辺野古土砂投入中止の意見書可決 自民「危険性除去を」と反対 県議会
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、政府が埋め立て土砂の投入を14日に開始したことを受け、県議会は20日の11月定例会最終本会議で、速やかに作業を中止するよう求める意見書を賛成多数で可決した。意見書に反対した自民党は「いったんは合意した移設を進め、普天間飛行場の危険性を速やかに除去することが賢明だ」と主張した。 意見書は「土砂投入の強行は、法をねじ曲げ、民意をないがしろにしたもので法治国家と…
2018/12/21
辺野古土砂投入中止の意見書可決 自民「危険性除去を」と反対 県議会
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、政府が埋め立て土砂の投入を14日に開始したことを受け、県議会は20日の11月定例会最終本会議で、速やかに作業を中止するよう求める意見書を賛成多数で可決した。意見書に反対した自民党は「いったんは合意した移設を進め、普天間飛行場の危険性を速やかに除去することが賢明だ」と主張した。 意見書は「土砂投入の強行は、法をねじ曲げ、民意をないがしろにしたもので法治国家と…
2018/12/21
宜野湾、県民投票予算を否決 副知事は宮古島市長を訪問
宜野湾市議会は20日、同市中心部にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、辺野古米軍基地建設の埋め立てを問う来年2月の県民投票に関する補正予算案を賛成少数で否決、松川正則市長が議決のやり直しを求めて再議となったが、再び否決した。松川市長は記者団に「議会の否決は重い。熟慮し、判断したい」と述べ、実施に消極的な姿勢をにじませた。 県民投票条例に普天間飛行場の危険性除去が「全く明記されていな…
2018/12/21
琉球セメント、要請書受け取り拒否 要請行動、一時過激に
沖縄「建白書」を実現し未来を拓く島ぐるみ会議名護(稲嶺進代表)は19日、辺野古の埋め立て用土砂の搬出する琉球セメント安和桟橋の使用停止を求め、浦添市にある同本社前で要請活動を行った。しかし同社が要請書の受け取りを拒否したため、約100人の反対派らがこれに反発し、罵声が飛び交った。
2018/12/20
白タク目撃したら通報を キャンペーンで呼び掛け
「白タク・白バス防止キャンペーン」の一環として、内閣府沖縄総合事務局は19日午前、石垣市観光交流協会や県警らと協力し、石垣市の新港クルーズ岸壁で、クルーズ船から降りてきた旅行客へのチラシ配布等を行なった。東運輸㈱の久場島清俊常務取締役は「日本の法律では違反だが、外国の旅行者は自分には関係ないという意識。制服警察に離島ターミナルで立ってもらったほうが、効率がいいかも」と指摘し、白タクを目撃したら通…
2018/12/20
「日本は言論の自由が守られている」 麗澤大学のモーガン助教、沖縄で講演
名護市民の我那覇真子氏ら県民有志は15日、米国人歴史学者のジェイソン・モーガン麗澤大学助教を沖縄に招聘(しょうへい)し、講演会を開催した。モーガン氏は自国のアメリカなどを例に挙げ「日本以外は言論の自由が保たれていない」と指摘。日本は言論の自由が守られた国なので、国民が努力して守るべきと主張。中国政府が資金を米国に投入し工作が進んでいるとし「チャイナマネーが米国を牛耳っている」と警鐘を鳴らした。 …
2018/12/20
「飲酒運転だめなの わかるよね?!」 年末年始交通安全運動で開始式
年末年始の交通安全県民運動開始式(主催・那覇市交通安全市民運動推進協議会、那覇警察署、那覇地区交通安全協会)が19日、那覇市牧志駅前のほしぞら公民館で開かれた。運動期間は21日から来年1月4日までの15日間で、今年のスローガンは「飲酒運転だめなの わかるよね?!」。 交通安全市民運動推進協議会会長の城間幹子那覇市長は「年末年始は宴会などの機会も増える。飲酒絡みの交通事故も懸念される。改めて飲酒…
2018/12/20
ヘリポート 使用継続困難か 新庁舎建設工事など影響
石垣海上保安部が離島から石垣島への急患搬送に使用している旧石垣空港跡地の「真栄里ヘリポート」の使用継続が、近く困難になる可能性が高いことが分かった。周辺で始まる石垣市新庁舎建設工事などが影響する見通し。19日の石垣市議会一般質問で我喜屋隆次氏が指摘した。ヘリの新たな到着場所として新空港が検討されているが、八重山病院までの距離が現在より遠くなることなどの課題も抱える。宇根規光消防長は今後の対応につ…
2018/12/20
辺野古県民投票の実施要求 知事、21市町村に通知 反発、依然根強く
玉城デニー知事は19日、辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う来年2月の県民投票を巡り、議会が関連予算案を可決していない21市町村に対し、地方自治法に基づき、投票事務の実施の義務があるとして予算執行を求める「技術的助言」を通知した。強制力はない。20日には謝花喜一郎副知事と池田竹州知事公室長が県民投票への不参加を表明した宮古島市を訪れ、下地敏彦市長に協力を要請する。ただ市町村によっては県民投票…
2018/12/20
辺野古停止求め玉城氏署名 ウェブ請願、米政府回答へ
玉城デニー知事は19日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先・名護市辺野古沿岸部の埋め立て作業を来年2月の県民投票まで停止するようトランプ米大統領に求めるホワイトハウスのウェブサイト上の請願署名に、自身も加わったと明らかにした。署名は8日から始まり、10万を超える数が集まっている。 玉城氏によると、署名したのは17日ごろ。「こういう手法があるんだ、とびっくりした。同時に、うれしいなと思った」と…
2018/12/20
辺野古反対派リーダー上告 抗議活動巡り有罪に不服
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動に伴い、威力業務妨害や器物損壊などの罪に問われた反対派リーダーで沖縄平和運動センター議長、山城博治被告(66)は19日、懲役2年、執行猶予3年とした福岡高裁那覇支部判決を不服として最高裁に上告した。 13日の高裁判決は、山城被告が辺野古の米軍キャンプ・シュワブの工事用車両出入り口付近に大量のブロックを積んだ行為を「工事を不当に妨害した」…
2018/12/20