行政 美ら島を未来の世代へ 県民育樹行事に児童参加 県は7日、今年12月に開催する第43回全国育樹祭を記念し、県民育樹行事を石垣青少年の家で開催した。新川、大浜、八島、宮良の4小学校から約20人の児童らが参加し、敷地内に植えられたヤシの木とコクタンの根元に固形肥料を埋めた。その後、木製のプランターを計20セット作成し、一校に5セットずつ持ち帰った。 育樹行事は木を育てる活動を通し、継続して森を守り、次世代に引き継ぐことを目的に実施された。第43… 2019/08/08
行政 21年9月の再開目指す 不定期チャーターで自由度確保 石垣―波照間航空路線 2008年11月以降運休状態が続いている石垣―波照間航空路線運航の早期再開を目指す竹富町は6日午後、航空運送事業準備会社の㈱スカイサンタアビエーション(佐和田寿代表取締役社長)と路線復活に向けた包括的連携協定を締結し、21年9月に運用の自由度が高い不定期チャーターによる路線再開を目指すと発表した。22年9月には西表島など、空港のない地域での運航も視野に入れる。 2019/08/07
行政 玉城知事、現状を確認 与那国視察2日目 港や製氷施設など 2日から与那国町を視察している玉城デニー知事は3日午前、久部良漁港と町漁業協同組合を視察し、担当者と嵩西茂則代表理事組合長から新設される浮桟橋などの説明を受け、築40年以上で老朽化が進む製氷施設の現状を確認した。嵩西組合長は故障が相次ぐ製氷機械について、「早急に対応をお願いしたい」と訴えた。 嵩西組合長は2日の意見交換会で「氷は法事、葬儀、各イベントなど、島全体の祭祀・行事にも提供している」、… 2019/08/04
行政 最新計測で台帳作成 石垣島のみちづくり基本計画 石垣市は7月26日から、「縦10号線道路台帳作成業務」のため、最新計測技術のモービルマッピングシステム(MMS)による測量を行っている。 MMSは、衛星測位システム(GNSS)アンテナやレーザースキャナー、全周囲カメラなどを車両に搭載して、走行しながら道路や周辺の建物などの道路空間情報を把握し、詳細な道路3次元基盤データを整備することが可能な移動計測装置。 交通規制や人員配置が不要で現地作業… 2019/08/03
行政 知事「漁民の安全、国に要請」 尖閣海域監視強化を 与那国町漁業協 与那国町漁業協同組合の嵩西茂則代表理事組合長は2日午後、与那国町視察に訪れている玉城デニー知事との意見交換会で、「尖閣諸島周辺海域の監視体制強化と先島近辺での漁船安全操業に向けた財政の強化」などを訴えた。玉城知事は「ここは国境離島。今日は自衛隊の基地を視察し、海保とも意見交換した。漁民の方の安心、安全を確保するよう、国に重ねて要請する」と述べた。 2019/08/03
行政 スマホで八重山旅行可能に 内閣府が事業決定通知書 内閣府沖縄総合事務局は1日、地域の交通課題解決に向けた「新モビリティサービス推進事業」の先行モデルとして選定された八重山MaaS(マス)事業連携体に事業交付決定通知書を交付した=写真。 八重山MaaS(マス)事業はスマートフォンを使い、ワンストップで多様な交通手段の予約・販売などを可能とする内容。実証実験が11月から翌年2月まで行われる。 八重山MaaS事業連携体は、JTB沖縄、沖縄セルラー… 2019/08/03
行政 ゆいレール3両化で要請 菅氏、知事に支援の意向強調 玉城デニー知事は1日、官邸で菅義偉官房長官と会い、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の輸送力増強に向け、3両編成化の予算確保を要請した。菅氏は「国としてもしっかりバックアップしていきたい」と応じた。県は今年度、車両基地候補地を選定し、概略設計に着手する予定で、3両化車両の発注やホームドアの改修を経て、2022年度に最初の車両完成を目指す。 国は3両編成化を支援するため、来年度概算要求でハード交付… 2019/08/02
行政 官民一体で登録推進 JTA職員が世界遺産室配属 竹富町 官民一体となって世界自然遺産登録の推進を図ろうと、竹富町は1日、「竹富町と日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA)との派遣研修に関する協定」に基づき、JTA八重山営業所(黒島勝所長)の高安壮太さん(38)を町世界遺産推進室に配属する辞令を交付した。期間は来年の7月31日までの1年間。 同日午後、町役場町長室で交付式が開かれ、西大舛髙旬町長は「JTAと連携しつつ前に進めたい。結果が出るものと… 2019/08/02
行政 急患輸送3000回で謝恩会 海保、離島住民の命守る決意新たに 沖縄県離島振興協議会(会長・外間守吉与那国町長)は1日夜、石垣市内のホテルで、第11管区海上保安本部が2月末に緊急患者空輸3000回を達成したことの謝恩会を開催した。同本部の石垣航空基地は離島で発生した急患の搬送を担っており、玉城デニー知事と外間会長から平原文基石垣航空基地長に感謝状が手渡された。 2019/08/02
行政 納期内納付率、過去最高89% 自動車税、30日まで滞納整理 県八重山事務所県税課は7月31日、2019年度自動車税の納期内納付率が過去最高の89.3%(前年度比0.3ポイント増)だったと発表した。広報体制の強化や納税意識の向上が要因とみられる。県は7月22日から8月30日までを自動車税滞納整理強化月間と位置づけ、催告や差し押さえなどを実施しており、滞納一層に向けた協力を呼び掛けている。 2019/08/01
行政 ベトナム総領事、知事表敬 国際IT見本市や直行便に関心 福岡ベトナム総領事のヴー・ビン氏は26日午前、県庁に玉城デニー知事を表敬訪問した。着任のあいさつで訪問し、観光分野などでの連携強化を求めた。 玉城知事は、沖縄が観光とIT分野に力を入れているとアピール。来年2月に宜野湾市で開催される国際IT見本市にベトナムからも企業などが参加するよう求めた。今年6月にベトナムからの臨時チャーター便を受入れたと強調。「直行便があれば、相互交流ができる」と述べ、ベ… 2019/07/31
行政 観光案内人条例制定へ 9月議会上程目標に 竹富町 第3回「竹富町観光案内人条例(仮称)」制定検討委員会(上妻毅委員長)が30日午後、竹富町役場2階ホールで開かれた。検討委員会は今回で最後。委員会は事務局と町への申し送り事項をまとめ、今後はガイドの認可要件等を定める免許制などを重要事項とし、草案の作成等を担うワーキンググループを設置する方針。条例は2020年4月の施行を目指し、大浜知司町世界遺産推進室長は「残された課題に取り組み、9月議会の上程を… 2019/07/31
行政 住民投票巡り平行線 「求める会」が市長と面談 石垣島への陸上自衛隊配備計画の是非を問う住民投票の実施を目指す「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表らメンバー9人が29日、市役所を訪れ、中山義隆市長と面談した。自治基本条例に基づき、市には住民投票を実施する義務があるとする金城代表らに対し、中山市長は「議会が否決したので実施できない」と説明し、両者の主張は平行線をたどった。 2019/07/30
行政 死亡事故、全て未加盟業者 市に条例制定を要請 マリンレジャー 6月末までにマリンレジャー死亡事故を出した業者全てが八重山ダイビング協会未加盟だったことを受け、同協会の安谷屋正和会長と(一社)石垣市観光交流協会の大松宏昭会長が26日午前、市役所に中山義隆市長を訪れ、条例でマリン事業を「許認可制」にするなど、早急な対応を要請した。 2019/07/27
行政 21世紀ビジョンを総点検 基盤整備部会が初会合 2021年度で期限を迎える沖縄21世紀ビジョン基本計画の総点検を行う県振興審議会の第1回基盤整備部会(部会長・有住康則琉大名誉教授)が26日午後、那覇市内のホテルで開かれた。インフラ整備、防災、物流、駐留軍用地の跡地開発の進ちょくや課題をテーマに11月まで毎月1回ずつ、計5回の会合を開く。 26日の第1回部会では、沖縄振興の現状と課題について議論。委員の1人で沖縄都市モノレールの美里義雅社長は… 2019/07/27
行政 児童虐待防止を協議 万国津梁会議の部会初会合 有識者が県政の課題を議論する「万国津梁会議」は25日午後、那覇市内のホテルで、児童虐待について話し合う部会の初会合を開催した。玉城デニー知事は「児童虐待防止条例(仮称)」の年度内制定を目指している。初会合では、沖縄国際大の比嘉昌哉教授が委員長に選任された。 初会合では、子どもの権利を守るための学校への弁護士派遣、児童虐待と関連性が高いとされる若年出産の支援体制強化などを求める声が上がった。 … 2019/07/26
行政 高良氏に当選証書付与 「平和の一議席受け継いだ」 参院選 沖縄県選挙管理委員会の当山尚幸委員長は24日午前、21日に投開票された参院選沖縄選挙区で当選した高良鉄美氏(65)に当選証書を手渡した。高良氏は集まった支持者を前に「平和の一議席を受け継ぐことができた。沖縄の諸問題に取り組む覚悟を強くした」と決意表明した。 当選証書付与式のあと、報道陣に対し「身が引き締まる。国会活動で期待に答える」と強調。「基地問題を全国民に訴えたい」と誓った。 初登院は8… 2019/07/25
行政 八重山南方の大地震、想定 県庁で関係機関が訓練 津波3㍍から6㍍以上 県は23日、同日午前10時に八重山諸島南方沖で巨大地震が発生し、大津波警報が発表されたとの想定で災害対策本部を設置、運営する訓練を県庁と宮古合同庁舎で実施した。県庁内各部局や県警、陸自、空自、海保、消防、民間などの関係団体から約240人が参加し、図上訓練を行った。 2019/07/24
行政 住民増と医療施設を 市や市教委などに要請 市北部五校地区連絡協 石垣市北部五校地区連絡協議会(河上眞一会長)は23日午後、市役所を訪れ、市・市議会と教育委員会への要請書を中山義隆市長、平良秀之市議会議長、石垣安志教育長に手渡した。河上会長は平久保校区で全園児・児童が5人という現状を指摘し、「近い将来、廃校の危機に直面し、ひいては地域の衰退を招くのでは」と憂慮。「全ての問題は高齢化と過疎化から発する」として、一般公営住宅の整備による住民の増加と老人介護施設・医… 2019/07/24
行政 土砂採掘の中止要請 辺野古反対派、県は難色 沖縄平和市民連絡会の関係者らは19日、県庁を訪れ、米軍普天間飛行場の辺野古移設に必要な土砂が採掘される県北部の鉱山に県土保全条例を適用し、手続き終了まで採掘を中止させるよう県に要請した。 関係者の1人は「石灰岩以外の岩石を採取していた場合、県の所管になる」と追及した。 県の担当者は「鉱業法の許可を受けた行為は、県土保全条例の対象にならない」と指摘し、鉱山の採掘は国の専権事項で、県の担当外であ… 2019/07/20