行政 児童の学習意欲が向上 上原小など県が読書活動を表彰 県は4日、今年度の沖縄県読書活動優秀実践表彰式を県立図書館で開き、竹富町立上原小学校など4つの教育機関と、3団体を表彰した。児童・生徒の読書を推進する活動を行った教育機関や団体が教育長表彰を受けた。県民に読書への関心と理解を深めることが目的。 同小は、児童らが自分の呼んだ本を紹介する「ビブリオバトル」を6年前から実施。制限時間を3分に短縮し全学年で行っている。また、授業で使われた教材に関連する… 2019/11/05
行政 展示物や収蔵物焼失か 首里城火災で対策会議 首里城正殿が全焼したことを受け、県は10月31日午後、第1回首里城火災対策等本部会議を県庁で開催した。玉城デニー知事は「火災により県民や関係各所にご迷惑をお掛けし、遺憾に思う。言葉にできない喪失感だ」と述べるとともに、復元への決意も示し「政府や国内外の関係機関、国民や世界のウチナーンチュの協力を得ながら全力を尽くす」と力を込めた。 2019/11/01
行政 成人式 現行支持7割超 生徒や市民、18歳参加否定的 あり方検討委で報告 成人年齢を18歳に引き下げる民法改正を受け、石垣市の成人式の参加対象者を見直すべきか検討する「成人式あり方等に関する意見交換会」(前盛善治議長)の初会合が10月31日、市教育委員会で開かれた。石垣市は従来、20歳以上を成人式の参加対象としており、生徒や市民対象のアンケートで、現行の形態維持を支持する意見が7割超を占めたことが報告された。委員からも、現行を維持すべきとの声が相次いだ。 2019/11/01
行政 大久保君(久部良小)に表彰状 文化財図面 県教育委員会(平敷昭人教育長)は30日午後、県庁で今年度「私たちの文化財」図画作品募集入賞者表彰式を開いた。小学校5・6年の部で大城勇氣丸君(名蔵小5年)が最優秀賞を受賞した。この日は小学校3・4年の部で優秀賞を受賞した与那国町の大久保空君(10)(久部良小4年)に表彰状が授与された。 図画作品募集は、県内の児童生徒が文化財への理解を深め、文化財保護と愛護思想を高めことを目的に実施された。小学… 2019/10/31
行政 圏域別展開などを審議 振興審議会・基盤整備部会 沖縄21世紀ビジョン 沖縄県振興審議会基盤整備部会(有住康則部会長)は29日午後、那覇市内で第4回部会を開催した。沖縄21世紀ビジョン基本計画(沖縄振興計画)の総点検報告書の素案について審議が行われ、県内各地の圏域別に事務局が説明した。 八重山圏域については、新石垣空港の供用開始やクルーズ船の寄港回数の増加で、2011年に64・8万人だった入域観光客数が、2017年に136・3万人になり約2・1倍になったと明記。計… 2019/10/30
行政 常勤医派遣「来月中めど」 西大舛町長の要請に副知事 西表西部診療所 竹富町の西大舛髙旬町長は28日午後、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、西表西部診療所に不在となっている常勤医師を配置するよう要請した。謝花副知事は「一日も早く常勤医を派遣する。11月中旬から末までにめどを立てる」と説明。県内の県立病院から派遣する医師を人選する考えを示した。 2019/10/29
行政 基地返還「沖縄の転換期に」 衛藤沖縄相、負担軽減強調 26日から2日間の日程で沖縄本島を訪問した衛藤晟一沖縄担当相は27日午後、那覇市内で報道陣の取材に応じた。「(北部訓練場の過半)約4000㌶と、嘉手納以南の500から1000㌶が返還される。沖縄の大きな転換期になる」と強調。沖縄の基地負担軽減は進んでいるとアピールした。 就任後、3回目となった今回の訪問で、本島北部を視察。各市町村長と面談し、各振興策の進ちょく状況を確認した。 本島北部の市町… 2019/10/28
行政 534万人で過去最高 上半期入域観光客 韓国減 県は25日、上半期の入域観光客数が534万8600人となり、対前年同期比で15万1300人増加(2・9%増)となり、過去最高を更新したと発表した。 行政と民間が一体となった誘客事業や、国内航空路線の拡充、昨年の麻しん発生の反動などにより、7月まで対前年同月を上回ったと分析した。ただ、8月以降、韓国市場の減速が顕在化しているとも指摘。国内観光客は、景気回復や航空路線の拡充などで前年を上回り372… 2019/10/26
行政 移設位置の検討会議設置へ 県と浦添、那覇が合意 那覇軍港 米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添沖移設について、県と那覇、浦添両市は24日、「浦添ふ頭地区調整検討会議」を正式に設置して移設位置を検討し「那覇港施設移設に関する協議会」の中で移設に向けた協議を進める方針を固めた。同日午前、玉城デニー知事、那覇市の城間幹子市長、浦添市の松本哲治市長の3者が会談し、合意した。 2019/10/25
行政 来月、札幌で辺野古阻止訴え 玉城知事 県は21日、玉城デニー知事が米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を全国で訴える「トークキャラバン」を11月19日、北海道札幌市で開催する、と発表した。 「デニー知事トークキャラバンIn札幌―沖縄の声を聞き、皆で考えてみませんか?―」と銘打ち、玉城知事の講演と県辺野古新基地建設問題対策課の現状報告を行う。総合司会は新外交イニシアティブ代表で弁護士の猿田佐世氏。 2019/10/23
行政 緊急輸送の覚書締結 竹富町、4社と連携 竹富町と民間企業4社は災害時に物資等の緊急輸送などに関して協力体制を構築する「災害時における物資等の緊急輸送に関する覚書」の締結式を21日午後、竹富町役場で開いた。 竹富町地域防災計画に基づき、災害が発生した場合に離島や遠隔地への物資の輸送など、緊急輸送手段や役割をより具体的に取り決め、手順書の作成や連絡網を作るなどの連携を目指すもの。 この日は全日本空輸株式会社(ANA)石垣支店の宮脇秀至… 2019/10/23
行政 ふるさと納税で楽器購入 学校支援で寄付呼び掛け 石垣市 楽器の老朽化に悩む各学校の吹奏楽部や鼓笛隊などを支援しようと、石垣市は、ふるさと納税を楽器購入に充てる事業をスタートさせた。年度内に約2千万円を目標に寄付を呼び掛ける。18日、中山義隆市長が市役所で記者会見して発表した。 学校から楽器購入費を補助してほしいと要請を受けたことがきっかけ。楽器購入費が高額に上ることから、ふるさと納税を活用し、市内の全学校を支援対象とすることになった。 中山市長は… 2019/10/19
行政 暴力団ない街へ結束 美崎町で40店舗加入 みかじめ料等縁切り隊 暴力団等が縄張り代や用心棒代などとして飲食店から金銭を徴収し資金源とする「みかじめ料」を拒絶する「みかじめ料等縁切り隊」発足式が17日午後、八重山警察署(島尻重美署長)3階訓授場で行われた。縁切り隊は美崎町にある稲福ビル、森ビル、オーシャンビルの各ビルに1隊ずつ、計3隊発足。各隊代表者と暴力団追放県民会議など11の支援組織の役員らが出席し、暴力団等のいない安全・安心な街づくりへの決意と結束を固め… 2019/10/18
行政 自民、百条委設置要求へ 知事は陳謝も「契約は適正」 業者会食問題 玉城デニー知事が県発注業務の受託業者らと契約前日に会食していた問題で、県議会の会派「沖縄・自民党」は10日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める方針を固めた。ただ社民党や共産党など、多数を占める県政与党は反対する方針で、設置は困難な見通し。玉城氏は同日の定例記者会見で「県民に心配や迷惑を掛けたことをお詫び申し上げたい」と陳謝した上で「契約は適正だった」と強調した。 2019/10/11
行政 来月にも有識者の意見聴取 自治基本条例見直しで 市議会特別委 石垣市自治基本条例の見直しに向けた議論を進めている市議会の同条例調査特別委員会(友寄永三委員長)は、近く条例に詳しい有識者を参考人として招致し、意見を聞く方針を固めた。招致時期は11月中をめどに調整する。友寄委員長は「さまざまな角度から自治基本条例を考える機会にしたい」と話している。 特別委は3月に設置され、与党の10人で構成。これまでに39条の条文を一条ずつ読み合わせる作業を続けてきた。今月… 2019/10/10
行政 宮城菓子店にアイディア賞 県、優良県産品を表彰 県は9日午前、県優良県産品推奨状交付式を県庁1階の県民ホールで行い、優秀アイディア賞に(有)宮城菓子店(石垣市石垣、宮城龍二代表)の「ミルクくんぺん」が選ばれた。 県優良県産品推奨制度は県産品の品質向上と販路拡大を目的に1980年から始まり、今年で40年目。これまで、2419品が優良品として推奨され、県産品のブランド力の強化と販路拡大、地場産業の振興に貢献してきた。 2019/10/10
行政 県職員給与の引き上げ勧告 民間平均給与下回る 県人事委員会(島袋秀勝委員長)は8日午前、県庁で玉城デニー知事に職員給与の引き上げを勧告した。民間と比べ、一人当たりの給与が平均で495円下回ったため。期末手当・勤勉手当(ボーナス)は、民間の支給割合が均衡しているとして改定を求めなかった。 県人事委員会は、地方公務員法に基づき、職員給与を県内の民間給与や国、他県の給与状況と比較し、引き上げの有無などを知事に勧告・報告する。 今回は、県内にあ… 2019/10/09
行政 人材開発へ官民一体 石垣市が新プロジェクト 石垣市はアイランダーサミット石垣開催を機に、人材開発へ官民一体となった「チェンジ・メーカー・デベロップメント・プログラム」に取り組む。 市が統括し、民間企業と連携して石垣島からチェンジ・メーカー(その時代に最も求められている価値を提供する人)の創出を目指すもの。 プログラムの内容は民間企業のオンライン講座をもとに、自然エネルギーなどの活用による課題解決型ワークショップの実施や、石垣島の学生を… 2019/10/08
行政 ドローン物資輸送へ 上原―鳩間で実証実験計画 竹富町 内閣府の2019年度沖縄離島活性化推進事業費補助金第3回交付が9月27日に決定したことを受け、竹富町(西大舛髙旬町長)は決定額900万円を活用し、申請していた新規事業「ドローンを活用した物資輸送実証事業」として今年度から、モデル区域の西表上原―鳩間島間でドローンによる物資輸送がどこまで可能なのか、実態調査と実証実験を行う。 2019/10/08
行政 辺野古移設「理解得られず」 玉城知事、就任1年で会見 玉城デニー知事は4日、就任1年を迎え県庁で記者会見を開いた。在職中に死去した翁長雄志前知事から後継指名を受け、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の阻止を掲げており「外交安全保障は国の専権事項といっても、地元の理解が得られないまま進める公共事業があって良いのか。翁長氏の言っていたように政治の怠慢だ」と政府を批判した。 会見では政府に対し「対話で互いが意見を一致させるのが民主主義の普遍… 2019/10/05