芸能・文化 島の伝統継承に尽力 八重山3氏に文化功労者表彰 那覇 県は18日午後、文化功労者の表彰式を県庁で行った。八重山からは、八重山古典民謡保持者の金城英皓氏(76)、八重山伝統舞踊保持者の登野城米子氏(86)、小浜島の盆(そーら)などの踊り手として活躍した西表郁氏(82)が受賞した。 県文化功労者表彰は、芸術文化の振興、文化財保護に尽力し、功績のあった個人や団体をたたえる。令和元年の今年は、県内で15人が表彰を受けた。 金城氏は長年、八重山古典民謡の… 2019/11/19
芸能・文化 ファン4000人魅了 きいやま商店が農園ライブ きいやま農園ライブ2019(主催・きいやま農園ライブ実行委員会)が16日午後、南ぬ浜町緑地公園で開催され、きいやま商店メンバーらが4000人のファンを熱狂させた。 2019/11/18
芸能・文化 若々しい演技に沸く 青年会が文化発表会 「皆肝揃てぃ(みなくぃむするてぃ)」をスローガンに、石垣市青年団協議会(國吉長朗会長)の第33回青年文化発表会が16日夜、石垣市民会館大ホールで開かれた。市内の7青年会が出演。友情出演も含め、伝統芸能など8演目で若々しい演技を見せ、満員の観衆を沸かせた。 宮良青年会の荘厳な「赤馬節」で幕開け。大浜青年会の「寄りてぃ遊ぼ」、登野城公民館の「狂言」、双葉公民館の「エイサー」、平得青年会の「月夜浜」… 2019/11/17
芸能・文化 国立に向け練習励む 組踊「父子忠臣」など上演 石垣仲筋芸能保存会 24日に浦添市の国立劇場おきなわの大劇場で開催される民俗芸能公演、組踊「父子忠臣~竹富島仲筋村~」に向け、石垣仲筋芸能保存会(宮良英世会長)が練習に励んでいる。 2019/11/15
芸能・文化 八重高、八重農全国へ 八重山3高校が優秀校 県高文祭 第43回沖縄県高等学校総合文化祭郷土芸能部門・第30回沖縄県高等学校郷土芸能大会(主催・沖縄県高等学校文化連盟)が9日、沖縄市民会館大ホールで開催された。出場していた八重山の3高校が優秀校に選ばれ、八重山高校と八重山農林高校が県代表として、来年8月に行われる第44回全国高等学校総合文化祭「2020こうち総文」へ出場することが決まった。 2019/11/12
芸能・文化 「石垣で歌えて幸せ」 夏川りみさん20周年ライブ 石垣島出身の歌手・夏川りみさんが10月31日夕、石垣市民会館大ホールで「みーふぁいゆーライブ2019」を開催し、来場者約1000人が夏川さんの透き通る歌声に聞き入った。 夏川さんのデビュー20周年と5年ぶりのニューアルバム「美らさ愛さ」発売を記念した同ライブでは18曲を披露。 NHKの紅白歌合戦でも歌った「涙そうそう」や「愛よ愛よ」などのヒット曲のほか、ニューアルバムからJAL奄美・沖縄世界… 2019/11/02
芸能・文化 地域の豊穣と平安祈る オホホなど多彩な奉納芸能 西表祖納・干立で節祭 竹富町西表島最大の伝統行事で、国指定重要無形民俗文化財「西表島の節祭(しち)」の奉納芸能「世乞い(ユークイ)」が30日、祖納、干立の両集落で行われた。ミリク行列や黒布で全身を覆ったフダチミ、こっけいなしぐさで笑いを誘ったオホホなどの奉納を、地元住民や郷友会、観光客らが楽しみ、挙って今年の豊作への感謝と来年の豊饒(ほうじょう)、人々の平安を祈願した。 2019/10/31
芸能・文化 安心な町づくりへ決意 多彩演目で盛大に沸く 八重山地区交通安全協会創立65周年チャリティー公演 八重山地区交通安全協会創立65周年チャリティー公演「芸能の夕べ」(主催・同協会)が26日夕、石垣市民会館大ホールで開催された。郷土芸能や創作舞踊、バンドやダンスなど多彩なパフォーマンスでステージを盛り上げた。 2019/10/27
芸能・文化 ドラや太鼓、家々練り歩く 竹富島で「ユークイ」 竹富島の種子取祭で芸能が奉納された初日の20日夕方、最後の演目「曽我兄弟」が迫力たっぷりに演じられ、終了後も観客の興奮が冷めやらぬ中、世持御嶽の神前では、神司や有志らによるイバン(九年母の葉)戴みの儀式が執り行われた。その後、一行は種子取祭を統一したといわれる根原金殿をまつる根原家(ネーレ)に移動し、ユークイ(世乞い)が始まった。ユークイはその後、西、東、仲筋の三集落に分かれ、深夜遅くまで各家々… 2019/10/25
芸能・文化 「種子取祭」一色に 奉納芸能で豊穣祈願 竹富島 約600年の伝統があると言われ、国の重要無形民俗文化財の指定を受ける竹富島の「種子取祭(タナドゥイ)」の奉納芸能が20日、世持御嶽で始まった。種子取祭は、種をまき、無事に育つことを祈願する行事で旧暦の9月か10月の庚寅(かのえとら)、辛卯(かのとう)の2日間(新暦の10~11月ごろ)を中心に行われ、80余りの伝統芸能が神々に奉納される。種子取祭には島を離れた人々も里帰りして祭りに参加し、島の店は… 2019/10/22
芸能・文化 八重山は「日本の古い姿」 酒井氏が講演、65年前来島 八重山文化研究会(崎原毅会長)の創立50周年記念講演会が19日、石垣市民会館中ホールで開かれ、1925年(大正14年)生まれの民俗学者、酒井卯作氏が「八重山研究 今昔~南島研究を振り返って~」と題して講師を務めた。65年前の54(昭和29)年に初めて八重山を訪れた酒井氏は「(当時は)助け合って生きていく、横のつながりの美しい時代ではなかったか。これが日本の古い姿かと思った」と振り返った。 2019/10/20
芸能・文化 川平獅子舞、本島で初披露 県内各地の伝統芸能集う 第7回特選沖縄の伝統芸能(主催・沖縄県、県文化協会)が12日夜、浦添市の国立劇場おきなわで開催され、石垣島から川平棒・太鼓・獅子舞保存会が見事な演技を披露した。川平の獅子舞が島外で演舞されるのは初めて。 県、県文化協会は、6月に民俗芸能の専門家らで構成される選定委員会を開き、県内各地の伝統芸能を継承する5団体を出演者として選定した。 2019/10/13
芸能・文化 優秀、最高賞の審査開始 三線の部、あす合格発表 八重山古典音楽コンクール 第42回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会、後援・八重山日報社)の三線の部優秀賞、最高賞の審査が11日、石垣市市民会館大ホールで始まった。13日まで行われ、同日の審査終了後に合格者が発表される。優秀賞に31人、最難関の最高賞に48人が挑戦している。 初日は午前と午後に優秀賞、午後に最高賞の審査が行われ、多くの挑戦者が緊張の面持ちで審査に臨んだ。 新城永文・浩文琉球音楽研究所の… 2019/10/12
芸能・文化 緊張の審査始まる 八重山古典音楽コンが本番 第42回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会)の審査が5日、石垣市民会館中ホールで始まった。この日は、筝曲、笛、太鼓の全ての賞と、三線のあやぱに賞・新人賞の一部の審査が行われた。今年は三線の部に129人、筝曲6人、笛14人、太鼓14人の計163人が難関に挑戦。挑戦者たちは緊張感に包まれた会場で、日ごろの成果を披露した。 会場外では審査前の挑戦者が最後の最後まで練習。審査を終えた挑… 2019/10/06
芸能・文化 団結と繁栄のシンボルに 川平鶴亀節の歌碑建立 石垣市川平に伝わる民謡「川平鶴亀節」の歌碑建立式が29日、川平公民館で開かれ、川平村の新たなシンボル誕生を地域挙げて祝った。 川平鶴亀節は1804年、琉球王国時代の役職・目差職にあった宮良当演が作詞作曲したとされる。繁栄への願いを格調高く歌い上げている。 川平公民館が1928年の発足から90周年を迎え、高嶺善伸館長が昨年、記念事業として歌碑の建立を提案。歌碑建立期成会(仲野英則会長)を中心に… 2019/09/30
芸能・文化 最優秀賞に大城悠さん(与那国) 名護で北部トゥバラーマ大会 第10回記念北部地区トゥバラーマ大会(主催・北部八重山郷友会)が15日夜、名護市民会館中ホールで開催された。15人の出場者が自慢のとぅばらーまを披露し、与那国町久部良出身の大城悠さん(29)=南風原町在住=が最優秀賞に選ばれた。歌詞では「山ゆ見りば八重山ゆ思いだし」と故郷への思いを込め「親ぬ一声肝に染まり」「亡きどぅ知らるぬ」と亡き父へ思いを馳せた。 2019/09/17
芸能・文化 しまくとぅばは「島の心」 3市町の出場者ら熱弁 うるま市 第25回しまくとぅば語やびら大会(主催・沖縄県文化協会)が14日午後、うるま市民芸術劇場で開催され、八重山からは、村松稔さん、大島千佳君、石垣金星さんら3人が出場した。また、同大会前には、第7回しまくとぅば県民大会が開かれ、各地域の方言の普及に貢献した個人や団体が表彰された。 しまくとぅば県民大会と、しまくとぅば語やびら大会は、県内で使われる回数が減少している沖縄方言「しまくとぅば」の普及と存… 2019/09/15
芸能・文化 竹富島で十五夜祭 綱引きで子孫繁栄と健康願う 旧暦8月15日にあたる9月13日は、竹富島の十五夜祭(ジュングヤ)。夕方の4時30分ごろ、西、東、仲筋の各集落の地域住民は竹富小中学校グラウンドに集まり、各集落のシンボルである旗頭を立て、ドラや太鼓の音が鳴り響く壮観な雰囲気の中、綱引きや余興などで子孫繁栄や健康を願った。 竹富島では綱引きは豊年祭ではなく十五夜におこなう。この大綱の材料はンーマニー(クロツグ)で、100年以上前に作られたといわ… 2019/09/15
芸能・文化 「平和で豊かな世の中に」 加護に感謝し結願祭 川平公民館 神のご加護による豊作への恵みと収穫の無事に感謝し、来期の豊作と住民の幸福を願う川平村最大の神事「結願祭」(主催・川平公民館)が12日午後、石垣市川平の群星(ムリブシ)御嶽で行われ、地域住民が一丸となって獅子舞、棒術、太鼓を奉納した。 結願祭は午後1時前に川平地区の神司らによる神前礼拝に始まり、ミルク神(弥勒)を先頭に、出演者らによる総踊り、続く太鼓・獅子舞による座見舞いで場を清めた。 本舞で… 2019/09/13
芸能・文化 最優秀賞に東(宮良)さん とぅばらーま大会に23人 「第73回とぅばらーま大会」(主催・同実行委員会)が11日夜、新栄公園で開かれた。大阪や本島など島内外から出場した23人の歌い手が月夜の下、美しい歌声を披露し、多くの市民を楽しませた。審査の結果、最優秀賞に東政太朗さん(27)=石垣市宮良=、優秀賞が平良昌裕さん(69)=竹富町上原=、山田たかねさん(36)=宜野湾市我如古=、奨励賞に宮根帆音(ほの)さん(15)=石垣市登野城=が選ばれた。 2019/09/12