社会 事業社に公開質問状 白保リゾート連絡協議会 白保リゾートホテル問題連絡協議会(山城吉博会長)は27日、白保サンゴ村で会見を開いた。同会は、同地域の地下浸透排水に対するサンゴ礁保全の具体的規制がないことを指摘。3月中に沖縄県に対し、基準を定めるよう要請する考えを示した。また、同リゾート建設に関わる2社に公開質問状を送付したことも発表した。 会見では2018年3月に県の環境部自然保護課、農林水産部水産課らが回答した文書を公開。 2課はそれ… 2019/02/28
社会 新病院で初の消防訓練 消火や避難など連携確認 石垣市消防本部(宇根規光消防長)は27日、旧空港跡地に移転した新県立八重山病院で初めての消防訓練を実施し、消防団、同病院の自衛消防組織のメンバーも含め総勢約90人が参加した。消火や避難などの訓練を通じて万一の際の連携を確認した。 同病院の消防計画に基づく訓練。病院5階にある研修ラウンジから漏電で出火したと想定した。初期消火に失敗したため火が拡大し、避難した職員が病院の屋上で救助を求めた。消防車… 2019/02/28
社会 4地区住民、着工中止要求 面談3時間、防衛省と平行線 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備計画を巡り、駐屯地建設予定地周辺の開南公民館(小林丙次館長)、於茂登公民館(喜友名朝昭館長)、川原公民館(大城潤一館長)、嵩田公民館(高宮耕館長)は27日夜、川原公民館で防衛省の担当者らと面談した。住民約100人が参加し、防衛省側に着工中止を要求した。会合は午後10時過ぎまで3時間超に及び、陸自配備による環境への影響などに懸念の声が続出。これに対し、防衛省側は近く用地造成… 2019/02/28
社会 きょう予定の港湾スト延期 労組連合会 全国港湾労働組合連合会(中央執行委員長・糸谷欽一郎)は25日、2月28日に計画していた全港湾でのストライキの延期をホームページ上で発表した。 同連合会によると、継続的に折衝を行った結果、事前協議を厳格に運用することを約束したことなどを理由に、常任中執会議で延期を決めた。 同連合会は28日に、全港湾の全職種を対象に、28日から3月1日までの24時間ストライキを計画し、各地区港湾委員長に準備指示… 2019/02/28
社会 八重山芸能の議論集約 連続講座、冊子が完成 白保企画 2017年9月から八重山芸能に関する連続講座を展開してきた合同会社白保企画(横目博二代表)がこのほど同講座の報告書を刊行し26日、大濱信泉記念館で会見を開いた。関係者は同冊子について、「八重山の芸能を考える上で重要な資料」と位置付けており、八重山芸能を巡る議論が集約されている。 この取り組みの前身は14年度からスタート。17年度からは「次世代を担う八重山芸能後継者育成支援事業」(支援・沖縄県、… 2019/02/27
社会 海自掃海艇に家族連れ 「ししじま」一般公開 海上自衛隊の掃海艇「ししじま」の一般公開が23、24の両日、石垣港第1号岸壁で行われ、家族連れなど多数の市民が訪れた。 掃海艇が石垣島で一般公開されるのは昨年2月以来。23日は251人、24日もほぼ同数が見学した。海自沖縄基地隊第46司令の井戸康裕2等海佐は「掃海艇は災害派遣などの任務も担う。一般公開を通して役割を理解してほしい」と期待した。 24日は天皇陛下ご在位30周年式典の日でもあり、… 2019/02/27
社会 環境ごみの実態に迫る 山口晴幸氏が受章 南山舎やいま文化大賞 防衛大学校名誉教授・山口晴幸氏(70)=神奈川県横浜市=の論文「〈八重山美ら海の叫び〉海洋越境廃棄物の脅威~忍び寄るマイクロプラスチック汚染~」が26日、南山舎㈱(上江洲儀正代表取締役)主催の第7回南山舎やいま文化大賞(一般部門)に選ばれた。 同論文は20年間にわたって沖縄島嶼で深刻化している漂着廃棄物の実態を定量的に明らかにし、軽減・抑止対策を検討して、実践的な方策や具体的活動などについてま… 2019/02/27
社会 障害児の自立支援へ 20年度末までにセンター設置 石垣市こども部会 石垣市障がい者自立支援協議会こども部会(徳小百合部会長)は26日午前、市健康福祉センター1階検診ホールで、2018年度の第2回会合を開き、障害児の自立支援を行なう地域の中核的な療育支援施設「児童発達支援センター」を20年度末までに設置する意向を示した。 2019/02/27
社会 住民と防衛省あす面談 「話し合いの第一歩」と声明 陸自配備問題 石垣島への陸上自衛隊配備計画で、駐屯地建設予定地周辺の於茂登公民館(喜友名朝昭館長)、開南公民館(小林丙次館長)、川原公民館(大城潤一館長)、嵩田公民館(高宮耕館長)と防衛省職員の面談が27日午後7時から、川原公民館で行われることが決まった。 2019/02/26
社会 巡視船が「満船飾」 陛下ご在位30周年 天皇陛下のご在位30周年慶祝行事の一環として、海上保安庁は全国の海上保安部などで、停泊中の巡視艇の船首から船尾までの間に国旗や国際信号旗を掲揚する「満船飾」を24日に実施した。 このうち石垣海上保安部では、浜崎船艇岸壁に停泊中の巡視船による満船飾を午前8時から日没まで実施し、記念撮影に訪れる市民の姿も見られた。 2019/02/25
社会 発酵プラント 3つの課題 処理費/運搬費/散布費 石垣市 「資源とエネルギーの循環で築く豊かな石垣市」と題したシンポジウム(沖縄県地球温暖化防止活動センター主催)が23日、石垣市健康福祉センターで開かれた。石垣市主催の第2部で同市は、メタン発酵プラントの状況を報告。処理費など3つの課題を紹介した。 2019/02/24
社会 4月13日から泡盛フェスタ 那覇、輸出拡大イベント 泡盛の魅力を伝える「第2回島酒フェスタ~夏を先取り!ゆかたでほろ酔い~」(主催・同実行委員会)が4月13、14日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開催される。試飲チケット一日券を購入すると、県内47蔵の泡盛が試飲のほか、古酒が当たる抽選会に参加できる。浴衣で来場すると粗品がもらえる。 飲食ブースには「琉球ダイニングあれんじ」や「マーミヤかまぼこ」など10店舗が出展する。ステージでは各蔵のPRや… 2019/02/24
社会 県民投票の投票率59% 竹富町で繰り上げ実施 辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票で竹富町選挙管理委員会は23日、町内8投票所で繰り上げ投票を行った。当日有権者数は3387人、投票率は59・02%だった。昨年9月の知事選の投票率は70・48%。 各投票所の投票率は竹富地区69・29%(当日有権者数280人)、小浜地区56・27%(同542人)、黒島地区59・12%(181人)、大原地区53・75%(759人)、上原地区5… 2019/02/24
社会 「普天間問題置き去り」 保守層、県民投票に警戒感 きょう24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」を問う県民投票に対しては、保守系の市長が在任する5市が一時、不参加を表明するなど、保守層を中心に強い反発がある。埋め立て反対が多数を占めることが確実視される中、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を巡る問題が「置き去り」にされることを警戒しているためだ。 2019/02/24
社会 きょう辺野古県民投票 最終盤、反対派の動き活発 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票が24日投開票される。竹富町では23日、繰り上げ投票が行われた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設を巡る初の県民投票だが、法的拘束力はないため、作業は続く見通し。運動最終盤の23日、移設反対派は街宣カーなどで投票を訴え、運動を活発化させたが、容認派は表立った活動は控えた。玉城デニー知事は那覇市内の街頭で投票を呼び掛けた。記者団には「… 2019/02/24
社会 70周年控え、5人に免許状 安室流協和会が定期総会 今年で70周年を迎える八重山古典音楽安室流協和会(宮里彦一会長)は23日夜、2019年度定期総会を大川公民館で開いた。第42回コンクール審査は10月5~6日、11日~13日に市民会館中ホールで、同授賞式と発表会は11月30日に市民会館大ホールで行なわれる。 総会では、18年度活動報告や19年度活動計画(案)が提示された。今年度は安室流協和会周年式典・祝賀会が予定されているが、日程を含めた詳細… 2019/02/24
社会 デイゴ保護で薬剤注入 昨年は15施設で95本 石垣市 石垣市は、県花デイゴに寄生するデイゴヒメコバチを防除するため、デイゴの樹幹に薬剤を注入する事業を毎年実施している。2018年は11月に15施設で95本のデイゴに薬剤を注入した。19年度も事業を継続する方向で県と調整している。 デイゴヒメコバチは体長1~1・6㍉。葉に寄生されたデイゴは活力が低下し、開花しなくなる症状が出る。菌の感染などの二次被害で枯死につながることもあるという。 県内では20… 2019/02/23
社会 抽選会にも大勢の人出 八重山かまぼこの日にぎわう 八重山かまぼこの日の22日、市内のかまぼこ店には大勢の人が詰め掛けた。この日、かみやーき小かまぼこ店(大城弘代表)では、購入した人全員を対象に、同店で使用できる商品券やかまぼこ1パックをプレゼントする抽選会も行い、大にぎわいだった。 大城文博店長は「操業は昭和9(1934)年とされるが、実はその前からやっているというから、90年以上になる。地域のお客さんに愛されてもらったおかげ。抽選会も日頃の… 2019/02/23
社会 特産品開発で連携へ 小泉経済大使が橋渡し 石垣市―小野町 石垣市は22日、福島県小野町と特産品開発や六次産業化で連携することを盛り込んだ「特産品交流による地域づくり(産官学)協定」の締結式を市商工会館で開き、両市町の行政や産業関係者らが参加した。市の経済大使(ゆばなうれ大使)で東京農大名誉教授の小泉武夫氏が同町出身で、協定締結を橋渡しした。両市町は今後、小泉氏の助言を受けながら、それぞれの資源を生かした地域振興の取り組みを共同で進める。 2019/02/23
社会 2020年夏開業予定 名城ビーチにリゾートホテル 糸満 沖縄リゾート㈱(糸満市・山下鉄也代表)は22日、糸満市役所で会見を開き、3月に市名城ビーチにおけるリゾートホテル新築工事を始めると発表した。「PIC琉球ホテル&リゾート」という名称で2020年夏の開業を目指す。設計は㈱国建。山下代表は「プールやビーチでのアクティビティを満喫でき、琉球のテイストを来館される皆様に楽しんでいただきたい」と話す。 452室の客室と県内最大級の水域面積を誇るプール施設… 2019/02/23