行政 県、陸自に災害派遣要請 石垣の外来「モデルケース」 新型コロナウイルスの感染者を医療機関から那覇市の療養施設に搬送するため、玉城デニー知事は23日、陸上自衛隊第15旅団に災害派遣を要請した。23日から準備を始め、24日から本格的な搬送を開始する予定。期間は30日まで。保健所や民間の事業者では迅速な搬送が困難なため、陸自の支援を求めた。 県保健医療部の糸数公統括監は23日、クラスター(感染集団)が発生した可能性のある石垣市で、新型のコロナウイルス… 2020/04/24
行政 感染源、3月下旬の来県者か 新型コロナ 〝小クラスター〟複数発生 玉城デニー知事は23日、県庁で記者会見し、県内感染者の感染経路を関東方面、関西方面、観光関連、接客業関連、不明に5分類。「今後は、夜の街のクラスター(感染者集団)や院内感染、療養施設での感染拡大を未然に防ぐことが重要」と指摘した。3月下旬に観光などで来県した複数の感染者が感染源になったとの見方も示した。 22日夜に開催された第4回感染症対策専門家会議が報告した県内感染経路の分析について説明した… 2020/04/24
行政 県、きょうから休業要請 協力金20万円支給へ 対象外店舗にも支援事業 新型コロナ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う独自の緊急事態宣言を発した玉城デニー知事は22日、県庁で記者会見し、バー、カラオケボックス、ライブハウスなどの施設に23日から5月6日まで休業を要請すると明らかにした。対象業者は約1万に上るといい、要請や依頼に協力した業者には「感染症拡大防止協力金(仮称)」として20万円を支給する。玉城知事は「ゴールデンウイークを控え、感染拡大防止を徹底するため、県民と事業者が… 2020/04/23
行政 市有地、今週中にも賃貸 防衛省、予定地ほぼ取得へ 石垣陸自配備 石垣市は、陸上自衛隊配備予定地となっている平得大俣地区の市有地約8・8㌶(3筆)について、早ければ今週中から来週初めにも沖縄防衛局と賃貸契約を締結する方針を固めた。現在「大詰めの調整中」(契約管財課)としている。契約は毎年度更新する方針。沖縄防衛局は、陸自配備予定地の大部分の取得を完了することになり、配備実現は確実な情勢となる。 同課によると、契約期間に関しては民法で定める最長期間とする方向だ… 2020/04/23
行政 新たに4人の感染確認 病床、地域によっては逼迫 新型コロナ 県は21日午後、県内で新たに新型コロナウイルス感染症の感染者が4人確認され、感染者が計125人になったと発表した。沖縄市では初めてクラスター(感染者集団)が確認された。 県保健医療部の糸数公統括監は、最近の陽性確認者が1桁台で推移していることに関し「(感染拡大の)スピードは緩まっているが、全く油断できない。外出を自粛し協力して欲しい」と求めた。 21日に確認された感染者は全員男性で、沖縄市の… 2020/04/22
行政 全観光施設を閉鎖 観光客来島抑える狙い 石垣市 新型コロナウイルスの感染拡大で、石垣市の中山義隆市長は21日、市役所で記者会見し、川平公園など市の管理する市内11カ所の観光地を22日から5月6日まで全て閉鎖すると発表した。閉鎖によって観光客の石垣訪問を抑える狙いで「来島は厳に謹んでもらいたい」と改めて自粛を呼び掛けた。 県管理のバンナ公園は県に閉鎖を要請する。公園や体育施設は既に利用制限され、市内の屋外施設は全て閉鎖される。 閉鎖される石… 2020/04/22
行政 新庁舎工事、規模を縮小 新型コロナ 作業員の「3密」回避 石垣市で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、新庁舎建設工事は、今週から作業の規模を縮小して継続されていることが分かった。市契約管財課によると事業者側の判断で、作業員の「3密」(密閉、密集、密接)を避けるために人数を削減。ゴールデンウィークの休みも前倒しすることを検討しているという。同課は「工期には影響が出なないようにしているが、この状況が長引くと厳しくなる」と指摘した。 市は3月、… 2020/04/22
行政 緊急宣言 休業補償が焦点 知事、あす方針発表 新型コロナ 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、県が独自の緊急事態を宣言した。既に感染者が120人を超えている状況下では遅きに失したともいえるが、今後は政府の緊急事態宣言拡大や県独自の緊急事態宣言を踏まえ、営業中の店舗に休業要請や休業補償を行うかが焦点になる。玉城デニー知事は20日の記者会見で「庁内で検討して22日に発表する」と述べるにとどめ、この日も県の方針を明らかにしなかった。 県内の感染拡大は、感… 2020/04/21
行政 県、独自の緊急事態宣言 「特定警戒」指定も要請 玉城デニー知事は20日、県庁で記者会見し、県内で新型コロナウイルス感染の増加傾向に歯止めが掛からない現状を踏まえ「まさに今が拡大を食い止める瀬戸際だ」と述べ、県独自の緊急事態宣言を発表した。離島は医療体制が脆弱(ぜいじゃく)なため、本島―離島間や離島相互の往来もやめるよう求めた。政府に対し、特に重点的な対策を進める「特定警戒都道府県」への指定を求める方針も明らかにした。 宣言では、今後患者がさ… 2020/04/21
行政 コロナ相談外来を開設 発症者の問診実施へ 市営球場会議室 石垣市内で新型コロナウィルス感染症の感染者が増加していることを受け、石垣市は、かりゆし病院(境田康二院長)、石垣島徳洲会病院(池原康一院長)の協力を得て17日午後1時から石垣市中央運動公園野球場会議室に「新型コロナウィルス感染症相談外来」を開設した。 相談外来は新型コロナウィルス感染症の濃厚接触者と疑われる市民の不安を取り除くため、トリアージ(優先順位付け)を目的に開設。医師による問診の上、必… 2020/04/18
行政 県、緊急事態宣言へ 知事、方針を来週発表 新型コロナ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が緊急事態宣言を全国に拡大したことを受け、玉城デニー知事は17日の記者会見で、県独自の緊急事態宣言について「発する状況が近づいている」と述べた。沖縄の現状を踏まえ、来週にも県としての方針を発表する。 玉城知事は「(感染者数が)1週間でほぼ2倍に増加し、100人を超える状況になった。この1、2週間から大型連休の期間が重要。人に会うことをできるだけ控えてほし… 2020/04/18
行政 医療提供体制の整備を 全国知事会で玉城知事ら緊急提言 全国知事会(会長・飯泉嘉門徳島県知事)の新型コロナウイルス緊急対策本部が17日、ウェブ会議で行われた。国の全国を対象とした「緊急事態宣言」の発令を受けて開かれたもので、47都道府県が一致団結し国と一体となって感染拡大防止に取り組んでいくことを確認。国の宣言が実効性のあるものにするために、イベント自粛要請に対する補償、医療提供体制の整備などの緊急提言を取りまとめた。 玉城デニー知事は、この1週間… 2020/04/18
行政 石垣市が緊急事態宣言 3人目の感染者確認 濃厚接触「数十人から百人台 新型コロナ 石垣市の中山義隆市長は16日夜、市役所で記者会見し、市内で確認された3人目の新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者が「数十人から百人以上に上る可能性が高い」として、市の緊急事態を宣言した。市内で無症状者を含め多数の感染者が存在する可能性に言及し、全市民に17日から2週間の外出自粛、感染者との接触者に対しては、最後に接触した日から2週間の外出禁止を要請した。現状に関し「島全体の命を守る上で大変厳しい… 2020/04/17
行政 きょうから2交代制導入 コロナ防止、隔日で在宅勤務 石垣市 新型コロナウイルスの感染防止に向け、石垣市は職員同士の接触機会を減らすため、16日から各課の勤務体制を原則2交代制に変更した。各課で2グループをつくり、それぞれ原則、隔日勤務とし、出勤しない職員は在宅勤務とする。2交代勤務は5月6日まで。市内では既に2人の感染が確認されており、中山義隆市長は15日の記者会見で「何としてもこれ以上の感染拡大を止めたい」と強調した。 2020/04/16
行政 感染者の行動歴公表 男性 バー従業員/女性 市役所来庁 保健所など市民に注意喚起 新型コロナ 石垣市の中山義隆市長と八重山保健所の森近省吾所長が15日、市役所で記者会見し、石垣市で13日に新型コロナウイルスの感染が確認された男女の行動歴などを公表。市民に注意喚起した。男性は20代のバー従業員で、3月22日に来店した県外の感染者と接触していた。女性は60代で、発症後の今月6日、市役所に来庁し、複数の課を訪れていた。 2020/04/16
行政 県内で小クラスター発生 新型コロナ、家庭で2次感染か 専門家会議 県が13日夜、県医師会館で開いた新型コロナウイルス感染症専門家会議(座長・藤田次郎琉大教授)の第3回会合で、小規模のクラスター(感染者集団)が発生しているとの認識が示されたことが分かった。会合後、県幹部が報道陣に明らかにした。 県幹部によると専門家会議の委員は、3月末から4月初旬に来県した旅行者から感染した県民が、家庭内でさらに感染を広げる「2次感染」が始まっていると見ている。今月に発症した患… 2020/04/15
行政 豚熱の移動制限、全て解除 3カ月ぶり 全農場で陰性を確認 県は14日、豚熱(CSF)に感染した豚の養豚場から半径3キロ圏内の豚の移動を禁じる「移動制限区域」を解除した。県内での制限は、感染確認から約3カ月で全てなくなった。 玉城デニー知事は、この日の記者会見で「養豚は沖縄の重要な産業。関係機関と連携して振興を図る」と話した。 県によると、うるま市の養豚場で1月、沖縄では1986年10月以来の感染を確認した。その後、この養豚場も含めて計7例の感染が判… 2020/04/15
行政 専門家会議で意見聴取 県、感染者急増を受け 県の新型コロナウイルス感染症専門家会議(座長・藤田次郎琉大教授)が13日夜、県医師会館で開かれた。約1週間で新たに約50人の患者が県内で確認され、県は局面が変わったと判断。専門家会議を招集した。 感染状況の評価や医療提供、入院体制の方針などがテーマ。軽症者を収容し療養する宿泊施設の運営や、離島医療体制についても議論を行った。 冒頭のあいさつで保健医療部の大城玲子部長は「病床の確保に課題がある… 2020/04/14
行政 八重山で感染者初確認 石垣市の飲食業など2人 新型コロナ、県内合計72人 県は13日、新型コロナウイルス感染者が県内で新たに7人確認され、このうち男女2人が石垣市在住だと発表した。八重山地区で患者が確認されたのは初めて。沖縄本島以外でも初確認の事例となる。県内で確認された感染者数は計72人になった。新たな感染者はいずれも軽症。玉城デニー知事は「八重山地域の感染拡大防止に全力を尽くす」と表明した。 石垣市の感染者は飲食業の20代男性と職業確認中の60代女性とで、2人に… 2020/04/14
行政 一部でクラスター発生 保護者感染、自宅療養も 新型コロナウイルス感染症で県は12日、クラスター(感染者集団)が一部で発生したとの認識を明らかにした。保健医療部の糸数公統括監は「医療施設などでは起こっていないが、4人ほどの小集団では起きている」と指摘した。 県庁の対策本部内に設置した総括情報部に国立感染症研究所や厚労省の専門家が派遣されており、県内発症例を分析し、感染経路の検証を行っている。糸数氏は「(他に)クラスターがないかなどの洗い出し… 2020/04/13