国際通りで外国人客激減 新型肺炎の影響広がる 那覇
中国・武漢から世界中に感染が広がった新型コロナウイルスによる悪影響が沖縄観光に打撃を与えている。普段、外国人観光客でにぎわう那覇市の国際通りも、7日夕は人通りがまばら。雑貨店の女性店員(36)は「日本人しかいない」と話し、居酒屋の男性店員(68)は「外国人客は平日で7割減った」と力なく答えた。
2020/03/08
国際通りで外国人客激減 新型肺炎の影響広がる 那覇
中国・武漢から世界中に感染が広がった新型コロナウイルスによる悪影響が沖縄観光に打撃を与えている。普段、外国人観光客でにぎわう那覇市の国際通りも、7日夕は人通りがまばら。雑貨店の女性店員(36)は「日本人しかいない」と話し、居酒屋の男性店員(68)は「外国人客は平日で7割減った」と力なく答えた。
2020/03/08
景気判断、8年ぶり下方修正 日銀那覇支店 新型肺炎の影響懸念
日銀那覇支店(桑原康二支店長)は6日、3月の県内金融経済概況を発表した。県内景気は全体として拡大基調としつつ、新型コロナウイルス感染症の影響が広範化していると指摘。2011年4月以来、8年11カ月ぶりに景気判断を下方修正した。 県内経済は、個人消費、観光への新型肺炎の影響が広範化しており、住宅消費が弱めの動きだと指摘。公共投資は底堅く、設備投資も増加基調とした。雇用と所得情勢は改善基調とした。…
2020/03/07
【視点】陸自「配備後」見据えたまちづくりを
石垣市議会は2日の本会議で、陸上自衛隊配備予定地の市有地を沖縄防衛局に売却する議案を与党の賛成多数で可決した。防衛局による駐屯地建設予定地の取得率は民有地、市有地合わせて9割に達することになり、陸自配備の実現が確定的な状況になった。 2015年に防衛省の若宮健嗣副大臣(当時)が中山義隆市長に配備を正式打診して以来、本格的に配備計画が始動したが、実際には2010年ごろには、配備計画が蓋然性の高い…
2020/03/07
子ども食堂などを支援 新型肺炎で休止相次ぐ 沖縄県
新型コロナウイルスの感染拡大で、子どもに無償や低価格で食事を提供する子ども食堂の休止が相次いでいることを受け、子どもの貧困問題解消を目指す県内団体・沖縄子どもの未来県民会議(会長・玉城デニー知事)は6日、休校期間中に弁当などを子どもに届ける活動に対し、施設1カ所5万円を上限に助成すると発表した。 子ども食堂など子どもの居場所となる198カ所のうち115カ所が、全面または一部休止している。助成の…
2020/03/07
【金波銀波】どの口が言っているのか…
どの口が言っているのかと思ってしまう。中国外務省の趙立堅副報道局長は記者会見で、一部メディアが新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と称していると指摘し「極めて無責任で断固反対だ。地域の名前に汚名を着せる言葉は避けるべきだ」と訴えた◆新型コロナウイルスによる肺炎の世界的な流行は、中国が初期の段階で抑え込みに失敗したことがそもそもの原因だ。日本でも最初にウイルスを持ち込んだのは中国人観光客である可能…
2020/03/07
与那国町西崎に記念碑 「人間の歴史にも触れて」 3万年前の航海プロジェクト
台湾―与那国間の丸木舟での実験航海「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の成功を記念し、独立行政法人国立科学博物館(林良博館長)が4日、国境の海を望む日本の最西端、与那国町の西崎(いりざき)灯台の脇に記念碑を建立した。プロジェクトの代表を務めた同館の海部陽介人類史研究グループ長は「日本の最西端で海を見てほしい。祖先たちが海を渡って来たことは非常に感慨深い。沖縄の素晴らしい自然に加え、ぜひ人間の…
2020/03/07
駐屯地、自然災害にも即応 自衛隊石垣出張所長に聞く
陸上自衛隊配備計画は防衛省への市有地売却決定により、駐屯地建設への動きが加速する。2018年3月末から2年間、自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所長を務め、今月末で異動する反橋寛之三等陸佐(33)に、これまでの動きと今後について八重山日報が取材した。 ―陸自配備の今後の動きは。 「工事が必要な場所はほぼ防衛省の用地になった。まずは工事が円滑に進むかどうか」 「それから、駐屯地の外に隊員が住む宿…
2020/03/06
解職請求 署名1万3千筆必要 石垣陸自配備 ハードル高く困難視も 中山市長
石垣島への陸上自衛隊配備計画で、駐屯地建設予定地の市有地売却が決まったことを受け、市議会野党と陸自配備に反対する市民団体が連携し、中山義隆市長のリコール(解職請求)運動に踏み切る方針を示している。地方自治法によると、リコールには有権者の3分の1以上の署名が必要で、今月1日時点の法定数は1万3031人。ハードルは高く、困難視する声が根強いが、2018年市長選では、中山市長の対抗馬2人が獲得した得票…
2020/03/06
重症患者が一般病棟へ 新型肺炎、患者1人も陰性に
県は5日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染症のためICU(集中治療室)で治療を受けていた那覇市の60代男性が一般病棟に移ったと発表した。県内で、新型コロナ関連で重症者に分類される患者はいなくなった。また、新型肺炎の患者だった豊見城市の80代男性が検査の結果、陰性になったと発表した。 60代男性は県内2例目の患者で、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗客の接触者。2月11日に発病し、酸…
2020/03/06
観光客150万人減予想 3~5月、消費額は1千億円減 OCVB
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は4日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大による県内観光への影響をまとめ、3~5月は対前年比で入域観光客数が150万人減、消費額が1千億円減となる試算を公表した。 外国客は、空路が3月第2週の就航便数の減少割合を前年実績に乗じて算出。5月は減少率が10%ほど回復すると想定した。海路は、3、4月はクルーズ船の寄港がすべてなくなり…
2020/03/06