地域情報 夏を彩る感謝祈願祭 新拝殿で初の豊年祭 四カ字ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)合同の豊年祭ムラプールが26日午後、石垣市内の真乙姥嶽周辺で開かれ、各字民が今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字の繁栄などを祈願した。昨年12月に新造された拝殿での豊年祭は初。会場には、11団体15本の旗頭が挙げられ、巻踊りや太鼓などの芸能が次々と奉納された。 2019/07/27
地域情報 各御嶽で感謝し祈願 きょうムラプール 四カ字豊年祭 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)豊年祭のオンプールが25日、市内各御嶽で執り行われ、地域住民らが今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字民の無病息災を祈願した。優良農家の表彰もあった。 2019/07/26
地域情報 廃棄びんリサイクル確立 沖縄初のJIS認定 八重山でも生産計画 県内で飲食店を展開する株式会社トリム(坪井巖社長)は24日、沖縄総合事務局で記者会見し、廃棄されるびんを活用したリサイクル資材が製品の品質に関する国家規格であるJIS認定を沖縄で初めて受けたと発表した。また、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し提案されたリサイクル資材としても、全国初のJIS認定になった。同社は八重山でも現地生産できるよう取り組みを進める予定。 トリムは県内で複数の居… 2019/07/25
地域情報 きょうから四カ字豊年祭 新川、綱かきに奮闘 石垣市四カ字豊年祭が25日から2日間にわたって行われるのを前に、26日のムラプールで使う大綱引きの綱づくり(綱かき)が23日から新川の真乙姥嶽で行われ、新川字会の若者たちが炎天下、大粒の汗を流しながら全長約100㍍の大綱を完成させた。 綱は今年の一期米のワラを使用。境内にあるアコウの木の下で男たちが3人一組になって「エイッ、エイッ」という掛け声とともに、綱づくりに奮闘。小綱を7本つくり、2日目… 2019/07/25
地域情報 恒例の「獅子皮作り」 豊年祭に向け準備 登野城獅子保存会 登野城獅子保存会(黒島弘会長)は21、22日の2日間、黒島会長宅で恒例の「獅子皮(シィーシィーぬカー)作り」を行い、豊年祭への準備を進めた。 登野城の獅子2頭は獅子面や胴体が大きく、年数回の獅子舞で、獅子の皮にほころびなどができる。その修復と後進育成を兼ね、小中学生や会員の子どもらに声をかけ、毎年この時期に実施している。 今回は糸芭蕉約100本を用意。切り出して皮をはぎ、皮を脱穀機で荒削りし… 2019/07/24
地域情報 住民増と医療施設を 市や市教委などに要請 市北部五校地区連絡協 石垣市北部五校地区連絡協議会(河上眞一会長)は23日午後、市役所を訪れ、市・市議会と教育委員会への要請書を中山義隆市長、平良秀之市議会議長、石垣安志教育長に手渡した。河上会長は平久保校区で全園児・児童が5人という現状を指摘し、「近い将来、廃校の危機に直面し、ひいては地域の衰退を招くのでは」と憂慮。「全ての問題は高齢化と過疎化から発する」として、一般公営住宅の整備による住民の増加と老人介護施設・医… 2019/07/24
地域情報 石垣就航から30周年 「ファンの期待に応える」 乗客に記念品 ANAグループ 全日本空輸㈱(ANA)は22日、1989年7月22日の石垣での初就航から30周年を迎えた。 同日午前、「ANAグループ石垣線就航30周年記念式典」が新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の出発ロビー6番搭乗口前で開かれた。 ANAの井口治沖縄支社長は「八重山の皆さんのご厚情のおかげ」と感謝。「八重山の四季折々を見たいファンの期待に応えるとともに、特産品を全国、世界に届けることで八重山経済に貢献したい」… 2019/07/23
地域情報 きょう暑さ厳しい大暑 波照間で最高33.1度 きょう23日は二十四節気の一つ大暑。一年で最も暑さが厳しくなるころとされ、沖縄はこれから8月にかけ、うだるような猛暑が続く。 台風5号の通過後、雲が多く、すっきりしない日が続いていた八重山地方は22日、太平洋高気圧に覆われ、晴れた蒸し暑い一日となった。竹富町波照間で同日午後3時までに33・1度の最高気温を観測したほか、石垣市登野城で32度、他の観測地点でも30度を超す真夏日となった。 石垣市… 2019/07/23
地域情報 パーレー競漕で競う 豊穣祈願の黒島豊年祭 豊作を感謝し、五穀豊穣を祈願する黒島豊年祭が21日、黒島の宮里海岸で行われ、パーレー競漕では、仲本村と公民館チームが勝利した。強風のためパーレー競漕は午後になり、午前は奉納舞踊が披露され、地域住民や観光客を含めた270人以上が会場に集まった。 パーレー競漕では、宮良哲行さんと野底善行さんが神の言葉を伝える「杯取(さしきとらし)」を走者のウーニーに行い競漕がスタート。宮里村・仲本村と、東筋村・公民… 2019/07/22
地域情報 わら草履作りに挑戦 市民らに伝統継承 2019年度博物館体験講座「民具・わらぞうり作り」が20日、八重山博物館(浅田浩館長)で開かれた。参加した市民9人は、豊年祭などの行事で藁草履(わらぞうり)を手掛ける宮良信和さんの指導の下、地元の稲藁を使い、自らの足に合わせた草履作りに集中した。 参加者らは藁を柔らかくする叩き作業から開始。藁が折れないよう霧吹きで水分を足しながら、「ひきそ」と呼ばれる芯となる2本の縄に編み込んでいった。 「… 2019/07/21
地域情報 四者連携で消費喚起へ 与那国でキャッシュレス推進 与那国町、町商工会、琉球銀行、NTTドコモの四者は19日、県庁で記者会見し、町のキャッシュレス化を推進すると発表した。町内でドコモの通信端末を活用した支払いを可能にし、商工会が加盟店の新規開拓を行う。琉球銀行はクレジットカード、電子マネー、QRコードなどの各種決済のキャッシュレスサービスを提供する。町には年間約4万人の観光客が訪れており、利便性の向上や消費喚起などの効果に期待が寄せられている。 2019/07/20
地域情報 4K映像の迫力に歓声 美ら星ゲートオープン 離島ターミナル 石垣市美ら星ゲート(いしがき島星ノ海プラネタリウム)のオープニングセレモニーが18日午前、ユーグレナ石垣港離島ターミナル内の同施設で行われた。テープカットに当たり中山義隆市長は「八重山の星をテーマとした複合エンターテイメント施設を目指し、市街地で石垣の魅力を体験するとともに、星空資源を活用した観光振興にますます期待したい」とあいさつした。 2019/07/19
地域情報 明け方の空に部分月食 石垣島天文台 堀内さん撮影 直径の2割が欠ける 17日の明け方、石垣島天文台で同天文台の堀内貴史特任研究員が部分月食を撮影した。 月食は地球の影に入った月の一部が欠けて見える現象で、部分的に隠される部分月食と全て隠される皆既月食があり、今回の現象は九州沖縄地方などで見られる部分月食のうちでも、特に欠けたままの状態で月が西の空に沈む月入帯食と呼ばれる現象。 同日の明け方は雲が頻繁に通過するような天候だったが、堀内さんが明け方の空に沈む前の月… 2019/07/19
地域情報 身近な自然から再発見 22人が紙すき体験 県民カレッジ講座 「2019年度おきなわ県民カレッジ広域学習サービス講座」(主催・沖縄県教育委員会)が14日開講し、開講式と「やいま 再発見‼」をテーマとした第1回講座「カジノキで紙すきを体験しよう アダン筆づくり」が石垣青少年の家で行われた。受講生22人は八重山の紙すきで元来使われてきたカジノキを原料に和紙作りの工程を体験しつつ、アダンの筆作りも行なった。 本年度は10月までの全4回で、▽紙すき体験とアダン筆… 2019/07/17
地域情報 防災公園に機能移転を 竹富町が市に提案・協議へ 真栄里ヘリポート 石垣市の新庁舎建設と周辺開発に伴い、石垣海上保安部が離島から石垣島への急患搬送に使用している旧石垣空港跡地の場外離着陸場(真栄里ヘリポート)の使用継続が困難になるとされ、新石垣空港に移動する可能性をめぐり、竹富町は県と市の理解を得つつ、市の旧空港跡地利用計画で「防災公園」として設定されている区域に、現ヘリポート機能を移転できるよう提案し、協議していく方針であることが分かった。 2019/07/17
地域情報 あす「美ら星ゲート」オープン 複合エンターテインメント施設を目指す 離島ターミナル内 ユーグレナ石垣港離島ターミナル内に整備されたプラネタリウム上映可能な多目的ドームシアター「石垣市美(ちゅ)ら星ゲート」が18日、オープンする。同日はオープニングセレモニーと内覧会が行われる。 2019/07/17
地域情報 親子連れや観光客にぎわう 「石垣港みなとまつり」活況 海の日の恒例イベント「2019年度石垣港みなとまつり」(主催・同実行委員会)が15日、ユーグレナ石垣港離島ターミナルと旧離島桟橋周辺で開催され、地元の家族連れや観光客らでにぎわった。海にちなんだ体験コーナーや特設船上ステージでは第20回みなとの夕べが開催され、八重山民謡や地元アーティストのライブと共に3連休の最終日を締めくくった。 2019/07/16
地域情報 「気持ちに近づけた」 視覚障がい者支援学ぶ 「視覚障がい者支援奉仕員(サポーター)養成講座」(主催・石垣市福祉部障がい福祉課)が14日、市健康福祉センターで行われた。沖縄伴走ランナーネットワーク八重山支部(宮良常支部長)の協力の下、視覚障がい者と受講生を含めた約30人が交流。受講生らは体験を通して、サポーターに必要な支援方法や技能を学び、視覚障がい者の立場に近づこうと努めた。 受講者らはアイマスクを着用し、視覚障がい者などから介助する際… 2019/07/16
地域情報 クルーズ航路、日台連携を 台湾関係者が県側に要望 台湾の国土交通省である台湾交通部や、那覇港管理組合とMOUを結ぶ台湾港務株式会社(TIPC)の関係者ら10人がこのほど、クルーズ船で那覇入りし、同組合を表敬訪問した。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の関係者とも意見交換した。台湾側は、中国、韓国、フィリピン、台湾などの各港湾が持つクルーズ航路を組み合わせた枠組み「ACC」に沖縄も入るよう求めた。 沖縄側は、県の構想である「東洋のカリ… 2019/07/13
地域情報 18年度自殺者、石垣は7人 相談11件「対策が重要」 2018年度の石垣市の自殺者数は7人で、前年度に比べ3人減少したことが分かった。12日、市障がい者自立支援協議会の権利擁護部会(玉盛拓美部会長)の今年度初会合が市水道部庁舎で開かれ、事務局の市が報告した。「少し減っているが、自殺者がいる事実は変わらない。対策が重要」と強調した。市は今年度末、自殺対策計画を策定する方針。 2019/07/13