政治・経済 情報発信、防災機能を強化 観光アプリをリニューアル Wi―Fiエリアも拡大 石垣市 石垣市の中山義隆市長は22日、市役所で記者会見し、スマートフォン向けに提供している観光案内アプリ「石垣島観光なび」をリニューアルした、と発表した。島の飲食店などの情報発信機能を強化。従来にはなかった防災機能を加えるなど、利便性を向上させ、国内外の観光客が安心して石垣島を楽しめるよう工夫した。市街地でのWi―Fiエリア拡張も併せて報告した。 2019/04/23
政治・経済 2氏、懸命のラストスパート 衆院3区補選あす投開票 夏の参院選を占う衆院沖縄3区、大阪12区補選は21日に投票、即日開票される。沖縄3区は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設や沖縄振興策などが争点。与野党は、選挙結果が安倍晋三首相の政権運営に影響を与えるとみて対決色を強めている。 沖縄3区は無所属の新人、屋良朝博氏(56)と、自民党の新人、島尻安伊子氏(54)=公明、維新推薦=の一騎打ち。辺野古移設反対の野党や団体でつくる「オール沖縄… 2019/04/20
政治・経済 観光客、過去最高114万人台 クルーズ船寄港や直航便増 宮古島市18年度 宮古島市が17日に発表した2018年度の入域観光客数は114万3031人(前年度比16・6%増)で、初めて百万人台を突破し、5年連続で過去最高を記録した。空路は直航便の拡大、海路はクルーズ船の寄港増が主な要因。平良港では2020年4月の供用開始を目指して14万㌧級の大型クルーズ船に対応可能な岸壁の整備が進行中。今年3月末にはLCC(格安航空会社)が就航する「みやこ下地島空港」のターミナル開業もあ… 2019/04/19
政治・経済 八重山でもジュゴン生息か 環境省が目撃情報公表 石垣島や西表島などの八重山諸島や多良間島で、ジュゴンの個体や食(は)み跡などの目撃情報が2000年以降に計11件あったことが、環境省が16日に公表した南西諸島でのジュゴンの生息状況等に関する情報収集結果で分かった。ただ、写真などの証拠はなく、生息確認には至っていない。 ジュゴンの生息状況に関する先島諸島での聞き取り調査は2004年以来、14年ぶり。環境省は近年、ジュゴンの生息状況の調査が実施さ… 2019/04/19
政治・経済 尖閣海域 仲間市議出漁へ 魚のブランド化に意欲 漁船購入で募金も 石垣市議の仲間均氏(69)は、25日ごろから尖閣諸島海域に出漁することを計画している。仲間氏の出漁は2017年10月以来。「尖閣周辺で釣った魚をブランド化することで、周辺での漁を盛んにしたい。漁をしながら、周辺を航行する中国公船の状況も確認したい」と意気込んでいる。17日、八重山日報社の取材に明らかにした。 2019/04/18
政治・経済 国副首相、関係発展強調 河野元議長と会談、玉城知事同席 習近平氏の来県要請 【北京共同】中国の胡春華(こ・しゅんか)副首相は18日、河野洋平元衆院議長が会長として率いる日本国際貿易促進協会の訪中団と北京の人民大会堂で会談し「中日関係をさらに前へ発展させていきたい」と強調した。 米国との貿易協議については「中国として誠心誠意合意したいが米国次第だ。トランプ米大統領の出方が不確実だからだ」と指摘。中国経済に関しては「これからも安定的に進んでいく」との見通しを示し、日本に対… 2019/04/18
政治・経済 「女に政治無理」「台所へ帰れ」 3区にポスター、両陣営非難 衆院補選 衆院沖縄3区補選(21日投開票)の選挙区内の街頭で「女に政治は無理」「女は台所に帰れ」と記されたポスターが多数貼り出されているのが17日までに見つかり、立候補している屋良朝博氏、島尻安伊子氏の両陣営は、相次いで非難のコメントや声明を発表した。ポスターの掲示は沖縄市、うるま市、名護市で確認された。 女性候補の島尻氏を支持する自民党県連女性局は17日の声明で「『台所から政治を変える』と訴えてきた島… 2019/04/18
政治・経済 きょうから3日攻防 2陣営、辺野古や振興で舌戦 衆院3区補選 衆院沖縄3区補選は18日から最終盤の「3日攻防」に入る。立候補しているのは新人で元沖縄タイムス社会部長の屋良朝博氏(56)=無所属=と、新人で元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=。両候補は米軍普天間飛行場の辺野古移設問題や子どもの貧困対策、沖縄振興策などを訴え、ラストスパートの態勢に入る。 屋良氏は14日、うるま市内でトークイベントを開き、聴衆から、子どもの貧困問題や… 2019/04/18
政治・経済 観光地づくりの司令塔に 日本版DMOに登録 八重山ビジターズビューロー 政府は17日、地域の関係機関を束ね、観光地づくりの司令塔となる法人「日本版DMO」に、八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)を登録したと発表した。DMOは交通、農林漁業、商工業、宿泊施設、飲食店、地域住民など多様な関係団体を連携させ、行政とともに観光地づくりのマーケティングやマネージメント、ブランディングなどを行う。地域の観光戦略を練り、魅力ある観光地づくりに向け、情報発信… 2019/04/18
政治・経済 地方自治法で実施可能 市自治基本条例の内容も検討 住民投票 「石垣市住民投票を求める会」(金城龍太郎代表)が3日に提出していた「石垣市自治基本条例第28条第4項について、市長はどのように実施するのか」との質問状に対し16日午後、中山義隆市長が書面で回答し、同条例には住民投票実施の手続きを規定した規則等がないため、地方自治法に定められた直接請求の手続きを準用することで「実施可能」との見解を示した。また、同条例の運用に関する不十分さを認識し、手続きにかかる内… 2019/04/17
政治・経済 観光、貿易の拡大要望へ 玉城知事 就任後初訪中 玉城デニー知事は16日から、日本国際貿易促進協会の第44回訪中団に参加し、19日までの日程で北京を訪問する。中国側に対し、観光や貿易などの分野で、沖縄の関係強化を要望する。14日に開かれた衆院3区補選の集会で玉城知事は「トップが行って、いろんな話をするのを相手の国は見ている。玉城デニーは止まらない」と訪中への意欲を語った。 2019/04/17
政治・経済 屋良氏応援に野党代表らが集結 一致団結を確認 衆院3区補選 21日に投開票される衆院沖縄3区補選を巡り、野党代表者らは16日夜、県政与党会派の支持を受ける屋良朝博氏の選対事務所を訪問し、激励した。 参加したのは、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表ら。社民党からは照屋寛徳国対委員長に代わり照屋大河県議が、社大党からは大城一馬委員長に代わり当山勝利県議が、それぞれ参加した。また参院議員で会… 2019/04/17
政治・経済 泡盛にテロワール推奨 石垣の研究所で品種生産 国は泡盛の海外輸出を促進させるため、沖縄県産の長粒種米を原料にして生産し、付加価値を付ける「泡盛テロワール」に力を入れている。現在、石垣にある研究センターでは、フィリピンの研究所と共同で育成した品種を生産しており、酒造組合や生産者からの要望があれば提供することも検討している。 テロワールは商品を生産する際、その地域から取れる食材などを原材料に使い、付加価値をつけるもの。土壌の状態や地形、気候、… 2019/04/15
政治・経済 陸自配備 解けぬ対立の構図 4地区住民 市長突き放す 歩み寄りを求める市と、突き放す住民側―。石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画を巡り、11日夜、駐屯地建設予定地周辺の4地区住民と中山義隆市長の初の面談が実現した。陸自配備に反対する住民らは、環境への影響に対する懸念を口々に訴え、現在進んでいる工事の中止を要求。配備計画に理解を求める中山市長の説明を受け入れなかった。両者は今後も協議を続けていく方針たが、対立の構図は解けそうもない。 ▽カンム… 2019/04/13
政治・経済 市街地に光の架け橋 最新技術で夜のスポットに 石垣市 石垣市の光の架け橋創出事業で設置されたサザンゲートブリッジのライトアップセレモニーが12日夜、同橋付近で開かれ、本格運用が始まった。新しい夜の観光スポットとして整備。ライトアップが始まると、サザンゲートブリッジがLEDライトで輝き、最新技術を活用したプロジェクションマッピングなどで市街地に光の架け橋が現れた。 同事業は内閣府の離島活性化推進事業で設置。事業額は7600万円で国8割市2割の負担。… 2019/04/13
政治・経済 6月に「万国津梁会議」 普天間返還など議論へ 玉城知事 玉城デニー知事は12日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還を巡り、名護市辺野古移設を条件としない方策など幅広いテーマについて有識者らを交えて議論する「万国津梁会議」を6月上旬ごろに県内で開催する考えを表明した。「(有識者の意見をもとに)具体的、現実的な基地負担軽減についての考え方をまとめて(政府に)示していきたい」と述べた。 2019/04/13
政治・経済 口当たりもっと軽く 石垣島地ビール 「ハイビールライト」発売 石垣島地ビール株式会社(塩谷篤代表取締役)は11日、新商品「石垣島ハイビールライト」を発売したと発表した。昨年2月に発売した、泡盛「白百合」を10%ブレンドした「石垣島ハイビール」の姉妹品。混合率は9%になり、口当たりの軽さが増した。「ハイビール」と同様、半年間の常温流通が可能で、塩谷社長は「石垣発のビールとして島外出荷と飛躍が望める」と期待した。 同社によると「ハイビール」は発売以来、約2万… 2019/04/12
政治・経済 11月に沖縄大交易会 参加企業700社目指す 沖縄大交易会2019が11月14、15の両日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれる。11日、同実行委員会(小禄邦男委員長)が市町村自治会館で開かれ、大会計画案や収支予算案を承認した。参加企業の目標数を計700社に設定。規模拡大のため、会場に隣接する宜野湾市立体育館も使用する。 沖縄大交易会は国内外から企業が集まり、商談会を行うイベント。県や実行委員会は規模拡大に伴い、沖縄コンベンショ… 2019/04/12
政治・経済 「実施なら結果尊重」 4地区、面談で市に言明 陸自配備住民投票 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画で、駐屯地建設予定地周辺の4公民館住民約50人と石垣市の中山義隆市長が11日夜、川原公民館で初めて面談した。住民側は3ヵ月以内の住民投票の実施を求め「私たちは結果を尊重する」(川原公民館の具志堅正館長)と言明。仮に配備賛成が多数になっても結果に従う考えを明らかにした。中山市長は、住民投票の可否は議会が判断するとした上で、要望は「議員に伝える」と応じた。住民… 2019/04/12
政治・経済 進む大型化・重武装化 中国公船の航行長期化 尖閣周辺 尖閣諸島(石垣市)周辺海域で領海侵入を繰り返している中国海警局は近年、警備に当たる海上保安庁の巡視船を圧倒する勢いで船舶の大型化・重武装化と増強を続けている。2012年の尖閣国有化を契機に本格化した中国公船の航行について、笹川平和財団の竹田純一客員研究員は「中国にとって政治任務である以上、簡単には退かないだろう」とさらなる長期化を予測。双方の誤解による偶発的な衝突発生を懸念する。 2019/04/11