再建へ初の知事直轄チーム 部局横断、県民会議も設置 首里城
首里城の焼失から一週間となる7日、玉城デニー知事が県庁で記者会見し、部局を横断して対応する知事直轄チーム「首里城復興戦略チーム」を庁内に設置すると発表した。関係課長らで構成する「首里城復旧ワーキンググループ」も新設する。国と連携してロードマップを策定し、復旧復興作業を進める意向。国と対等な立場で作業を進めるため、新組織の編成を急ぐ。部局を横断した知事直轄組織の設置は初めてという。 「首里城復興…
2019/11/08
再建へ初の知事直轄チーム 部局横断、県民会議も設置 首里城
首里城の焼失から一週間となる7日、玉城デニー知事が県庁で記者会見し、部局を横断して対応する知事直轄チーム「首里城復興戦略チーム」を庁内に設置すると発表した。関係課長らで構成する「首里城復旧ワーキンググループ」も新設する。国と連携してロードマップを策定し、復旧復興作業を進める意向。国と対等な立場で作業を進めるため、新組織の編成を急ぐ。部局を横断した知事直轄組織の設置は初めてという。 「首里城復興…
2019/11/08
インパール作戦生還者と面会 インドの音楽家ら竹富訪問
第2次大戦の大激戦地として知られるインド北東部のインパール(インド・マニプール州)から、同地域を代表する伝統音楽家のマンガンサナさんら3人がこのほど、竹富島を訪問。島に住むインパール作戦の生存者、赤山喜介さん(100)と面会した。同作戦は日本軍の最も凄惨な作戦の一つとされ、日本兵7万5千人の死傷者の大半は餓死と病気によるものとされる。一方で、インド独立のきっかけになった戦いとも言われる。
2019/11/07
高校生が操船体験 海保、巡視船で受け入れ
石垣海上保安部は6日、八重山高校1年の生徒7人をインターンシップ生として受け入れた。生徒たちは巡視艇やえづきの体験航海、他船の消火訓練体験、巡視船かびら見学、心肺蘇生法体験などを行った。 巡視船でインターンを受け入れるのは初めて。これまでのインターンは巡視船内の見学だけだった。 海上保安部の職員たちは「汽笛を3回鳴らすと後進、1回は右、2回は左」などと操船を説明。生徒たちは緊張しながらハンド…
2019/11/07
【視点】なぜ防げぬ 貴重動物の事故死
2日に石垣島でカンムリワシ、3日に西表島でイリオモテヤマネコが相次いで交通事故死した。いずれも国の特別天然記念物だ。豊かな生態系は八重山のかけがえのない財産なのに、貴重な動物の事故死は後を絶たない。 石垣島、西表島は国立公園に指定され、西表島は世界自然遺産登録を目指している。ヤマネコは竹富町、カンムリワシは石垣市のシンボルとして住民に愛されている動物でもある。官民一体となった保全運動が求められ…
2019/11/07
「SDGsの理念普及を」 沖縄で島嶼観光フォーラム
島しょ部を持つ国の知事らが集まり、観光などの共通課題を協議する第23回島嶼(しょ)観光政策フォーラム(ITOP)が5、6の両日、那覇市内のホテルで開かれた。開催地の沖縄県の提案で「観光によるSDGs(エスディジーズ)への貢献」をテーマに設定。6日にはプレゼンテーションやシンポジウムを行い、観光客を含めた全ての観光に携わる人に対し、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの理念を普及させることを盛り…
2019/11/07
ルワンダのパラ選手が施設利用 県と八重瀬町が協定締結
県と八重瀬町は5日午後、来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)の事前キャンプに関する協定をルワンダパラリンピック委員会と締結した。同国のシッティングバレーボールの選手らが町内の施設を活用し、練習する。県が他国の競技団体と協定を結ぶのは、今回で9件目。 調印式は県庁1階のホールで行われ、県からは富川盛武副知事が、八重瀬町の新垣安弘町長が出席。ルワンダパラリンピ…
2019/11/07
県連携で津波避難訓練 通信機器応答訓練など 石垣、竹富
東日本大震災の津波被害などをきっかけに制定された「津波防災の日」と「世界津波の日」の5日、石垣市は竹富町と合同で、県防災危機管理課をはじめとする関係機関と連携し、避難行動や同校屋上での通信機器応答訓練など、津波浸水域内公共施設での津波避難訓練を実施した。訓練には市役所と町役場の職員、計110人ほどが参加した。
2019/11/06
住民投票は「無責任体制」 自治基本条例廃止求める 村田春樹氏
石垣市の自治基本条例を検証する講演会が5日夜、市健康福祉センターで開かれ「自治基本条例に反対する市民の会」会長の村田春樹氏が講師を務めた。村田氏は、同条例で定められた住民投票制度に対し「無責任体制で、市長も議員も結果に責任を取らない」と指摘。同条例は「百害あって一利なし」と述べ、廃止すべきとの考えを示した。
2019/11/06
カンムリワシ輪禍 今年5件目、4年前放鳥
環境省石垣自然保護官事務所によると、2日午前7時20分ごろ、石垣市川平の県道207号川平高屋線で、交通事故死したと見られる国の特別天然記念物カンムリワシを周辺のホテル従業員が見つけた。このカンムリワシは2015年にいったん保護されたあと放鳥されており「キム」と名付けられていた。カンムリワシの交通事故死は今年に入って5件目。 秋から冬は道路沿いでエサを探すカンムリワシが増える傾向にあり、同事務所…
2019/11/06
「汚染されない根拠」など要求 陸自配備で4公民館
石垣島への陸上自衛隊配備計画で、予定地周辺の於茂登公民館の喜友名朝昭館長、開南公民館の小林丙次館長、川原公民館の具志堅正館長、嵩田公民館の高宮耕館長は5日、市役所を訪れ、中山義隆市長宛てに意見交換会の開催を求める申し入れ書を提出した。 この中では、事前の質問として➀陸自配備では自然環境は汚染、破壊されないという主張の科学的根拠➁有事の際の住民避難計画の詳細➂陸自配備によって有事や事故が発生した…
2019/11/06