教育 「いつまで」不安の声も 休校中、小学校で自主学習会 新型コロナ 新型コロナウイルスの影響で、八重山3市町の公立小中学校は7日から休校しているが、石垣市では市教育委員会が主催する自主学習会などが各小学校で開催されている。 2020/04/12
教育 風に乗りスピード体感 IJYC、小中生対象にヨット教室 石垣海洋少年団(IJYC石垣ジュニアヨットクラブ)は4、5の両日、石垣漁港フィッシャリーナで小学4年生から中学2年生までを対象としたヨット教室を開いた。 フィッシャリーナのスペースを使い、オプティミスト級の小型ヨットで風を受け船を操った。ジュニアヨットクラブの生徒も同船してサポートした。 親子で体験した的野恭兵さん(40)は「船乗りでたまに練習をしているのを見て子どもにも体験させようと親子で… 2020/04/07
教育 授業科目に「海洋科」設置へ 国内初の教育基本計画策定 竹富町 国内自治体として初となる「竹富町海洋教育基本計画」がこのほど策定され、海洋教育推進委員会の仲田森和委員長らメンバーが27日午後、町仮設庁舎町長室を訪れ、西大舛髙旬町長に報告した。計画は町内各校で共通した海洋教育実践の基本指針を示す。2020年度に海洋教育副読本の刊行、21年度に授業科目に「海洋科(仮)」を設けるなど、学習指導要領等によらない教育課程を編成して実施することを認められる「教育課程特例… 2020/03/28
教育 高校レベルの検定に合格 歴史3級 松永さん、漢字準2級内田君 小浜小 竹富町立小浜小学校(漢那ひとみ校長、全校児童36人)の児童2人がこのほど、高校生レベルの歴史検定と漢字検定に合格した。4年生の松永恵茉さん(10)が歴史検定3級と準3級、6年生の内田蒼那(もあな)君(12)が漢字検定準2級を獲得した。 歴史能力検定では歴史上の人物の人名や役割を中心に問われる。3級からは日本史と世界史に試験が分かれ、大学入試推薦レベルとなる。 漢字能力検定は、漢字の読み・書き… 2020/03/24
教育 新教育長に田原伊明氏 全会一致で選任 与那国町議会 外間守吉与那国町長は18日、町議会(前西原武三議長)3月定例会で、与那国中校長などを歴任した田原伊明氏(63)を新教育長に任命する同意を議会に求め、全会一致で可決した。2017年6月16日に崎原用能教育長(72)が任期満了で退任して以降、1000日余りの教育長不在に終止符が打たれた。 2020/03/19
教育 真喜良小で橋の開通式 卒業制作で「夢絆」残す 真喜良小学校(仲吉永克校長)6年生52人は16日午前、同校で親子で卒業制作として取り組んだ校庭池の橋が完成し、完成披露と開通セレモニーを行った。 橋は長さ3メートル、幅1.2メートルのコンクリ製の橋で、両脇には卒業生が装飾した建築資材のテストピースを積んだ。テストピースには正門から向かって「第23期卒業生制作真喜良小夢絆の橋」と記された。 セレモニーで感想を発表した6年生の髙島優花さんは「ワ… 2020/03/17
教育 児童がクルマエビ養殖場見学 竹富小 島の特産品への理解深める 竹富小学校の児童がこのほど、社会科校外学習の一環でユーグレナ竹富エビ養殖㈱(新田長男代表取締役)の養殖場を訪問した。豊かな自然環境と地理的条件を生かして、特産品のクルマエビがどのように育てられ全国に出荷されているのかを学んだ。 児童らは5つある広大な養殖池の周囲を歩きながら、同社の狩俣まこさんから説明を受け、島のきれいな海水を使用していること、ひとつの池に100万尾以上のエビがいること、良質な… 2020/03/16
教育 受験生らに喜びの春 3高校と八特支で合格発表 県立高校の2020年度一般入試の合格者が11日午前、一斉に行われ、地元3高校と八重山特別支援学校高等部では397人が合格した。新型コロナウイルスによる肺炎による影響で県内高校での掲示板による合格発表が中止される中、地元3高校では通常通り掲示板での合格発表が行われた。 合格発表の朝、八重山高校では大勢の受験生たちや保護者が掲示板の前に押し寄せた。受験番号が張り出されると「よっしゃあ!」と歓声が上… 2020/03/12
教育 市内小学校で感染防止策 昼食時にも席を離す 新型コロナウイルス 新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念し、石垣市の各小学校では児童には席を離して昼食をとらせるなど感染防止策を実施している。市教育委員会は2月28日、市内小中学校が臨時休校しないことを決めると同時に、昼食時も授業中の座席で食事することを各小学校に指示したためだ。 2020/03/12
教育 八特支に優秀賞 運動会で五輪学習が評価 東京2020組織委 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は5日、全国の小中高・特別支援学校を対象とした、運動会や体育祭等でオリンピック・パラリンピックに関連した取り組み(演目)を表彰する「東京2020みんなのスポーツフェスティバル(秋)」で八重山特別支援学校(古我知博樹校長)を優秀賞10校のうちの1校に選出したと発表した。 同校へは同日、表彰状と東京2020アスリート委員会・高橋尚子委員… 2020/03/10
教育 「15の春」400人余が挑む 県立高校入試がスタート 2020年度県立高校の一般入学試験が4日、2日間の日程で始まった。八重山は3高校と大原、波照間、与那国の3中学校の計6カ所で試験を実施。八重山3高校では推薦内定者を除き414人が試験に挑んだ。八重山特別支援学校の高等部には13人(定員38人)が受験した。 2020/03/05
教育 簡略化の中に温かみも 新型肺炎で例年と異なる卒業式 新型コロナウィルスによる肺炎(COVID19)拡大の影響で1日、八重山3高校で開かれた卒業式では在校生の参加の制限、式次第を簡略化される形での実施となった。 入場口にはアルコール消毒液が置かれ、保護者などに「対策は各自でするように」と依頼し、マスクの着用を促すなど、例年とは異なる雰囲気の卒業式となった。 式次第では開式のことばや学事報告、祝電披露、卒業記念品贈呈、閉会のことばなどが簡略化され… 2020/03/02
教育 市内県立3高校 今年度450人卒業 「学んだ全てを胸に羽ばたく」 石垣市内の県立高校で1日、卒業式が開かれ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校・同定時制(前期・後期)から今年度、計450人が卒業した。今年は新型コロナウイルス拡大防止のため、短縮・簡略化された式となった。 このうち八重高(仲舛盛順校長)では男子107人、女子130人の計237人が卒業認定を受けた。仲舛校長から証書を手渡された卒業生ははにかんだり、ほほ笑んだりと、思い思いの表情を見せた。… 2020/03/02
教育 「走りだせ希望への道」 八商工 卒業生へオブジェ披露 卒業式を前に八重山商工高校(波平孝夫校長)定時制の在校生は2月29日、同校で卒業生を送るために制作したステンドグラス風オブジェを披露した。同校恒例のイベントとなっている駅伝大会をモチーフに卒業生15人がゴールに向かって進む様子をイメージ。3面で構成されたオブジェには「新たな扉開き」「走りだせ」「希望への道」と記され、色フィルムを使って背面から照明で照らし、未来に向かって走り出す様子を色鮮やかに表… 2020/03/01
教育 石垣市は臨時休校せず 感染者なく「共働き多い」 新型肺炎 新型コロナウイルス感染防止のため、安倍晋三首相が全国の小中高校などを3月2日から臨時休校にするよう要請したことを受け、石垣市の中山義隆市長と市教育委員会の石垣安志教育長は28日、市教委で記者会見し、市立小中学校は臨時休校しないと発表した。「感染者が出ていない」「通勤や通学での流入人口がない」などの市の実情にかんがみ、予防対策を施した上で、授業を続行する。竹富町、与那国町も臨時休校しない。 ただ… 2020/02/29
教育 八重高、卒業式簡略化 新型肺炎防止、八商工も検討 新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大に伴い、学校行事の規模縮小や時間短縮などを求めた25日付の県教育庁の通知を受け、八重山高校(仲舛盛順校長)は27日までに、感染症予防の観点から、3月1日に行われる卒業式での在校生の参加を制限し、式次第を簡略化する方針を決めた。八重山商工高校(波平孝夫校長)は式の内容を縮小する方向で検討。八重山農林高校(山城聡校長)では27日時点で、式を縮小する話は出… 2020/02/28
教育 小学校入学スムーズに 保育、教育関係者が学ぶ 「2019年度石垣市学びの基礎力育成支援事業推進協議会」(主催・石垣市)が25日午後、石垣市立図書館視聴覚室で開かれ、保育・教育関係者が集まり、幼児教育から小学校入学へのスムーズな移行を図るため学んだ。 2020/02/27
教育 水牛で黒糖づくり体験 普天間第二小との連携協定も 宮良小 石垣市立宮良小学校(仲間一史校長)が23日、今年で40周年を迎える毎年恒例の「黒糖づくり」を同校で実施し、節目を記念して水牛による圧搾作業も行われた。この日は、修学旅行などで交流している宜野湾市立普天間第二小学校(桃原修校長)との連携協力校調印式もあり、両校が連携への結束を深めた。 黒糖づくりは5年生を中心に実施され、前年に同校敷地内で植え付けして育てたサトウキビを使用している。今回は竹富島で… 2020/02/24
教育 道徳教科化など批判 前川喜平氏が講演 元文部科学事務次官の前川喜平氏が13日夜、石垣市民会館大ホールであった教育講演会に登壇した。2006年度の高校日本史教科書の検定で、沖縄戦での「集団自決」の記述について「認めていたものを突然、認めなくなった。これはおかしい」と主張。自身で学問の自由の重要性を強調する一方、集団自決での軍命令の有無をめぐる学問研究の進展には一切触れなかった。多くの反証がなされている「従軍慰安婦」「南京虐殺」について… 2020/02/15
教育 明和大津波を語り継ぐ 市議会、公民館に図書寄贈 桃原用昇氏 市出身で角川書店専務や産経新聞社顧問などを歴任した桃原用昇さん(77)=東京在=が12日午後、石垣市役所と市教育委員会を訪れ、1771年に八重山諸島を襲った明和大津波の悲劇などを記した後藤和久・島袋綾野編「最新科学が明かす明和大津波」(南山舎刊)を石垣市議会、石垣市自治公民館連絡協議会へそれぞれ寄贈した。 2020/02/13