政治 広げよう 組踊の感動 上演300年、15日に式典など計画 沖縄を代表する演劇の「組踊」が創始者・玉城朝薫によって初演されてから今年で300年を迎える。県が組織した組踊上演300周年記念事業実行委員会(会長・玉城デニー知事)は、沖縄の復帰記念日の5月15日に記念事業開幕式典を国立劇場おきなわで開く、年間を通して関連行事を展開し、県民に組踊への関心を深めてもらう。 2019/05/04
政治 尖閣・EEZ監視強化を 離島振興協議会が県に要請 県離島振興協議会・県過疎地域振興協議会(外間守吉与那国町長)は4月25日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、今年度の離島・過疎地域振興に関する要望書を手渡した。要望書は95項目からなり、そのうち20項目が新規要望。市町村共通要望や、北部、中部、南部、宮古、八重山の各地区別の要望をそれぞれ分けて列挙した。 市町村共通要望には、宮古・八重山圏域の周辺海域の取り締まり強化を明記。尖閣や排他的経済水域(E… 2019/05/01
政治 罰則 登録料など審議 案内人条例、来月18日に検討委 世界遺産登録に向け竹富町 西表島の世界自然遺産登録に再挑戦する竹富町は、観光ガイドを登録制にする「竹富町観光案内人条例」(仮称)の整備を進めており、5月18日に開催される竹富町観光案内人条例検討委員会で具体的な審議を開始する。罰則規定や登録料などを審査する。同町は2019年度内の条例制定を目指している。 2019/04/30
政治 県議会「不安と衝撃」 米海軍兵事件に抗議決議 県議会(新里米吉議長)は26日の臨時会で、同県北谷町で米海兵隊所属の海軍兵が知人の日本人女性を殺害後に自殺したとみられる事件に抗議する決議と意見書を、全会一致で可決した。宛先は、安倍晋三首相やハガティ駐日米大使ら。 2019/04/27
政治 「一帯一路へ関与模索」 習氏の沖縄訪問に期待 玉城知事 玉城デニー知事は26日の定例会見で、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」に関し「沖縄が日本のアジアへの玄関口として、一帯一路に関わっていけるか模索する」と述べた。ただ現段階で、沖縄の具体的な関与の方法は「検討段階にはない」とした。習近平国家主席の沖縄訪問にも期待感を示した。 2019/04/27
政治 5月に参考人招致へ 特別委、住民投票賛否で 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票条例案を審議している石垣市議会の「平得大俣地域への陸上自衛隊駐屯地配備に関する特別委員会」(長山家康委員長)は26日、市役所で第2回会合を開いた。住民投票の必要性に関し、賛否双方の立場の参考人を5月の次回会合で招致することを決めた。 この日の会合で長山委員長が「参考人を呼んで判断の材料にしてはどうか」と提案した。これに対し野党は、参考人招致より、住民… 2019/04/27
政治 菅長官「国として検討」 ゆいレールの3両編成化 玉城デニー知事は25日、官邸に菅義偉官房長官を訪れ、現在2両編成の沖縄都市モノレール(ゆいレール)を3両編成とし、輸送力を増強することを要請した。車両購入などで沖縄都市モノレール株式会社の負担が大きいため、政府に財政支援を求めた。玉城氏によると、菅氏は「みんなで努力しながら、国としても検討していきたい」と応じた。 2019/04/26
政治 辺野古「解決策でない」 屋良氏に当選証書付与 衆院3区補選 衆院沖縄3区補選で当選した屋良朝博氏への当選証書付与式が24日、県庁で開かれ、県選挙管理委員会の当山尚幸委員長が当選証書を手渡した。 屋良氏は「多くの方の付託、期待を受けて国政に行く。責任を重く受け止めている」と強調。米軍普天間飛行場の辺野古移設問題について「普天間飛行場の解決の道筋をきちんとつけていきたい。辺野古は解決策ではないという認識を、国会の中で広げたい」と意気込んだ。 自らが表明し… 2019/04/25
政治 政府に沖縄振興推進要請 知事、基地の跡地利用も 上京中の玉城デニー知事は23日、宮腰光寛沖縄担当相らを訪れ、沖縄振興と米軍基地の跡地利用推進を要請した。松川正則宜野湾市長、西田睦琉球大学学長も同行した。要請後、知事は報道陣に対し「沖縄振興は非常に関心も高い。日本国内の南の玄関口としての役割と機能が、国内経済にもつながっていくという考えも聞かせてもらった」と好感触を強調した。 要請書では、政府の「経済財政運営と改革の基本方針2019(仮称)」… 2019/04/24
政治 県、係争委に審査申し出 撤回取り消し裁決不服で 辺野古移設問題 県が昨年夏に行った辺野古埋立て承認の撤回を、石井啓一国土交通大臣が5日取り消した裁決に対して、県は22日、国地方係争処理委員会(係争委)にその裁決を不服として、審査申出書を発送した。 玉城デニー知事は会見し、審査申出の理由として、国交大臣は内閣の一員の立場で、沖縄防衛局の審査請求を判断する地位になく、採決は地位濫用による違法なものであるなどと批判した。また玉城氏は、埋め立て予定海域の軟弱地盤の… 2019/04/23
政治 普天間、早期に解決策提示 屋良氏「政府は聞く耳を」 衆院3区補選 衆院3区補選で初当選した屋良朝博氏(56)は一夜明けた22日午前、沖縄市の自宅で報道陣の取材に応じた。米軍普天間飛行場の返還を辺野古移設なしに実現する方法について「解決策を早く示し、選択肢を提供するのが政治の役割だ」と述べ、早期に具体策を提示したい考えを示した。 具体策のあり方については「平時における海兵隊の運用がどうなのか、全く議論されていない。即、有事だ、即、脅威だという話になっている」と… 2019/04/23
政治 2氏、懸命のラストスパート 衆院3区補選あす投開票 夏の参院選を占う衆院沖縄3区、大阪12区補選は21日に投票、即日開票される。沖縄3区は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設や沖縄振興策などが争点。与野党は、選挙結果が安倍晋三首相の政権運営に影響を与えるとみて対決色を強めている。 沖縄3区は無所属の新人、屋良朝博氏(56)と、自民党の新人、島尻安伊子氏(54)=公明、維新推薦=の一騎打ち。辺野古移設反対の野党や団体でつくる「オール沖縄… 2019/04/20
政治 国副首相、関係発展強調 河野元議長と会談、玉城知事同席 習近平氏の来県要請 【北京共同】中国の胡春華(こ・しゅんか)副首相は18日、河野洋平元衆院議長が会長として率いる日本国際貿易促進協会の訪中団と北京の人民大会堂で会談し「中日関係をさらに前へ発展させていきたい」と強調した。 米国との貿易協議については「中国として誠心誠意合意したいが米国次第だ。トランプ米大統領の出方が不確実だからだ」と指摘。中国経済に関しては「これからも安定的に進んでいく」との見通しを示し、日本に対… 2019/04/18
政治 「女に政治無理」「台所へ帰れ」 3区にポスター、両陣営非難 衆院補選 衆院沖縄3区補選(21日投開票)の選挙区内の街頭で「女に政治は無理」「女は台所に帰れ」と記されたポスターが多数貼り出されているのが17日までに見つかり、立候補している屋良朝博氏、島尻安伊子氏の両陣営は、相次いで非難のコメントや声明を発表した。ポスターの掲示は沖縄市、うるま市、名護市で確認された。 女性候補の島尻氏を支持する自民党県連女性局は17日の声明で「『台所から政治を変える』と訴えてきた島… 2019/04/18
政治 きょうから3日攻防 2陣営、辺野古や振興で舌戦 衆院3区補選 衆院沖縄3区補選は18日から最終盤の「3日攻防」に入る。立候補しているのは新人で元沖縄タイムス社会部長の屋良朝博氏(56)=無所属=と、新人で元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=。両候補は米軍普天間飛行場の辺野古移設問題や子どもの貧困対策、沖縄振興策などを訴え、ラストスパートの態勢に入る。 屋良氏は14日、うるま市内でトークイベントを開き、聴衆から、子どもの貧困問題や… 2019/04/18
政治 観光、貿易の拡大要望へ 玉城知事 就任後初訪中 玉城デニー知事は16日から、日本国際貿易促進協会の第44回訪中団に参加し、19日までの日程で北京を訪問する。中国側に対し、観光や貿易などの分野で、沖縄の関係強化を要望する。14日に開かれた衆院3区補選の集会で玉城知事は「トップが行って、いろんな話をするのを相手の国は見ている。玉城デニーは止まらない」と訪中への意欲を語った。 2019/04/17
政治 屋良氏応援に野党代表らが集結 一致団結を確認 衆院3区補選 21日に投開票される衆院沖縄3区補選を巡り、野党代表者らは16日夜、県政与党会派の支持を受ける屋良朝博氏の選対事務所を訪問し、激励した。 参加したのは、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表ら。社民党からは照屋寛徳国対委員長に代わり照屋大河県議が、社大党からは大城一馬委員長に代わり当山勝利県議が、それぞれ参加した。また参院議員で会… 2019/04/17
政治 陸自配備 解けぬ対立の構図 4地区住民 市長突き放す 歩み寄りを求める市と、突き放す住民側―。石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画を巡り、11日夜、駐屯地建設予定地周辺の4地区住民と中山義隆市長の初の面談が実現した。陸自配備に反対する住民らは、環境への影響に対する懸念を口々に訴え、現在進んでいる工事の中止を要求。配備計画に理解を求める中山市長の説明を受け入れなかった。両者は今後も協議を続けていく方針たが、対立の構図は解けそうもない。 ▽カンム… 2019/04/13
政治 6月に「万国津梁会議」 普天間返還など議論へ 玉城知事 玉城デニー知事は12日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還を巡り、名護市辺野古移設を条件としない方策など幅広いテーマについて有識者らを交えて議論する「万国津梁会議」を6月上旬ごろに県内で開催する考えを表明した。「(有識者の意見をもとに)具体的、現実的な基地負担軽減についての考え方をまとめて(政府に)示していきたい」と述べた。 2019/04/13
政治 辺野古「暴走建設だ」 野党、移設阻止へ来県 立憲民主など野党6党派の国対委員長らは10日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し、那覇市で防衛省沖縄防衛局から意見聴取した。立民の辻元清美国対委員長は「ブレーキの利かない暴走建設だ」と批判。衆院沖縄3区補選に辺野古移設反対で立候補した屋良朝博氏の陣営も激励に訪れた。 防衛局からの意見聴取では、出席者から、埋め立て予定海域にある軟弱地盤の調査や改良工事への質問が相次いだ。辻元氏… 2019/04/11