【視点】普天間撤去の道筋明示を
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、防衛省は軟弱地盤がある大浦湾側での埋め立て工事に本格着手した。反対派の抗議活動で死傷者が出た名護市の安和桟橋では、中断していた土砂の運搬作業を再開した。政府は早期に移設作業を完了させ、普天間飛行場の完全撤去に向けた道筋を明示する必要がある。 宜野湾市を訪れると、市街地を占拠するような普天間飛行場の巨大さに圧倒される。この基地の撤去は政治的にも、物理的に…
2024/08/25
【視点】普天間撤去の道筋明示を
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、防衛省は軟弱地盤がある大浦湾側での埋め立て工事に本格着手した。反対派の抗議活動で死傷者が出た名護市の安和桟橋では、中断していた土砂の運搬作業を再開した。政府は早期に移設作業を完了させ、普天間飛行場の完全撤去に向けた道筋を明示する必要がある。 宜野湾市を訪れると、市街地を占拠するような普天間飛行場の巨大さに圧倒される。この基地の撤去は政治的にも、物理的に…
2024/08/25
【視点】普天間撤去の道筋明示を
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、防衛省は軟弱地盤がある大浦湾側での埋め立て工事に本格着手した。反対派の抗議活動で死傷者が出た名護市の安和桟橋では、中断していた土砂の運搬作業を再開した。政府は早期に移設作業を完了させ、普天間飛行場の完全撤去に向けた道筋を明示する必要がある。 宜野湾市を訪れると、市街地を占拠するような普天間飛行場の巨大さに圧倒される。この基地の撤去は政治的にも、物理的に…
2024/08/23
海自補給艦が石垣港に 25日まで、乗員休養へ
海上自衛隊の補給艦「はまな」が22日午前、石垣港に入港、検疫錨地に停泊した。期間は25日までで、搭載されている小型艇を使い乗員が石垣島に複数回上陸する予定。乗員の休養、補給が目的。市港湾課には連絡があった。 「はまな」は、とわだ型補給艦(全長167㍍)の3番艦。必要時のみ機関銃などの兵装を設置するが、平時は必要としない。他の艦艇に対する燃料の補給などが任務の艦艇で、直接の戦闘参加は主任務ではな…
2024/08/23
海上輸送群創設へ 南西地域の機動展開力向上 自衛隊
今年度の防衛白書によると、防衛省は南西地域への人員輸送や物資搬入に必要な能力を向上させるため、共同部隊・自衛隊海上輸送群(仮称)を今年度中に新編する。台湾有事などを想定し、陸上自衛隊の隊員や必要な車両、武器弾薬を先島地域に海上輸送で展開するため、専門の部隊を創設する予定。 軍事費を増額させ、兵器の近代化を急速に図ってきた中国は台湾への武力侵攻も想定しているとされる。台湾有事に備え、防衛省・自衛…
2024/08/22
【視点】存在が「希望」となるリーダーを
事実上、次期首相を決める自民党総裁選は9月12日告示、27日投開票の日程が決まった。現時点で11人の名前が取り沙汰される混戦だ。多士済々とも言えるが、誰が当選するにせよ、内憂外患の難しいかじ取りを迫られる。 日本が直面する最大の課題は経済の低迷だ。特に中小企業に活力がなく、日本発のイノベーション(技術革新)が生まれない状況が長期にわたって続く。個人消費の低迷で売り上げは伸びず、労働者の実質賃金…
2024/08/21
「21世紀の万国津梁」目指す 県が地域外交方針を説明
県平和・地域外交推進課は19日、玉城デニー知事が推進する「地域外交」の基本方針説明会を八重山合同庁舎で開いた。「21世紀の万国津梁」を目指し、県が独自のネットワークを生かしてアジア・太平洋地域の平和構築と発展に貢献するとの目標を示した。 県は今年3月「地域外交基本方針」を策定。新年度の4月には、県庁の知事公室内にあった「地域外交室」を格上げし、同課を新設した。 玉元宏一朗課長は「地域外交」の…
2024/08/20
アンガマで家内繁盛祈願 珍問答で笑いも
旧盆(ソーロン)入りした16日、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)が、ファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。地域の青年会が取り組み、家々では地域住民や観光客などが集合。訪問先ではウシュマイとンミーが仏壇に手を合わせ、地域住民と問答を繰り広げた。 石垣青年会は石垣公民館を出発し、数十人のアンガマ一行が石垣地区を回った。 午後7時ごろ、…
2024/08/18
島挙げてムシャーマ 波照間、先祖供養と豊作祈願
日本最南端の有人島、竹富町の波照間島で旧盆に島をあげて多種多様な民俗芸能を演じる「ムシャーマ」が旧盆中日の17日(旧暦7月14日)、島を挙げて盛大に行われた。ミチサネ(仮装行列)と舞台での奉納芸能で、先祖供養や島民の無病息災、豊作・豊漁を祈願した。ボー(棒)やテーク(太鼓)、舞踊やニンブチャー(念仏踊り)など、島民総出で島最大の伝統行事を盛り上げた。
2024/08/18
育鵬社版教科書 不採択 中学校公民、13年ぶり変更
教科書の八重山採択地区(石垣市、与那国町)で来年度から4年間使用する中学校教科書を巡り2市町の教育委員会臨時会が15日、それぞれ開かれ、公民的分野では日本文教出版の教科書を採択した。2012年度から使用されている育鵬社版は不採択となり、公民教科書は13年ぶりに変更される。育鵬社版を巡っては、自衛隊や日米安保条約の役割が強調されているなどとして、市民団体が問題視する声明を発表していた。
2024/08/16
妨害停止「明確に呼び掛けて」 辺野古、防衛局が県に要請
米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた資材運搬が行われている名護市安和桟橋出口で6月に死亡事故が発生したことを受け、防衛省沖縄防衛局は15日、県に対し、安和桟橋と本部港での反対派による工事の妨害行為停止を明確に呼び掛けるよう求める要請書を出した。宛て先は玉城デニー知事。 死亡事故について「背景には、連日、繰り返し行われている妨害行為」があると指摘。「民間事業者の事業場の出入口や港湾施設といった場…
2024/08/16