環境 きょう暑さ厳しい大暑 波照間で最高33.1度 きょう23日は二十四節気の一つ大暑。一年で最も暑さが厳しくなるころとされ、沖縄はこれから8月にかけ、うだるような猛暑が続く。 台風5号の通過後、雲が多く、すっきりしない日が続いていた八重山地方は22日、太平洋高気圧に覆われ、晴れた蒸し暑い一日となった。竹富町波照間で同日午後3時までに33・1度の最高気温を観測したほか、石垣市登野城で32度、他の観測地点でも30度を超す真夏日となった。 石垣市… 2019/07/23
環境 明け方の空に部分月食 石垣島天文台 堀内さん撮影 直径の2割が欠ける 17日の明け方、石垣島天文台で同天文台の堀内貴史特任研究員が部分月食を撮影した。 月食は地球の影に入った月の一部が欠けて見える現象で、部分的に隠される部分月食と全て隠される皆既月食があり、今回の現象は九州沖縄地方などで見られる部分月食のうちでも、特に欠けたままの状態で月が西の空に沈む月入帯食と呼ばれる現象。 同日の明け方は雲が頻繁に通過するような天候だったが、堀内さんが明け方の空に沈む前の月… 2019/07/19
環境 ヒアリ集団確認されず 目視と仕掛けで調査 石垣港 南米原産の有毒外来生物「ヒアリ」の侵入防止のため、環境省は全国の主要港湾65カ所で確認調査を行った。このうち石垣港では委託を受けた沖縄県環境科学センターが10日、石垣港内のコンテナ集積箇所120カ所で目視と仕掛けたトラップを調査した結果、集団でのヒアリは確認されなかったと発表した。個体の調査は、回収したトラップから顕微鏡で確認が行われる。 ヒアリの毒針に刺されると激痛が走り、アレルギー反応や呼… 2019/07/11
環境 ルール順守で使用を 無断伐採・係留に苦慮 石垣市 石垣市が指定管理者を指定し管理委託を行なっている底地海水浴場で、「SUP(サップ)」で使うボードやカヌーの無断係留と、係留のための森林伐採が問題となっている。いずれも地元ダイビング・カヌー関係と思われる業者によると見られ、市建設部施設管理課は伐採により樹木が失われ、潮流で土砂が流され地形が変わる可能性を危ぐ。行政財産である森林の無断伐採の中止と、施設利用の際に指定管理者の許可を得るなど、ルールの… 2019/07/06
環境 シュノーケリングで学ぶ サンゴ礁の生き物観察 川平小 環境省からサンゴ学習団体「わくわくサンゴ石垣島」が委託を受け、川平小学校の5、6年生11人と地域のダイバー10人が26日午前、米原ビーチでシュノーケリング学習を行った。自然豊かで素晴らしい場所を知ってもらおうと環境省が実施している西表石垣子どもふれあい事業の一環。米原ビーチは西表石垣国立公園内にある。 児童は泳力別に、6年生2グループ、5年生1フループの3つに分かれてシュノーケリングをした。… 2019/06/27
環境 廃プラ、23年度から焼却 クリーンセンター改良へ 石垣市 石垣市は、ごみ焼却施設(クリーンセンター)での廃プラスチック焼却を早ければ2023年度から開始する方針を固めた。廃プラは現在、一般廃棄物最終処分場に埋め立てられており、焼却することで処分場の延命化が図られる。市はクリーンセンター周辺の3公民館と「廃プラは焼却しない」とする公害防止協定を結んでいるが、年度内に協定を改定したい考え。14日までに3公民館への説明を終え「住民の理解は得られた」(前浜孝始… 2019/06/15
環境 漂着ごみでアート製作 離島ターミナルにボックス 離島ターミナル内の平田観光のカウンター付近にこのほど、YAMANEKO530ART PROGECT(ヤマネコ ごみゼロ アートプロジェクト)と銘打ち、漂着プラスチックごみを活用してアートをつくるアクリル製のボックスが設置された。 八重山諸島の海岸にある約8センチ以下の小さなごみを拾い、アートボックスに入れることでごみが溜まり、ボックスのヤマネコの部分が彩られていく仕組み。アートボックスの大きさ… 2019/06/10
環境 自然環境に配慮して 水とカンムリワシで市民集会 石垣市平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」(上原秀政ら共同代表)が8日午後、「石垣島の水が危ない!~生命の水、カンムリワシを守ろう!~」と題した市民集会を市民会館大ホールで開いた。渡久山章・琉球大学名誉教授が配備による地下水への懸念事項を、「アンパルの自然を守る会」の島村賢正共同代表がカンムリワシの生態を説明し、自然への配慮を訴えた。 2019/06/09
環境 健全育成へ団員募集開始 「石垣海洋少年団」設立 海洋活動を通して青少年の健全育成を図ろうと「石垣海洋少年団」が設立された。3日、団長で石垣ジュニアヨットクラブ代表の前田博氏らが大浜信泉記念館で記者会見し、発表した。石垣ジュニアヨットクラブの生徒が参加するほか、新たに団員の募集も開始する。公益財団法人海上保安協会八重山支部(辻野ヒロ子支部長)も活動を支援する。 2019/06/04
環境 不法投棄の現状確認 関係機関、一斉パトで連携 八重山地区の不法投棄等防止県下一斉パトロールが30日午後行われ、不法投棄が発見された市内3か所を関係者らで巡回し、現場確認と意見交換を行った。パトロールには石垣市、八重山保健所、石垣海上保安部、八重山警察署、沖縄県産業資源循環協会の13人が参加した。 石垣市字宮良の現場では、市が所有する農道に、建築廃材やタイヤ、ガスコンロといった不法投棄が4月末ごろ発見された。以前にもこの現場では不法投棄があ… 2019/06/01
環境 樹勢が回復傾向に ヤエヤマシタンを診断 平久保 石垣市教育委員会は29日、日本では石垣島平久保だけに自生する国の天然記念物、ヤエヤマシタン2本の調査と樹木医による診断を行った。2本のうち1本は一時、枯死が危ぶまれるような状態だったが、今回の診断では樹勢の回復傾向が見られた。市教委は夏ごろ、施肥による土壌改良や薬剤散布による害虫駆除に取り組む。 市教委は文化庁の補助を受け、2017年度からヤエヤマシタンの保護増殖事業に取り組んでいる。 この… 2019/05/31
環境 漂着ごみでアート製作 あすからプロジェクト開始 離島ターミナル 西表島の自然と文化を守るプロジェクトを運営する「アス・フォー・イリオモテ」(竹田尚志代表)は28日午後、県庁で記者会見し、観光客に漂着ごみを集めてもらうプロジェクト「ヤマネコゴミゼロアート」を30日から石垣港離島ターミナルでスタートすると発表した。 平田観光のチケットカウンター付近に、廃材などで作った畳1畳ほどのアクリル製アートスタンドを設置。観光客が島々の海岸で回収した漂着ごみを帰港時、スタ… 2019/05/29
環境 観光ガイド登録制導入へ 9月にも条例、検討委発足 竹富町 西表島の世界自然遺産登録を目指す竹富町は、観光ガイドが島の貴重な自然を保全しながら活動する仕組みづくりに向け、ガイドの登録義務などを定める条例制定を目指している。18日には有識者や関係機関で構成する「町観光案内人条例(仮称)制定検討委員会」(上妻毅委員長、委員6人)の初会合を町役場で開き、条例案の審議をスタートさせた。早ければ9月議会での条例制定を目指すが、今後は登録の要件や、未登録者に対する罰… 2019/05/23
環境 世界遺産登録、企業が応援 組織発足「気運高める」 奄美、沖縄の自然を世界自然遺産登録を目指し、企業などで構成する「世界自然遺産推進共同企業体」の発足式が21日、那覇市内のホテルで開かれた。世界遺産登録に向けた啓発活動や自然環境の保護、希少生物の密漁・密輸の防止対策など、さまざまな課題の解決に向けて取り組み、2020年夏の登録実現を目指す。 2019/05/22
環境 陸自配備工事を監視? 嵩田林道 反対派か、森林を無断伐採 石垣市の嵩田林道で、県有地の森林が何者かによって無断伐採されていることが、18日までに分かった。伐採後の林道からは、陸上自衛隊の駐屯地建設予定地を見下ろすことができ、住民からは「反対派が監視目的で伐採したのではないか」と指摘する声が出ている。駐屯地建設予定地周辺では、監視用の工作物が設置されたり、不審なドローンの飛行が目撃されており、反対派の活動が活発化している可能性がある。 伐採された県有林… 2019/05/19
環境 本島北部の自然ガイドに認定証 世界遺産登録へ環境保全期待 県は13日、世界自然遺産の推薦地となっている沖縄本島北部でエコツアーを実施している「やんばるエコツーリズム研究所」と自然環境の保全利用協定を締結し、認定証を交付した。同研究所は国頭村にある伊部岳の山道で自然ガイドを行っており、協定には、環境保護への取り組みや利用客の安全管理、地域への配慮などを盛り込んだ。 県庁で棚原憲実環境部長から認定書を受けた中根忍代表は「持続可能なエコツーリズムを推進する… 2019/05/14
環境 温暖化 パンフで警鐘 猛暑日、年間73日と予測 石垣島地方気象台 石垣島地方気象台(野崎太台長)がこのほど「もう始まっています!地球温暖化」と題したパンフレットを作成し、地球温暖化に関する警鐘を鳴らしている。このうち八重山地方は1981年から2010年の間、気温35度以上の猛暑日は確認されていないが、今後95年までに石垣島地方の猛暑日が年間最大73日に上る予測が記されている。 気象庁は国内3カ所に温室効果ガスを観測。このうち、与那国島での観測では2000年か… 2019/05/02
環境 GWは感染症に注意 レプトスピラ症/つつが虫病/狂犬病 沖縄県がゴールデンウィーク期間中の感染症への注意を呼び掛けている。大型連休ではレジャーなどの野外活動をする傾向があることから、川ではレプトスピラ症、山歩きではダニを媒介する「つつが虫病」。海外では狂犬病、コレラに腸チフスなど国内では流行っていない感染症に注意が必要となる。 川のレジャーではレプトスピラ症の危険性がある。病原体レプトスピラを起因病原体とする感染症。ネズミやマングースなど野生生物の… 2019/04/29
環境 「希望者は市に申請を」 無断利用に注意呼び掛け 米原キャンプ場 石垣市の米原キャンプ場で、一部のダイビング業者らが駐車場やシャワーなどを無断利用しているため、正規に利用を申請した市民が利用できないケースが発生している。同キャンプ場は従来、指定管理者が管理していたが、4月1日からは市が直営しており、市施設管理課は「利用希望者は、事前に市に申請してほしい」と呼び掛けている。27日から始まる10連休中の利用を希望する場合は、26日までに同課に申請する必要がある。 … 2019/04/25
環境 那覇軍港の移設巡り協議 国と沖縄、2年ぶり 国と沖縄県、那覇市や浦添市などは23日、那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市への移設を巡り、防衛省で協議会を開いた。移設先となる浦添埠頭(ふとう)内での具体的な位置などについて、約2年ぶりに議論。県と両市は、国に協議会の早期開催を求めていた。 那覇軍港は、1995年の日米合同委員会で日本側への返還が決まった米軍施設・区域の一つ。浦添市への移設が条件とされ、一部に反対意見がある。 2019/04/24