政治・経済 「令和」改元まで1カ月 〝新時代到来〟に期待感 石垣 新元号「令和」が発表され、石垣市の各所では驚きの声と〝新時代到来〟への期待感であふれた。今後、5月1日の改元までの1カ月間、各自治体などで「平成」から「令和」への切り替え準備作業が行われる。 2019/04/02
政治・経済 千キロ以上の防衛強化 離島カバーする陸自配備 石垣、建設着手から1ヵ月 防衛省が石垣島の陸上自衛隊配備に向けた駐屯地建設工事に着手して約1ヵ月が経過した。今後、陸自配備の是非を問う住民投票の可否と、残る駐屯地建設予定地となっている市有地を防衛省が取得できるかが焦点になる。3月には宮古島と鹿児島県・奄美大島で駐屯地が開設された。鹿児島県から日本最西端の与那国島まで千キロ以上に及ぶ南西諸島防衛強化の一環として配備計画が進む。奄美駐屯地で31日に開かれた記念式典で、原田憲… 2019/04/01
政治・経済 島尻、屋良氏の対決へ 投開票まで3週間 衆院3区補選 4月9日告示、同21日投開票の衆院3区補選は投開票まで3週間に迫った。ともに新人で、元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明推薦=、フリージャーナリストの屋良朝博氏(56)による事実上の一騎打ちになる見通し。両陣営とも沖縄本島中北部の各地で総決起大会や事務所開きを行い、選挙ムードが徐々に盛り上がりつつある。米軍普天間飛行場移設問題や、沖縄振興策などが争点になる。 補選は玉城デニー知事… 2019/03/31
政治・経済 「抑止は、ユクシ(ウソ)」 屋良氏、やんばる総決起 衆院3区補選 4月21日に投開票される衆院3区補選に立候補を予定しているジャーナリストの屋良朝博氏(56)は29日、名護市民会館で、やんばる総決起大会を開催した。屋良氏は、在沖海兵隊は不要だと強調。朝鮮有事の際、長崎県にある海兵隊船舶が沖縄へ向かい隊員を乗せ北上するということだが意味がないとし、沖縄に地理的優位性はないと分析した。「抑止はユクシ(ウソ)です」と述べ、沖縄の基地負担は根拠がないと主張した。 フ… 2019/03/30
政治・経済 住民投票 与野党が平行線 4月中に結論も 特別委初会合 石垣市議会 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備を問う住民投票を審議する石垣市議会の特別委員会(委員長・長山家康市議)は29日、市役所で初会合を開いた。「住民投票は必要ない」とする与党側と、条例案の実質的な審議に入るよう求める野党側の意見が噛み合わず、議論は平行線に終わった。長山委員長は、遅くとも5月の連休ごろには結論を出す考えを示したが、議論に進展がなければ、4月中にも採決が行われる可能性がある。 2019/03/30
政治・経済 22人が市庁舎を後に 激励式で花束受けとる 石垣市 石垣市役所の退職者辞令交付式が29日午前、市役所会議室で行われ、定年退職者20人、勧奨退職者2人の計22人が中山義隆市長からの辞令を受けた。交付式後の激励式では、退職者一人ひとりの経歴が紹介。退職者には部下や同僚らから花束が贈呈され、拍手と花道で見送られながら、庁舎を後にした。 退職者を代表して宮良長克(ながよし)教育部長、宮良亜子(つぎこ)福祉部長、大得英信企画部長が激励式であいさつし、長年… 2019/03/30
政治・経済 モズク漁スタート 天候不順で不作傾向に 八重山では今季のモズク漁が2月下旬から始まっている。 元来、4月からのスタートだが、昨年は3月中旬の開始となり収穫に追われて、これまでにない豊漁を記録した。八重山漁協だけで1492トン240キロを収穫。八重山全体では2089トン13キロと、一昨年の795トンと比べて3倍近い大漁となっていた。 そのため八重山漁協は勝連漁協、知念漁協に次ぐ県内第3位のモズク収穫。市場ではモズク不足のため、値段も… 2019/03/29
政治・経済 「親中政権」狙う中国 沖縄〝直撃〟する台湾総統選 中国国営テレビが、来年の台湾総統選で中国寄りの最大野党・国民党の有力候補の一人とされる高雄市長、韓国瑜(かん・こくゆ)氏を称賛する一方、民進党の蔡英文総統を酷評している。親中政権の成立に期待する中国が、メディアを駆使した人心操作に乗り出した形。台湾で政権交代が起これば、現在は友好ムードの日台間に一気に緊張が走る可能性も否定できず、尖閣諸島を抱える沖縄の安全保障を直撃する。中国による台湾政治への「… 2019/03/29
政治・経済 カボチャの拠点産地に 東村、ブランド化推進 県は東村(伊集盛久村長)の「かぼちゃ」を拠点産地として認定し、27日午後、県庁で認定交付式を開いた。東村はパインに次いで2件目の認定となった。 拠点産地は、県の21世紀農林水産振興計画に基づき、定時・定量・定品質の出荷原則に基づき、作付け面積が概ね10㌶、施設でおおむね5㌶が必要とされ、生産出荷組織が設置されていることなどが条件となる。 県内では園芸作物拠点産地の認定は野菜部門で35番目。全… 2019/03/28
政治・経済 辺野古移設断念求め決議 国連、全国知事にも呼び掛け 県議会 県議会(新里米吉議長)2月定例会の最終本会議が27日開かれ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事中止と移設断念を、日米両政府などに求める意見書と決議を賛成多数で可決した。全国の知事や国連に理解を求める決議も可決した。 意見書や決議では、埋め立ての賛否を問う2月の県民投票で7割超が反対を占めた結果について「県民の揺るぎない民意が示された」と指摘し、投票結果に従う… 2019/03/28
政治・経済 災害情報発信で協定 3市町・気象台・FMいしがき 災害防止情報等の放送及び配信に関する協定書調印式が27日、石垣市役所で開かれ、石垣市、竹富町、与那国町、石垣島地方気象台(野崎太台長)、有限会社石垣コミュニティエフエム(東太田政三代表取締役)の5者が調印した。調印した関係機関は災害時、ラジオ局に気象情報や避難状況などを情報提供し、同局がリスナーに災害防災情報を届ける。 2019/03/28
政治・経済 コンビニ全店にAED 市とファミマが協定 コンビニAED設置に関する覚書締結・設置式が27日、ファミリーマート石垣市役所前店で開かれ、石垣市が市内のコンビニエンスストア18店舗にAEDを設置した。24時間営業のコンビニにAEDを設置することで、救命体制を強化することが目的。 協定書の調印後、中山義隆市長はこれまでにAED活用で重症者が社会復帰を果たした事例を紹介し、「24時間対応のコンビニに設置されることは意義深い。安心安全なまちづく… 2019/03/28
政治・経済 宮古、奄美に陸自配備 中国念頭、南西防衛を強化 防衛省は26日、宮古島と鹿児島県・奄美大島に新たに陸上自衛隊の駐屯地を開設した。奄美大島に警備部隊と地対空・地対艦ミサイル部隊を、宮古島には警備部隊を配備した。海洋進出を強める中国を念頭に置いた南西諸島防衛強化の一環。岩屋毅防衛相は同日、記者会見で「日本の守りの最前線は南西地域。防衛力、抑止力を構築し、災害時にも迅速に対処できる」と述べた。 防衛省は奄美大島北部に奄美駐屯地、南部に瀬戸内分屯地… 2019/03/27
政治・経済 辺野古「危険性除去へ容認」 子の貧困対策など推進 島尻氏政策 衆院沖縄3区補選(4月21日投開票)に立候補する新人で元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明推薦=は26日、沖縄市内の事務所で記者会見し、政策を発表した。「4つの挑戦」と銘打ち、子どもの貧困対策などを掲げた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を「普天間の危険性を一刻も早く除去するため、苦渋の選択で容認せざるを得ない」とする考えを改めて示した。 政策には健康長寿日本一の復… 2019/03/27
政治・経済 事前合宿協定締結 仏バレーボール男子 東京五輪 県と沖縄市(桑江朝千夫市長)は26日午後、仏バレーボール連盟(エリック・タンギ会長)と2020年の東京五輪とパラリンピックで、仏バレーボール男子代表チームの事前合宿先として同市に決定したことを盛り込んだ協定の締結式を県庁で開いた。式にはタンギ会長と富川盛武副知事、桑江市長が出席した。 沖縄県内における東京2020大会での事前合宿決定は今回で5件目。 締結式で玉城知事のあいさつ文を代読した富川… 2019/03/27
政治・経済 キビ集脱施設 28日購入 臨機応変な運用に期待 竹富町 リース方式から転換 竹富町は28日、竹富町物産観光振興公社(上勢頭保社長)から西表島のサトウキビ集中脱葉施設を購入する。当初は20年リースの計画だったが、購入の方針に転換。同町は町が購入することで、財政面での優遇や臨機応変な運用に期待を寄せている。 集中脱葉施設は2018年3月26日に完成。完成から1年で竹富町が購入することになる。同施設は同物産公社が建設した。延床面積は645平方㍍で、1時間あたりの脱葉処理能力… 2019/03/26
政治・経済 「諦めない」「地域振興を」 土砂投入、県民に賛否の声 辺野古移設 米軍普天間飛行場の辺野古移設に向け、新たな区域での土砂投入が始まったことを受け「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」(現地闘争部会)は25日午後、辺野古の松田ヌ浜で抗議集会を開催した。沖縄平和運動センターの山城博治議長やヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表らが辺野古移設の不当性を訴え「まだ止められる。諦めない」と拳を突き上げた。地元住民からは地域振興の観点で、移設工事の進ちょくを歓迎する声も… 2019/03/26
政治・経済 北部特産品販売の拠点に 明石野菜直売所を改築 生鮮食対応、買い物支援も 石垣市北部農村集落活性化協議会(我喜屋隆会長)が内閣府などの補助を受け、石垣市小さな拠点づくり推進事業補助金として整備した「明石一本松野菜直売所」の落成式が25日夕、明石の同販売所前で開かれた。落成式で関係者は「平久保半島の拠点として発展させる」など意気込んだ。同施設には生鮮食品にも対応できるよう冷蔵施設を整備。日用品を配達する移動販売車も購入し、北部住民の買い物支援を行う。 2019/03/26
政治・経済 邦人救出にオスプレイ想定 陸自、尖閣防衛でも活用 2016年施行の安全保障関連法で自衛隊の任務として可能になった海外の邦人救出や警護活動に必要だとして、政府が米空軍の特殊作戦用輸送機CV22オスプレイなど専用航空機を導入する方針を固めたことが23日、複数の政府関係者への取材で分かった。陸上自衛隊は尖閣諸島(石垣市登野城)など離島奪還作戦での使用も念頭に置いている。 防衛省では、危険性が極めて高い救出任務が具体化することを危惧する声があるほか、… 2019/03/25
政治・経済 中川新会長「基地避けて通れず」 衆院補選、参院選勝利誓う 自民県連大会 自民党沖縄県支部連合会は23日、那覇市内のホテルで党大会を開催し、新会長に県議の中川京貴氏を選出した。中川氏はあいさつで、敗北した知事選などを総括し「基地問題は避けては通れない」と指摘。その上で、普天間飛行場(宜野湾市)の危険性除去、返還後の跡地利用を辺野古移設問題の原点に挙げ「基地の整理縮小は県民の総意。責任政党として、基地問題に全力で取り組む」と表明。衆院3区補選、参院選の勝利を誓った。 2019/03/24