行政 波照間空港めど立たず 上原排水事業は不採択 竹富町議会一般質問 2018年第4回竹富町議会(新田長男議長)12月定例会の一般質問2日目が12日、同議場で開かれ、三盛克美、渡久山康秀、加屋本真一、山下義雄の4氏が登壇した。波照間空港の再開は、民間企業が航空機を活用し運用する計画だが、再開のめどは立っていない。県の上原地区農業集落排水事業は地域の同意率が85%となったが、採択基準が変更されたため不採択となった。 2018/12/13
行政 県民投票反対意見書を可決 宮古島市議会 宮古島市議会は12日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票の実施に反対する意見書を、賛成多数で可決した。県内では石垣と宜野湾の両市議会も、同様の意見書を可決している。 意見書は、9月の県知事選で(移設反対の)玉城デニー知事が当選したことで既に県民の意思は示されており、再度の意思の確認は必要ないと指摘した。 市議会の総務財政委員会は10日、12月補正予算案から県民投票に関連す… 2018/12/13
行政 支所 現地建て替え 新庁舎基金の適用可能 宿泊施設・町民会館整備へ 竹富町議会 11日の竹富町議会で町執行部は、新庁舎建設に伴う石垣支所について、現庁舎を解体し、現地で建て替える方針を初めて示した。石垣支所建設費に新庁舎建設基金を適用することは可能。今後、要請のあった簡易宿泊施設、町民会館ホールなどを整備する方向で仕様書を作成し、プロポーザル方式(公募型企画提案)で入札を行う予定。大久研一氏への答弁。 2018/12/12
行政 民間桟橋「使用制限難しい 辺野古土砂搬出で県 県議会一般質問 県議会(新里米吉議長)は11月定例会の一般質問3日目の10日、金城泰邦氏(公明)、大城憲幸氏(維新の会)、當間盛夫氏(同)、(共産党)、瀬長美佐雄氏(同)、仲宗根悟氏(社民・社大・結)、次呂久成崇氏(同)が登壇した。米軍普天間飛行場の辺野古移設に向け、沖縄防衛局が琉球セメント所有の桟橋を利用して土砂を搬出していることについて、土木建築部の上原国定部長は「県が使用を制限することは難しい」と述べ、今… 2018/12/11
行政 県「環境アセス適用されず」 陸自配備、年度内着工なら 県議会一般質問 県議会(新里米吉議長)11月定例会の一般質問3日目の10日、石垣市区選出の次呂久成崇氏(社民・社大・結連合)が登壇した。石垣島への陸上自衛隊配備計画で県当局は、沖縄防衛局が来年3月までに駐屯地建設工事に着手した場合、厳格化された県環境影響評価(アセス)条例の手続きは適用されないと明言した。 県は条例改正で、大型事業に対する環境アセスの手続きを厳格化したが、今年度末の来年3月までに着工した工事は… 2018/12/11
行政 県民投票削除の予算可決 宮古島市議会委 宮古島市議会の総務財政委員会は10日、12月補正予算案から米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票に関連する部分を削除した予算案を、賛成多数で可決した。委員長が18日の本会議に報告し、再び採決する。 県民投票は来年2月24日に投開票予定だが、県内の一部自治体は投開票事務への協力を保留しているため、全市町村で実施できるかどうかは不透明となっている。 2018/12/11
行政 市議会委が投票予算案否決 うるま市 うるま市議会企画総務常任委員会は7日、辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う来年2月の県民投票に関する補正予算案を賛成少数で否決した。 市議会事務局によると、委員長が20日の本会議で報告し、異議があれば採決を行う見通し。 県内の自治体の一部は投開票事務への協力を保留しており、全市町村で実施できるかどうかが課題となっている。 県の池田竹州知事公室長は7日の県議会で改めて全市町村での投票実施… 2018/12/08
行政 県、是正要求を想定 県民投票拒否の市町村に 県議会一般質問 県議会(新里米吉議長)は7日、11月定例会の一般質問が開かれ、山川典二氏(自民党)、末松文信氏(同)、大浜一郎氏(同)、座喜味一幸氏(同)、照屋守之氏(同)、金城勉氏(公明党)、上原章氏(同)が登壇した。来年2月24日に実施される「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」を問う県民投票を実施しない市町村に対し、県の池田竹洲知事公室長は、地方自治法に基づく是正要求を行うことが「想定される」と述べた。金… 2018/12/08
行政 防災ヘリ「本島に配備」 離島急患、従来枠組みで 県議会一般質問 開会中の県議会(新里米吉議長)11月定例会で一般質問2日目の7日、石垣市区選出の大浜一郎氏(自民)が登壇した。県が導入を検討する消防防災ヘリコプターについて池田竹洲知事公室長は、導入が実現した場合、沖縄本島に配備する考えを示し「災害時には出動先での給油を前提として、宮古、八重山地方、大東島地方での活動を視野に入れている」と述べた。 2018/12/08
行政 知事「沖縄は法律の例外」 野党反発で一時紛糾 県議会一般質問 県議会一般質問で7日、玉城デニー知事が米軍普天間飛行場問題に関し「沖縄は法律の例外に置かれている」と発言し、一時、紛糾した。 照屋守之氏が「わが国は法治国家だから、国の工事は法的な手続きを踏んで進んでいるのではないか」と質問。玉城知事は「民主主義は公正性と公平性が必要だが、今の沖縄は法律の例外に置かれ、民主主義の例外に置かれているような状況。今回の県民投票でしっかりと民主主義の手法による意見を… 2018/12/08
行政 〝辺野古〟狙い撃ちに批判 県土保全条例、改正検討に野党 県議会一般質問 県議会(新里米吉議長)12月定例会の一般質問が6日始まり、島袋大氏(自民党)、花城大輔氏(同)、新垣新氏(同)、中川京貴氏(同)、具志堅透氏(同)、座波一氏(同)、又吉清義氏(同)が登壇した。初日は米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止に向け、知事に工事の規制権限を与える「県土保全条例」改正を県が検討していることについて野党から「辺野古基地建設や自衛隊基地建設を狙い撃ちして阻止する目的で改正するなら、… 2018/12/07
行政 知事「乱暴なやり方」 搬入再開に憤り、対話は模索 米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、国が県の指摘を受けて一時中断していた琉球セメントの安和桟橋を利用した土砂搬入作業を5日に再開したことを受け、玉城デニー知事は同日午後、県庁で報道陣の取材に対し「手続きを一方的に解釈した乱暴なやり方だ。14日に土砂投入の期日を決め、合わせるかのようなやり方は県民の理解は得られない」と憤った。ただ「対話を持ち、協議をする糸口を模索する」とも述べ、政府との交渉を求め… 2018/12/06
行政 知事「三者協議が必要」 辺野古移設、対話要求 県議会 県議会(新里米吉議長)は5日、11月定例会の代表質問を行い、赤嶺昇氏(おきなわ)、玉城満氏(同)、玉城武光氏(日本共産)、糸洲朝則氏(公明)が質問した。玉城デニー知事は米軍普天間飛行場の辺野古移設反対の決意を問われ「司法ではなく対話によって解決策を求めることが重要」と語り、今後も政府との協議などを続ける姿勢を強調した。 琉球セメントの桟橋を使った国の搬入作業が再開されたことについて謝花喜一郎副… 2018/12/06
行政 「住民合意は不十分」 自衛隊離島配備に知事注文 県議会代表質問 県議会(新里米吉議長)は4日、11月定例会の代表質問を行い、仲田弘毅氏(自民党)、西銘啓史郎氏(同)、仲村未央氏(社民・社大・結)、亀濱玲子氏(同)、比嘉京子氏(同)が質問した。玉城デニー知事は自衛隊の離島配備計画について、県として住民合意がない中で、地域の分断を持ち込むような自衛隊の強行配備は認められないとし「現状は十分に合意が得られているとは言い難い」と非難。県として、地元の理解と協力が得ら… 2018/12/05
行政 県民投票反対の意見書可決 「危険性除去明記ない」 宜野湾市議会 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋立の賛否を問う県民投票を巡り、宜野湾市議会(上地安之議長)は4日、与党側が提出した県民投票に反対し、普天間飛行場の早期返還などを求める意見書を賛成多数で可決した。賛成15人、反対10人だった。県民投票に反対する意見書の可決は石垣市に続き2例目。市議会では県民投票の実施に伴う関連予算案も否決される見通し。 2018/12/05
行政 入所希望者の受け付け開始 那覇、16日には臨時窓口も 認可保育園 那覇市は3日、認可保育園などで4月入所の受け付けを開始した。期間は来年1月11日まで。初日は朝から多くの父母らが市役所3階のこどもみらい課窓口前に集まり、手続きを行った。 受付開始式で城間幹子市長は「待機児童の解消は市政運営の最重要課題。保育施設の増設や、潜在保育士の現場復帰を促す独自事業を実施するなど多くの施策を進めている」と強調。待機児童ゼロへ決意を示した。 2018/12/04
行政 辺野古、14日に土砂投入 普天間返還「唯一の方策」 防衛省 岩屋毅防衛相は3日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、辺野古沿岸部への土砂投入を14日に開始する方針を防衛省で記者団に表明した。これに先立ち、沖縄防衛局は3日午前から名護市安和にある民間会社の桟橋で、土砂を搬出用の船に積み込む作業を始めた。岩屋氏は「不退転の決意か」と記者団に問われ「そうだ。沖縄の負担軽減や普天間返還のための唯一の方策が辺野古移設だ」と述べた。 2018/12/04
行政 米基地内で初の研修会 小学教諭ら英語力向上図る 外務省沖縄事務所が企画 県内小学校の教員を対象とした英語研修会が11月27、28の2日間、米軍嘉手納基地内にある嘉手納エレメンタリースクールで初めて開催された。小学校での英語の教科化に向け、教諭の英語力・英語指導力の向上が目的。同事務所が米国防省教育局の協力を得て、試験的に企画・実施した。同スクールで行われている授業を参観したり、基地内のフードコートで英語を体験したり、同スクールならではの体験ができるプログラム。研修開… 2018/12/02
行政 「市民の安心を」「環境影響不安」 防衛省説明会で賛否 陸自配備計画 石垣島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省は一般市民対象の説明会を29日夜、石垣市民会館大ホールで開き、約230人が参加した。会場からは、陸自配備に対し「安全で安心できる石垣市を一日も早く築いてほしい」などと賛成意見が出る一方、環境への影響を懸念する反対意見も上がった。防衛省は来年2月にも駐屯地建設に着工する方針で、用地取得に向けた作業を進めており、一般市民対象としては着工前最後の説明会になると見ら… 2018/11/30
行政 係争処理委に審査請求 県、撤回効力停止で 辺野古移設 県は29日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、県による埋め立て承認撤回の効力を、石井啓一国土交通相が停止した決定を不服として、第三者機関「国地方係争処理委員会」へ審査を申し出る文書を発送した。 2018/11/30