政治・経済 23年度にも3両化運行 宮腰沖縄相「大きな前進」 ゆいレール 宮腰光寛沖縄担当相は14日の記者会見で、沖縄都市モノレール株式会社が2022年度までにゆいレールの3両編成化を完成させるスケジュールを公表したことについて「スケジュールが示されたことは大きな前進だ。一日も早い3両化の導入に向けて、最大限の努力を行ってほしい」と要望した。同社は、早ければ23年度にも3両編成車両の運行を開始する。 同社は12日の株主総会で、まず3両編成車両の新造を進め、その後、2… 2019/06/15
政治・経済 廃プラ、23年度から焼却 クリーンセンター改良へ 石垣市 石垣市は、ごみ焼却施設(クリーンセンター)での廃プラスチック焼却を早ければ2023年度から開始する方針を固めた。廃プラは現在、一般廃棄物最終処分場に埋め立てられており、焼却することで処分場の延命化が図られる。市はクリーンセンター周辺の3公民館と「廃プラは焼却しない」とする公害防止協定を結んでいるが、年度内に協定を改定したい考え。14日までに3公民館への説明を終え「住民の理解は得られた」(前浜孝始… 2019/06/15
政治・経済 入賞者11人を表彰 平和考える絵画・作文 石垣市 石垣市主催の「平和を考える絵画・作文」表彰式が14日、市役所で開かれ、小、中、高校生11人が表彰された。作文の上位者は広島、絵画の上位者は長崎に派遣され、平和祈念式典に出席する。 中学校作文の部で最優秀賞を受賞した辻野愛瑠さん(大浜中3年)は「祖父が残してくれた手記から」と題し、戦争を体験した祖父の手記を読んだ感想をつづった。「平和だった『平成』から『令和』へと時代がつながります。今ある幸せな… 2019/06/15
政治・経済 困窮層25%、15年度比で改善 知事「子育て家庭、依然厳しい」 県は14日、県内各家庭の子どもの経済状況などを巡る2018年度小中学生調査の結果を公表した。世帯が自由に使える所得を示す等価可処分所得が122万円未満の「困窮層」の割合は25・0%となり、15年度の前回調査に比べ4・9ポイント改善した。ただ有識者からは「他県と比べ、実態は非常に厳しい」(大阪府立大学の山野則子教授)などと厳しい指摘が上がっている。 2019/06/15
政治・経済 北西部活性化センター整備へ 旧西海区研究所の売却承認 石垣市 国が持つ資産の処分などを調査・審議する国有財産沖縄地方審議会が13日、那覇市で開催された。国が石垣市字桴海に所有する「旧西海区水産研究所石垣庁舎」の売却について、諮問通り同市に売却することが適当と判断された。石垣市は振興策として同施設を活用し、北西部活性化センターを整備する予定で、早ければ来年度中にも稼動させたい考え。 2019/06/14
政治・経済 「きいやま商店」広報部長に プレミアム付き商品券10月発行 石垣市 10月に予定される消費税率引き上げに伴う消費喚起を目的とした「プレミアム付商品券」を広くPRしようと、石垣市(中山義隆市長)は12日、市役所で石垣島出身のアーティスト「きいやま商店」を広報部長に起用すると発表した。 2019/06/13
政治・経済 観光振興でJCBと提携 県、1億3000万人分のデータを施策に活用 県とJCB(浜川一郎社長)は11日、県庁で沖縄の観光振興に寄与することを目的とした連携協定を締結した。協定によると、JCBが会員約1億3000万人分のデータを分析、得られた観光客の回遊や消費に関する統計情報を県に提供する。カード決済の分析データを活用した施策立案は、県として初の試み。 2019/06/13
政治・経済 新庁舎建設、契約業者決まる 6月議会提案、21年完成へ 石垣市 石垣市は、17日開会予定の市議会6月定例会に、新庁舎の建設工事請負契約を提案する方針を固めた。大成建設株式会社(東京)、株式会社大米建設(那覇市)、有限会社黒嶋組(石垣市)の共同企業体(JV)と建設費49億640万円(税込み)で随意契約を締結した。新庁舎建設工事は3月までに4回の入札不調を繰り返してきたが、ようやく契約業者が決定したことで、2021年3月の完成に向けた作業が本格化する。 2019/06/13
政治・経済 【国境を撮る⑧】したたかロシアに対応苦慮 中韓も領土交渉注視 〈北方領土問題は一筋縄ではいかない。加えて中国や韓国が日本の動静を注視している〉 今、ロシアは択捉(えとろふ)や国後で出された膨大なゴミを処理するため、色丹島で大々的なごみ焼却炉を作ろうとしている。仮にそれができたら、色丹も還す気がないということだ。あるいは色丹が還ってきても、ロシアは色丹で整備したインフラへの対価を要求してくるだろうし、その場合にはどれだけ吹っかけられるか分からない。その費用… 2019/06/12
政治・経済 子ども「良かった」7割 居場所、保護者も負担軽減 内閣府は11日、2018年度に「沖縄子どもの貧困緊急対策事業」を利用した子どもや保護者を対象に実施したアンケート調査結果を公表した。国の支援で設置された「子どもの居場所」について「来て良かった」と回答した子どもが67・1%を占めた。居場所を利用した子どもの学習理解度が高くなっていることや、子どもの貧困対策支援員の支援を受けた保護者の子育てに対する心理的な負担感が軽減されたことも分かった。 2019/06/12
政治・経済 子の貧困、12億8千万円交付 石垣などで若年妊産婦居場所 内閣府 内閣府は11日、2019年度の沖縄子どもの貧困緊急対策事業として12億8960万円を交付すると発表した。県、市町村が実施する同事業の99%を補助する。新規事業として、ひきこもり、不登校、若年妊産婦など、手厚い支援が必要な子ども対策の強化、離島・へき地の取り組み支援などを盛り込んだ。 若年妊産婦の居場所は石垣市、沖縄市、南風原町で設置。食事支援、生活指導、学習支援のほか、出産育児相談、就学継続支… 2019/06/12
政治・経済 国頭・北国小が環境大臣賞 愛鳥週間の生物保護功労表彰 西表島の研究者も受賞 今年度の愛鳥週間野生生物保護功労者表彰の受賞報告会が11日、県庁で開かれた。5月12日の表彰式で、ヤンバルクイナの生息数などを調査してきた国頭村立北国小学校が、環境大臣賞を受賞。また、西表島の南西にある無人島「仲の神島」に生息するセグロアジサシやカツオドリなどの研究を40年以上続けてきた東海大学沖縄地域研究センターの河野裕美教授も同賞を受賞した。 波照間島の自然についてまとめた書籍を執筆した奥… 2019/06/12
政治・経済 中国空母が沖縄―宮古通過 領海侵犯なし、3回目 防衛省は11日、中国海軍の空母「遼寧」など6隻が同日午前、沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋に向けて航行するのを確認したと発表した。危険な行為や領海侵犯はなかった。遼寧がこの海域を通過したのは2018年4月以来3回目。 防衛省によると、補給機能がある最新の高速戦闘支援艦が随行しているのを初めて確認した。空母の速力に合わせ、燃料補給などによって艦隊の行動範囲を大きく広げるとみられる。防衛省は、… 2019/06/12
政治・経済 別護岸で土砂陸揚げを開始 工事加速狙い、県は反発 政府は11日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設で、これまで土砂運搬船の桟橋として使っていた埋め立て予定海域北側の「K9」護岸とは別の、南東にある「K8」護岸も利用して土砂の陸揚げを始めた。運び込む土砂の量を増やして工事を加速させる狙いだが、移設に反対する県は反発を強めた。 2019/06/12
政治・経済 日本最西端、260㍍先へ 与那国島の岩を地形図に 国土地理院が、与那国島にある岩「トゥイシ」を日本の国土を示す最も基本的な地図とされる「2万5千分の1地形図」に新たに記載した結果、日本最西端の地点がこれまでより北北西に約260㍍先になったことが10日、地理院への取材で分かった。地理院はトゥイシについて、満潮時も海面上にあると確認した。 地理院によると、与那国島の2万5千分の1地形図が1981年に作成されて以降初めて、最西端の場所が変わった。岩… 2019/06/11
政治・経済 米軍ヘリのテープ落下に抗議 県議会軍特委が全会一致 浦添市 浦添市の浦西中学校に米海兵隊の大型ヘリからゴム製のテープが落下した事故について、県議会の米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は10日、抗議決議と意見書を全会一致で可決した。18日に予定される本会議でも可決される見通し。 抗議決議と意見書では、事故の原因と経過を検証し、再発防止策を講じること、民間地上空での米軍機の飛行・訓練の中止、普天間飛行場の運用停止と閉鎖・撤去、日米地位協定の改定の合計… 2019/06/11
政治・経済 【国境を撮る⑦】北方領土交渉も中国意識 絶好機会だったソ連崩壊 〈現在北方領土交渉が進展しつつあるが、外交はフィフティー・フィフティーが原則〉 四島一括返還か、二島返還でお茶を濁されるか、歯舞だけを返還など、いろんなことが考えられる。 ゴルバチョフと安倍晋太郎との交渉を当時秘書として経験した安倍晋三首相は、そのことにもこだわっているはず。その時の交渉は「利口な解決方法を見つけよう」だった。 その後、首脳会談の中でプーチン大統領から「痛み分け」という発言… 2019/06/10
政治・経済 市有地から「のぼり」一掃 反対派、横断幕撤去せず 陸自配備予定地 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、駐屯地建設工事が進む平得大俣地区の旧ゴルフ場前で、石垣市が市有地にある推進、反対両派ののぼり、横断幕、工作物の一掃に乗り出している。8日までに市有地にあったのぼりはすべて撤去されたが、反対派は横断幕の撤去に応じていない。市は「推進派、反対派を問わず、市有地に置かれたものは撤去を求める」(農政経済課)と強調している。 2019/06/09
政治・経済 自衛隊は段階的に解消 共産党の安保政策に迫ってみた【里永記者の「これ聞いていいですか?」】 「フリムン」―。方言で「愚か者」という意味で使われることがある言葉だが、「フリムン」と呼ばれることも辞さず、ひたむきに「これ、聞いていいですか?」と取材対象に迫るのが私、八重山日報の里永雄一朗だ。フリムン里永、今回は石垣島で講演した日本共産党の赤嶺政賢衆院議員に、ふだん聞く機会が少ない安全保障の考え方について、とことん迫ってみた。 「すいません。質問したいことがいくつかあるんですけど」 1日… 2019/06/08
政治・経済 米軍と日本政府に抗議 県、ヘリ部品の中学校落下で 浦添市で市立浦西中のテニスコートに米軍普天間飛行場(宜野湾市)配備のヘリコプターの部品が落下したことを受け、謝花喜一郎副知事は7日、米軍キャンプ瑞慶覧(北中城村など)を訪れ、米海兵隊太平洋基地司令官のポール・ロック少将に抗議した。 2019/06/08