020/02/21
行政 感染防止「早急に対策を」 観光関係者が県に要請 新型肺炎 沖縄ツーリズム産業団体協議会(会長・下地芳郎OCVB会長)の代表者8人は19日午後、県庁に玉城デニー知事を訪れ、新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた取り組みとして▽感染拡大防止策の強化▽正確な情報発信▽企業に対する経営支援、雇用対策助成の拡充―を要請した。 県民に日常生活の中でのマスク着用やうがいなど、予防策の励行の徹底や、感染者発症時の正確なガイドラインの提示、観光客減に伴う県内中小企業へ… 2020/02/20
行政 特定検診受診を呼び掛け 受診率向上キャンペーン 沖縄県、県保健者協議会、県医師会は17日、40歳~74歳の特定検診の受診促進に向けた啓蒙活動(キャンペーン)を県立八重山病院(篠﨑裕子病院長)で開始した。八重山病院に通院する内科患者を対象に、診察室内において担当医師から特定検診の案内を行うほか、外来待合スペースに特設ブースを設置し、医療機関の紹介など石垣市の職員が対応する。28日まで。 この日、県保健医療部国民健康保険課の糸洲京子主査が八重山… 2020/02/18
行政 県、コールセンター設置へ 感染症予防対策呼び掛け 新型肺炎 玉城デニー知事は14日の定例記者会見で、中国で感染が拡大している新型コロナウイルスによる感染症の予防対策を呼び掛けた。 県は、手洗いやせきの症状がある人のマスク着用などの感染防止策徹底を求める。 37.5度以上の発熱やせきの症状があり、発症前の2週間以内に中国湖北省や浙江省に滞在した人と長時間一緒に過ごした人は、最寄りの保健所へ電話し相談するよう求めている。八重山地域では、八重山保健所℡(0… 2020/02/15
行政 辺野古「危険除去にならず」 日米に3者協議要求 知事、県議会で所信表明 玉城デニー知事は県議会2月定例会が開会した13日、県政運営に当たっての所信を表明した。米軍普天間飛行場の辺野古移設に関し、政府が公表した工期や総工費が当初の見通しを上回ったことを指摘し「普天間飛行場の一日も早い危険性の除去にはつながらないことが明確になった。辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全身全霊で県民の思いに応える」と強調した。 移設阻止に向け、法令に基づく権限の行使、全国… 2020/02/14
行政 実行委で改定版議論 観光推進ロードマップ提示予定 観光目標達成のための工程表「沖縄観光推進ロードマップ」の改定案を議論する観光戦略実行会議が7日午後、県庁で開かれた。県は第5次沖縄県観光振興基本計画を基に、観光収入1兆1千億円、入域観光客数1200万人を目標に施策を進めており、これに向けて、各種施策を円滑に進めるため、ロードマップの改定案が議論された。 会議では委員の下地芳郎OCVB会長が、沖縄都市モノレールの延伸区画の整備と、首里城再建計画… 2020/02/13
行政 臨時職員の処遇改善へ 市町村 「会計年度任用職員」導入 全国の市町村で、2020年度から「会計年度任用職員」制度が導入され、従来の臨時・非常勤職員の多くが新たな雇用制度に移行する。石垣市は10日から、来年度の会計年度任用職員の募集を始めており、給与や休暇などで従来の臨時・非常勤職員より「処遇が改善される」とアピールしている。 会計年度任用職員は、1年度内(4月1日から翌3月31日まで)で勤務する一般職非常勤の地方公務員。石垣市の場合、給与は月額13… 2020/02/12
行政 陸自配備「工事順調」 建設土木委が現場視察 石垣市議会 石垣市議会の建設土木委員会(我喜屋隆次委員長)は10日、平得大俣地区で進む陸上自衛隊の駐屯地建設予定地を視察した。陸自配備計画で市議会の現場視察は初めて。市議6人が参加し、視察後、報道陣の取材に「計画は順調に進んでいると感じた」(友寄永三副委員長)などと話した。 平得大俣地区の旧ゴルフ場では用地造成工事が進んでいる。市議はワゴン車で現地に入り、報道陣の同行は認められなかった。現地では沖縄防衛局… 2020/02/11
行政 旧空港に暫定ヘリポート 急患輸送で県が検討へ 宮古、八重山の首長らで構成する美ぎ島美しゃ市町村会(会長・中山義隆石垣市長)のメンバー5人が10日午後、県庁に玉城デニー知事を訪ね、急患搬送ヘリの新たなヘリポートを県立八重山病院に隣接する場所に設置するよう要請した。謝花喜一郎副知事は、同病院の南側に位置する旧空港滑走路跡地で暫定ヘリポートを整備する案を検討すると明らかにした。 暫定ヘリポートの設置案は急患輸送ヘリを運用する海上保安庁が検討して… 2020/02/11