基地と沖縄 知事「投票結果は民意反映」 自民「反対は有権者の3割台」 県民投票 県議会(新里米吉議長)2月定例会は25日から一般質問が始まり、初日は山川典二氏(自民)、仲田弘毅氏(同)、西銘啓史郎氏(同)、中川京貴氏(同)、大浜一郎氏(同)、又吉清義氏(同)が質問した。玉城デニー知事は、24日に投開票された「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票について「民意は反映されている」と強調。安倍晋三首相との会談では、「辺野古が唯一という方針を見直し、普天間飛行場… 2019/02/26
基地と沖縄 【解説】普天間固定化のジレンマ 反対派「圧倒的民意」 県民投票 24日投開票された「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は埋め立て反対が多数を占めた。玉城デニー知事は県民投票の結果を「民意」として日米両政府に突き付ける考えだ。ただ県は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還に向けた展望を示せず、日米両政府も、宜野湾市民の危険除去に向け「辺野古移設が唯一の選択肢」という立場を崩していない。投票結果が辺野古移設に悪影響を与えた場合、かえって普天間飛… 2019/02/25
基地と沖縄 辺野古埋め立て反対7割超 首相と米に玉城知事伝達へ 県民投票、52%投じる 政府は移設方針堅持 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票は24日投開票の結果、辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」が7割超となった。投票率は、住民投票の有効性を測る一つの目安とされる50%を超えて52.48%だった。玉城デニー知事は近く安倍晋三首相とトランプ米大統領に結果を伝達する。県側は民意を踏まえ、改めて移設を断念するよう迫るが、県民投票結果に法的拘束力はなく、政府は推進方針を堅持する見通し… 2019/02/25
基地と沖縄 知事「大切な一票投じて」 国民全体に発信と強調 玉城デニー知事は23日、県庁前で「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票への参加を県民に呼び掛ける「県民投票キャラバン」に参加した。「県民が自分の考えを投票できるのは大変意味がある。貴重な機会を生かし、大切な一票を投じてほしい」と促した。 報道陣の取材に「米軍基地建設のための埋め立てについて、賛成か反対かをシングルイシューで県民の意思を問う県民投票だ」と改めて強調。「日本国民… 2019/02/24
基地と沖縄 県民投票の投票率59% 竹富町で繰り上げ実施 辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票で竹富町選挙管理委員会は23日、町内8投票所で繰り上げ投票を行った。当日有権者数は3387人、投票率は59・02%だった。昨年9月の知事選の投票率は70・48%。 各投票所の投票率は竹富地区69・29%(当日有権者数280人)、小浜地区56・27%(同542人)、黒島地区59・12%(181人)、大原地区53・75%(759人)、上原地区5… 2019/02/24
基地と沖縄 「普天間問題置き去り」 保守層、県民投票に警戒感 きょう24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」を問う県民投票に対しては、保守系の市長が在任する5市が一時、不参加を表明するなど、保守層を中心に強い反発がある。埋め立て反対が多数を占めることが確実視される中、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を巡る問題が「置き去り」にされることを警戒しているためだ。 2019/02/24
基地と沖縄 きょう辺野古県民投票 最終盤、反対派の動き活発 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票が24日投開票される。竹富町では23日、繰り上げ投票が行われた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設を巡る初の県民投票だが、法的拘束力はないため、作業は続く見通し。運動最終盤の23日、移設反対派は街宣カーなどで投票を訴え、運動を活発化させたが、容認派は表立った活動は控えた。玉城デニー知事は那覇市内の街頭で投票を呼び掛けた。記者団には「… 2019/02/24
基地と沖縄 あす辺野古県民投票 西銘氏、県民二分と指摘 米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、西銘恒三郎衆院議員(自民)は21日のメールマガジンで「県民の複雑な思いを県民投票で二分する必要はない」と述べ24日に投開票される「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は不要との考えを示した。 「沖縄で生まれ、沖縄で育ち、沖縄で選挙の洗礼を受けた者として、普天間飛行場の全面返還を実現するため辺野古移設を腹をくくって実現しようとしている」と移… 2019/02/23
基地と沖縄 北側滑走路閉鎖も騒音増加 外来機の飛来も変化なし 嘉手納飛行場 県議会代表質問が20日から始まった。大浜浩志環境部長は、1月7日から工事のため北側滑走路が閉鎖されている米軍嘉手納飛行場の騒音発生回数が閉鎖後も15測定局全てで増加しており、周辺住民の生活環境に影響を与えていると指摘した。21日、照屋大河氏の質問に答えた。 同飛行場への外来機の飛来について池田竹州知事公室長は、割合が約28%で従来と変化がないと説明した。 玉城デニー知事は沖縄振興特別措置法に… 2019/02/22
基地と沖縄 訓練激化の現状訴え 7年ぶり上京要請へ 嘉手納町議会 嘉手納町議会の徳里直樹議長らは21日、町役場で記者会見し、嘉手納飛行場の訓練激化や騒音被害などの現状を訴えるため26日上京し、政府や各政党へ要請行動すると明らかにした。上京して要請行動を行うのは7年ぶり。 徳里議長は「7年前は(米軍普天間飛行場の)嘉手納統合案に対し、反対する趣旨で上京した。いつ統合案が再浮上するか分からない懸念もある。住民に対する負担が大きくなっている中、直接状況を説明したい… 2019/02/22
基地と沖縄 「宜野湾市民忘れないで」 普天間返還訴え孤軍奮闘 24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票に向け、県内では埋め立て反対を訴える活動が活発化する一方、賛成派の組織的な動きはほとんど見られない。こうした中、埋め立てに賛成するよう訴えるチラシを県民に配布し、孤軍奮闘するのが元宜野湾市議の平安座唯雄さん(73)=同市=だ。「普天間飛行場の危険性にさらされている宜野湾市民のことを忘れないでほしい」と、県民に普天間飛行場問題… 2019/02/19
基地と沖縄 期日前投票始まる 玉城知事「意義深い」 辺野古県民投票 24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票の期日前投票が15日から始まった。玉城デニー知事は同日午前、地元の沖縄市役所を訪れ、投票を行った。投票後、報道陣に「埋め立てについてシングルイシュー(一つの争点)で等しく県民がその意思を的確に表すことは大変意義深い」と強調した。 2019/02/16
基地と沖縄 「圧倒的な民意を示そう」 辺野古で反対派が出発式 県民投票 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票が告示された14日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で新基地建設反対県民投票連絡会が出発式を開いた。約200人が参加し、埋め立てに反対票を投じるよう訴えてガンバロー三唱した。 前名護市長の稲嶺進共同代表は「県民の強い意思を示すことで工事をストップできる。24日は県民が歴史に残る答えを示す日。みんなで最後まで頑張ろう」と呼び掛… 2019/02/15
基地と沖縄 辺野古県民投票が告示 24日投開票、反対派活発 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票が14日、告示された。24日投開票(竹富町は23日投票)。法的拘束力はないため、政府は結果にかかわらず日米同盟の抑止力維持などを理由に米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を続ける方針だ。移設反対派は活発な投票運動を展開しており、昨年9月の知事選で移設反対の玉城デニー知事が獲得した約39万6千票を超える反対票を積み上げられるかが焦点。玉城知事は… 2019/02/15
基地と沖縄 知事もビラ配り 玉城デニー知事は辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票が告示された14日、パレットくもじ前広場で、道行く人に投票を呼び掛けるチラシを配った。 2019/02/15
基地と沖縄 辺野古阻止へ「全身全霊」 女性力・平和推進課新設へ 玉城知事演説 玉城デニー知事は県議会2月定例会初日の13日、2019年度県政運営方針演説をした。「辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向けて、ぶれることなく、全身全霊で取り組む」と強調し、米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止に向け、改めて決意を示した。女性がさまざまなな分野で力を発揮できる社会の実現を目指し「女性力・平和推進課(仮称)」を新設すると表明した。 2019/02/14
基地と沖縄 有識者、辺野古移設に否定的 県民投票フォーラムで議論 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う24日の県民投票に向け、県は7日、有識者3人を招いた「県民投票フォーラム」を那覇市の沖縄タイムスホールで開いた。有識者からは、米軍普天間飛行場の辺野古移設に賛成する意見はなく、否定的な意見が相次いだ。県民投票条例で、知事は中立的な立場で広報を行うことが求められているが、フォーラムに辺野古移設賛成の有識者が参加していないことに、一部では批判の声も上… 2019/02/12
基地と沖縄 辺野古反対派 アピール活発 宣伝戦で優位、懸念の声も 県民投票 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は24日の投開票まで2週間に迫った。告示は14日。県内各地では、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する団体が街頭で埋め立てに反対票を投じるよう呼び掛けるなど、投票運動を活発化させている。選挙の場合、告示前に選挙運動することは公職選挙法に違反するが、県民投票に同法は適用されないため、告示前の運動も可能。現在、埋め立てに賛成票を投じるよう呼び… 2019/02/10
基地と沖縄 住民投票実現なお模索 求める会、与野党と面会 野党に議員発議の動き 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例を市に直接請求した「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表は7日、市議会での住民投票条例否決にかかわらず、住民投票の実現をなお模索する方針を示した。金城代表らメンバーがこの日、市議会の与野党と相次いで面会したあと、報道陣に明らかにした。金城代表らの動きに合わせ、野党からは、3月議会で住民投票条例の議員発議を検討するよう求める声が上が… 2019/02/08
基地と沖縄 県民投票参加を正式表明 「考える機会になれば」 松川市長 宜野湾市 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を巡り、県議会で県民党条例が改正されたことを受け、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は1日の記者会見で「全県実施に向けての努力は評価をし、重く受け止めるべき」と述べ、県民投票参加を正式に表明した。2月24日の実施に向けて「事務の遅れを取り戻すべく職員の協力を得ながら取り組む」とした。 2019/02/02