特集 【里永記者の「これ聞いていいですか?」】前川喜平元文科事務次官 上 「フリムン」―。沖縄方言で「愚か者」という意味で使われることがある言葉だが、「フリムン」と呼ばれることも辞さず、ひたむきに「これ、聞いていいですか?」と取材対象に迫るのが私、八重山日報の里永雄一朗だ。フリムン里永、第3弾となる今回は、まさに「異例」の事態となった。 ■あれもこれも聞きたいが… 取材依頼、その結果は 石垣島で「教育講演会」があり、八重山日報社も堂々と後援に名を連ねている。なんと講… 2020/02/18
特集 国境離島警備に専従部隊創設 歓楽街対策「厳正に対処」 宮沢県警本部長 昨年12月25日付で沖縄県警察本部長に着任した宮沢忠孝氏が3日午後、八重山日報社へ就任あいさつで訪れ、新年度から県警本部に尖閣諸島など国境離島の警備対策として新たに150人の専従部隊を創設すると報告した。 国境離島における緊急事態対策で武装集団の不法上陸事案などへの即応能力強化が狙い。 国の2020年度予算案で約78億6500万円が計上され、県議会でも条例の改正案を提出する予定で「円滑にスタ… 2020/02/04
特集 次期市長選へ流れつくる 現職次呂久氏が出馬表明 辺野古、陸自配備を批判 県議選石垣市区 5月29日告示、6月7日投開票の県議選石垣市区(定数2)で、無所属現職の次呂久成崇氏(45)=社民、共産、社大推薦=は30日、大川公民館で記者会見し、再選を目指して出馬する意向を表明した。「次の市長選に向けた大きな流れをつくる使命がある」と述べた。「辺野古新基地、自衛隊配備と、新たな基地の過重負担が進められている」と危機感を示し、米軍普天間飛行場の辺野古移設や、石垣島への陸上自衛隊配備を批判した… 2020/01/31
特集 【日報の本棚】なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか 篠原常一郎・岩田温 著 北朝鮮の独裁政治を正当化する思想で、沖縄の知識人にも浸透していると言われる「チュチェ思想」に焦点を当てた。元日本共産党国会議員秘書の篠原常一郎氏と政治学者の岩田温氏による対談本。 チュチェ思想は「大衆を革命・建設の主人公としながら、民族の自主性を維持するために人民は絶対的権威を持つ指導者に服従しなければならない」とする考えという。 対談では、沖縄大学の名誉教授が「チュチェ思想は、沖縄闘争の思… 2020/01/21
特集 県議選、6月7日投開票 玉城知事の中間審判に 県選挙管理委員会は17日、任期満了に伴う県議選(定数48)について5月29日告示、6月7日投開票とする日程を決定した。県議会は現在、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事を支持する勢力が多数を占めており、引き続き過半数を維持できるかどうかが焦点だ。石垣市区(定数2)では現職、新人3人が出馬を決めており、他にも立候補を模索する動きがある。 県議選は2018年10月に就任した玉… 2020/01/18
特集 「民主主義のスイッチ押したい」 ウーマン村本さん、石垣で独演会 「辺野古ばかり取り上げられて石垣島のことが隠れてたので独演会しに行きます」―。お笑い芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが7日、自身のツイッターで発言した。石垣島に来島し、15日午後8時から、ゆいロードシアターで独演会「ウーマンラッシュアワー村本の独演を石垣島の映画館の中で聴く夜~内側から震える45分~」を開催する。独演会を前に、村本さんに話を聞いた。 ―石垣島で独演会を開催しようと思った… 2020/01/15
特集 沖縄一のゴルフ場に 高木氏、9月着工に期待 未来投資促進法に活路 インタビュー 八重山ゴルフ協会の高木健会長(75)は7日、八重山日報社の取材に応じ、株式会社ユニマットプレシャスが石垣市内の前勢岳周辺で計画しているゴルフ場建設について「自然と一体となったゴルフ場になる。ユニマットの高橋洋二会長の言葉を借りれば〝沖縄一のゴルフ場〟にしたい」と意気込みを示した。同協会はゴルフ場建設計画を巡り、ユニマットや市と情報交換を重ねており、9月には着工可能との見通しを改めて示した。 2020/01/08
特集 現職、新人3氏が出馬意向 市議が検討、水面下で前哨戦 来年6月に予定される県議選で、石垣市区(定数2)は、現職2人と新人1人の3人が出馬の意向を固めた。ほかに市議1人が出馬を検討しており、元職1人の名前も取り沙汰されている。水面下での前哨戦は既に始まっており、各陣営とも年明けから動きを加速させそうだ。保革が1議席ずつ分け合ってきた従来の構図が維持されるかが最大の焦点となる。 現職2人はいずれも再選を目指す。八重山日報の取材に対し、現職の次呂久成崇… 2019/12/30
特集 「沖縄の人が歴史の場に」 三島と〝決起〟夢見た琉大生 山城さん、半世紀越し初証言 「沖縄の人が日本の歴史的事件に参加することで、沖縄と本土の空隙を埋められるのでは」―。そんな思いから1970年、作家・三島由紀夫が結成した民間防衛組織「楯(たて)の会」に入り、三島との決起を夢見た琉球大の学生がいた。楯の会唯一の沖縄出身者、山城重雄さん(70)=浦添市=だ。23日までに八重山日報の取材に応じ、半世紀越しに当時の思いを初証言した。 1960年代後半、沖縄でもマルクス・レーニン主義… 2019/11/24
特集 入島料、ごみ問題などに活用 開始2カ月、協力呼び掛け 竹富島 竹富島の環境を保全しようと、9月1日から入島料の徴収がスタートして約2カ月が経過した。徴収業務に当たる一般財団法人竹富島地域自然資産財団職員の属(さっか)慎也氏に、島の現状と課題をインタビューした。 2019/11/21
特集 【インタビュー】岐路に立つ自治基本条例 石垣市の自治基本条例が岐路に立たされている。市民グループが同条例を根拠に、石垣島への陸上自衛隊配備を問う住民投票を求めて市を提訴。一方、市議会では同条例の見直しに向けた特別委員会が発足した。2009年の同条例成立時、当時の市政で中心的な役割を果たした黒島健・元副市長(72)と、同条例の問題点を訴えて全国で講演活動などを展開している村田春樹・自治基本条例に反対する市民の会会長(68)に話を聞いた。 2019/11/12
特集 【日報の本棚】教育無償化は国難突破の万能薬 下地幹郎著 「教育の完全無償化により、若い人材のレベルアップが促進され、これまでわが国の発展をもたらした長寿の先輩方を支える人材を作り上げていくことになる」と訴える著者。平良市(現・宮古島市)出身で郵政民営化・防災担当相などを歴任し、現在、日本維新の会国会議員団副代表を務める。 少子高齢化、人口減少、経済成長の鈍化、社会保障費の増大―日本が多くの難局に直面する中、著者は「教育に力を注ぎ、人材を作り上げてい… 2019/10/31
特集 【日報の本棚】横浜市が「つくる会」系を選んだ理由 今田忠彦著 「自国の歴史や文化・伝統の素晴らしさを教えないで、どうして誇りや愛着が生まれるのだろうか」―。著者は神奈川県横浜市の元教育委員長。“自虐史観”色が強いとされる従来の歴史、公民教科書に対し、育鵬社、自由社の教科書採択に立ち上がった。教職員組合や市民団体との論争の中で誹謗中傷に耐えた当事者が、歴史の証言者として「闇」に迫った一冊。 横浜市は2009年度に自由社の歴史、11年、15年に育鵬社の歴史、… 2019/10/11
特集 「近いうちに報告」 引退意向の照屋寛徳氏 今期限りで政界を引退する意向を示している照屋寛徳衆院議員(74)=沖縄2区、社民=は25日午前、那覇市内で報道陣の取材に応じ、後継候補の選定は順調に進んでいると強調し「近いうちに報告する」と述べた。 北中城村の新垣邦男村長(63)を擁立する動きについて、同氏への出馬打診は「(自身の)後援会の役員会が全会一致で決めた」と強調した。照屋議員の息子の照屋大河県議(社民・社台・結)に後継を託すことにつ… 2019/09/27
特集 高良氏に当選証書付与 「平和の一議席受け継いだ」 参院選 沖縄県選挙管理委員会の当山尚幸委員長は24日午前、21日に投開票された参院選沖縄選挙区で当選した高良鉄美氏(65)に当選証書を手渡した。高良氏は集まった支持者を前に「平和の一議席を受け継ぐことができた。沖縄の諸問題に取り組む覚悟を強くした」と決意表明した。 当選証書付与式のあと、報道陣に対し「身が引き締まる。国会活動で期待に答える」と強調。「基地問題を全国民に訴えたい」と誓った。 初登院は8… 2019/07/25
特集 憲法に自衛隊明記「反対」 辺野古反対の民意強調 高良氏インタビュー 21日に投開票された参院選に沖縄選挙区から立候補し、当選した高良鉄美氏(65)=無所属新人=は22日、那覇市内の選対事務所で、宮古、八重山の新聞社4社の合同インタビューに応じた。安倍政権が憲法を改正して自衛隊を明記する方針を掲げていることに対し「やる必要があるのか。国会で議論する」と反対する考えを改めて強調した。 2019/07/23
特集 「保守の牙城」は誤解 保革、石垣で常に接戦 21日投開票の参院選で「保守地盤」とされる石垣市、宮古島市では自民公認の安里繁信氏の得票がトップだった。ただ当選した高良鉄美氏との差が宮古島市では2360票と開いたのに対し、石垣市では8000票台で並び、479票差と肉薄された。市長選を除き、石垣市では保守系候補と革新リベラル系候補が常に接戦となっており「石垣市を保守の牙城と呼ぶのは、必ずしも実態を反映していない」と指摘する声もある。 2019/07/23
特集 「選挙戦に悔いない」 力不足と安里氏、今後は未定 落選した安里繁信氏は21日夜、那覇市内の事務所で支持者を前に「全ては私の力不足。最後までやりきった充実感と達成感はある。悔いの残らない選挙だった」と選挙戦を振り返った。今後の政治活動については「後援会や家族と向き合わないといけない。落ち着いてから最終的に判断する」と明言を避けた。 自民県連の中川京貴会長は「政策が浸透していなかった。基地問題は避けて通れなかった」と述べた。西銘順志郎選対本部長は、… 2019/07/22
特集 河野氏当選に「バンザイ」 厳しい表情の安里陣営 安里繁信氏の八重山選対事務所では21日、午後8時の投票終了と同時に相手候補の当確がテレビで伝えられ、集まった関係者が一様に厳しい表情を浮かべた。安里氏とセットで戦った比例の河野義博氏(公明)は早々に当選を決め、大浜一郎選対本部長が「バンザイしよう」と提案。沈うつなムードを吹き飛ばすようなバンザイ三唱が会場に響いた。 新しい沖縄を創る県民の会八重山連合支部長の中山義隆石垣市長は「八重山の発展、沖縄… 2019/07/22
特集 高良氏が初当選 辺野古、改憲に反対 国、県の対立先鋭化か 参院選沖縄選挙区が21日投開票され、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する革新リベラル勢力が推す無所属新人、琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)が約29万票を獲得し、初当選を果たした。高良氏は憲法改正反対や消費増税反対も掲げ、自民公認の新人、前シンバホールディングス会長の安里繁信氏(49)=公明、維新推薦=に6万票以上の差をつけた。高良氏と連携する玉城デニー県政は、移設反対に向け改めて民意の後押し… 2019/07/22