社会 園芸野菜を初出荷 拠点産地化へ意気込み JAおきなわ八重山地区園芸協議会(兼浜秀雄会長)が8日、磯辺集荷場で2019年の初荷式を開き、オクラ、ゴーヤーなど875㌔を県内外の市場へ出荷した。集まった関係者は万歳三唱でトラックを見送った。関係者はカボチャ、ゴーヤーの「拠点産地化を」など新年の目標を掲げた。 今年は正月休みを待たずに2日からゴーヤー、3日からインゲン、ピーマンなどの荷受けがあった。今年度の出荷計画はゴーヤー㌧、インゲン6… 2019/01/09
社会 松川市長、県民投票に否定的 元山氏「市町村の義務」 宜野湾市 辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う2月24日の県民投票をめぐり「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)などは7日、実施が決まっていない6市に「県民投票事務を実施しないことは違法であり、県政史上取り返しのつかない重大な禍根を残す」などとする抗議文を提出した。このうち米軍普天間飛行場の地元、宜野湾市には元山代表が直接訪れ、不参加の意向を表明した松川正則市長と面談。松川市長は「大変厳しい状況… 2019/01/08
社会 「県民投票させて」、「県民投票は無意味」 市民ら意見分かれる ■「県民投票させて」市民ら役所前で訴え 辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う県民投票の実施を求める市民ら約30人が7日、石垣市役所前でプラカードを掲げ「投票させてくれ」「われわれの声を無視するな」などと訴えた。 次呂久成崇県議は「県民投票は、住民が直接政治に関わる唯一の手法だ。県内で、投票できる市とできない市があってはならない」と呼び掛けた。 参加した富里八重子さん(80)は「アジアでも… 2019/01/08
社会 新垣さん親子、隣人を救助 家屋火災で的確に行動 那覇市消防局(島袋弘樹局長)は7日、昨年12月19日に那覇市識名で発生した住宅火災で、隣人2人を救助したとして同市に住む新垣めぐみさん(40)、愛佳(あいか)さん(21)、拓(ひろむ)さん(19)を表彰した。3人は親子で、娘の愛佳さんが隣の住宅から火が出ていることに気づき、母のめぐみさんと弟の拓さんに指示。連携して独居老人の2人の救助と119番通報、消防隊が到着するまでの初期消火を実施した。功績… 2019/01/08
社会 市長、県民投票の意義疑問視 有志は「違法」と実施迫る 辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う2月24日の県民投票をめぐり「『辺野古』県民投票の会」などは7日、実施が決まっていない宜野湾市、石垣市など6市に「県民投票事務を実施しないことは違法であり、県政史上取り返しのつかない重大な禍根を残す」などとする抗議文を提出した。最終判断を先送りしている石垣市の中山義隆市長は「慎重に判断したい」と明言を避ける一方「全県で実施されない県民投票は効力に疑問が出る… 2019/01/08
社会 駅伝通し新春祝う スポーツで地域住民交流 大浜公民館 第43回新春駅伝記念大会(主催・大浜陸上愛好会、大浜公民館)が年明けの1日、同公民館前を発着点として開かれ、地域住民が駅伝を通して新春を祝った。 同大会の開会式は午前8時に開始。長浜信夫大会長は「無理せず楽しく最後まで、タスキを渡してゴールして下さい。笑顔で走って、交流・親睦を深めてほしい」と主催者あいさつ。福島英和公民館長は「力を合わせて完走してほしい」と選手を激励した。 レースは午前9時前… 2019/01/06
社会 空手の寒稽古で息災祈念 波の上ビーチで200人 少林寺流空手道錬心舘沖縄県本部(本間貴文本部長)の県下合同・寒稽古が5日、那覇市の波の上ビーチで行われた。5歳から社会人まで約200人が無病息災を祈念し、心身を鍛えた。 那覇の午前10時の気温は21・5度。曇り空が広がった。時おり小雨が降る中、ランニングや型の演舞で体を温めた後、海中につかり、稽古が行われた。掛け声に合わせ、子どもたちが元気良くに「えいっ!」と突きや蹴りを披露した。 空手を始… 2019/01/06
社会 消防体制の充実強化へ 出初め式で決意新た 沖縄市 沖縄市消防出初め式が5日、市民会館大ホールで行われた。市消防本部や消防団、女性防火クラブなどが集結し、市民の防災意識の向上と消防体制の充実強化に努める決意を新たにした。県消防協会中部地区支会より消防職員7人、消防団員9人に永年勤続章が与えられた。 沖縄市消防本部の仲宗根繁消防長は「本市消防本部は地域住民の安全を確保する消防体制の強化に向けて消防車両や資機材など、消防装備の充実と高度化を進めてい… 2019/01/06
社会 沖縄バスケ、全国へ発信 20年来の夢、雑誌創刊 沖縄県で昨年10月、地域のバスケットボール情報に特化した年4回の季刊誌「アウトナンバー」が創刊された。地域に根ざしたローカルメディアがはやる中、一つのスポーツに絞るのは珍しく、約20年にわたり夢を温めてきた代表の金谷康平さん(35)は「魅力を全国に発信したい」と意気込んでいる。 県出身のプロ選手へのインタビュー、高校バスケの決勝戦詳報…。300円で販売された12ページの創刊号は、沖縄バスケの情… 2019/01/06
社会 親子2代の〝元日ベイビー〟も 仲宗根、井上さん夫婦 寿ぐ亥年生まれ 八重山病院 石垣市の県立八重山病院で1日、2家族の〝元日ベイビー〟が誕生した。そのうち、仲宗根さん家族は、親子二代続けて「亥年の元日」生まれとなった。 2019/01/05
社会 「戦争乗り越え今が」 山城幸子さんカジマヤー祝う 石垣市平得の山城幸子さんが数え97歳のカジマヤーを迎え、2日、平得地域内で車両パレードが行われた。生まれた時から平得に住み続けて娘4人を育て、孫14人、ひ孫15人に恵まれた山城さんは「戦争を乗り越え、この年まで長らえた。大変喜んでいます」と笑顔を見せた。 1923年9月20日生まれ。夫の故・清有さんも平得出身で、第二次大戦で出征した。43年に除隊後の清有さんと島内の避難所で結婚。戦後は夫と農業… 2019/01/05
社会 528人 二十歳の誓い 八重山3市町で成人式 2019年の石垣市成人式(市主催)が4日、石垣市民会館大ホールで開かれた。振り袖やスーツ、袴姿の新成人465人が参加し、二十歳の誓いを新たにした。式典終了後、家族や後輩、知人らが会場外で出迎え、新成人の門出を祝った。竹富町では4日までに46人、与那国町では17人が成人式に出席。八重山地区で528人が地域から祝福を受けた。 2019/01/05
社会 郵便局職員が年賀状仕分け 引き受け総数31万通余 「平成」としての新年を寿(ことほ)ぐ最後の年賀状の仕分け作業が、大詰めを迎えている。石垣市内と竹富町、与那国町を管轄する八重山郵便局(西里博務局長)=石垣市大川=は29日夜、1通でも多く元日に届けようと、管轄地域郵便局から集められた年賀状を配達場所ごとに仕分けする作業に追われた。 八重山郵便局によると、今年の年賀状の引き受け総数は約31万8000通(前年度約36万通)で、29日現在、約20万3… 2018/12/30
社会 冬のカンムリワシ幼鳥減少 生態系変化か、事故増加も 今冬に石垣島で観察される国の特別天然記念物カンムリワシ幼鳥の数が、例年に比べ減少していることが分かった。カンムリワシを長年観察している中本純市氏によると、例年は20羽以上見られるが、今年は今月21日の時点でまだ4羽しか見られない。その他の目撃情報を加えても6羽だけだという。生態系の変化や増加する交通事故死など、カンムリワシを取り巻く環境は厳しさを増している。 8月以降に営巣・巣立ちを終える成獣… 2018/12/30
社会 方言辞典 3月発刊へ 収録数、700~1000字弱 原稿最終精査が終了 与那国町教委 【与那国】第27回与那国方言辞典編集委員会(米城恵委員長)が26日、同町の複合型公共施設で開かれ、原稿の最終精査が行われた。同町教育委員会によると、収録される言葉は700から最大で1000弱の見込み。単語の日本語訳だけでなく例文集も記載され、日常会話にも活用できることが特徴。来年3月の発刊を予定している。 方言辞典編集は2013年度一括交付金事業、「与那国方言保存継承支援事業」の一環。編集委員… 2018/12/30
社会 「沖縄の誇り」活躍称賛 山川選手に那覇市民栄誉賞 県出身選手初となるパ・リーグのMVPと本塁打王に今季輝き、不動の4番としてチーム10年ぶりのリーグ優勝に貢献した埼玉西武ライオンズの山川穂高選手(27)=那覇市出身=への那覇市民栄誉賞授与式が28日、市役所で開かれた。 2018/12/29
社会 平成最後のお正月 寿ぐ準備ピークに 大型スーパー、着々と 「平成」として寿(ことほ)げる最後の正月に向け、石垣市内の大型スーパーでは着々と準備が進められている。㈱サンエー(上地哲誠代表取締役社長)の石垣シティ(眞榮城学総合店長)=真栄里=では、新年に向け余念がない。 2018/12/29
社会 良い新年迎えよう 新川小で門松づくり 官公庁の仕事納めとなる28日午後、市立新川小学校(佐事安弘校長)の正門で教諭らが門松づくりを行った。 汗を流したのは、同小教諭の平地竜樹さん、外間陽平さん、洲鎌朝太郎さん、那良伊千幸さん、運道恵理子さんら。高さ約120㌢の竹に、紅白の梅や紅白飾り、職員の自宅庭から採取したリュウキュウマツで飾り、ゴザを巻き、縄で縛り完成させ、校門に設置した。 洲鎌さんは「毎年恒例の門松づくり。『あらしょっ子』… 2018/12/29
社会 ご当地アイドル日本一に OBPが那覇市に報告 県内外で活躍する「沖縄発モデルアイドル進化系グループOBP」は27日、那覇市役所を訪れ、8月に東京で開催された日本一のご当地アイドルを決める「汐留ロコドル甲子園2018」での優勝を城間幹子市長に報告した。 歌やダンス、ご当地アピールが審査の対象となる同大会でOBPは初出場ながら優勝を果たした。正規メンバーのれんれんさん(10)は「緊張はしたけど、ステージに立ったら楽しくできた」と振り返る。ご当… 2018/12/28
社会 ヨナグニサンふんが染料に 染め物体験に興奮 与那国島 「ヨナグニサン幼虫の糞絞り染め体験」(アヤミアビル館主催)が23日、与那国島の徳美工房で開かれ、約20人が参加して染め物作業を楽しんだ。同イベントは2009年以来9年ぶりの開催。 染め物の原料はヨナグニサンの幼虫のふん。幼虫はアサの植物の種類によって、ふんの色が異なるため、染料として違う色が出る特徴がある。 今回はフカノキを食べたふんと、キールンカンコとアカギを食べたふんの2種類を染料として… 2018/12/28