一般 観光案内人条例制定へ 9月議会上程目標に 竹富町 第3回「竹富町観光案内人条例(仮称)」制定検討委員会(上妻毅委員長)が30日午後、竹富町役場2階ホールで開かれた。検討委員会は今回で最後。委員会は事務局と町への申し送り事項をまとめ、今後はガイドの認可要件等を定める免許制などを重要事項とし、草案の作成等を担うワーキンググループを設置する方針。条例は2020年4月の施行を目指し、大浜知司町世界遺産推進室長は「残された課題に取り組み、9月議会の上程を… 2019/07/31
一般 爬虫類の世界に触れる 富田京一氏が解説 石垣自然保護官事務所 環境省沖縄奄美自然環境事務所石垣自然保護官事務所(藤田和也上席自然保護官)は30日、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで、肉食爬虫類研究所代表の富田京一氏(52)のトークショー「爬虫類・両生類の知られざる世界@八重山」を開催した。参加した親子連れ約30人は八重山に生息する爬虫類・両生類の生態に触れ、漂着ゴミや外来種の問題など、自然環境保全への知識を深めた。 富田氏は、日本には陸生爬虫類82… 2019/07/31
一般 住民投票巡り平行線 「求める会」が市長と面談 石垣島への陸上自衛隊配備計画の是非を問う住民投票の実施を目指す「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表らメンバー9人が29日、市役所を訪れ、中山義隆市長と面談した。自治基本条例に基づき、市には住民投票を実施する義務があるとする金城代表らに対し、中山市長は「議会が否決したので実施できない」と説明し、両者の主張は平行線をたどった。 2019/07/30
一般 海で分解可能なプラスティック 開発に期待、高効率で生産 県は29日、海で分解可能なプラスティックの原料になる樹脂を高効率で生産する方法を開発したと発表した。県工業技術センターが、沖縄産の微生物を活用し、生分解性樹脂原料である3―ヒドロキシ酪酸(R3HB)を従来の2倍以上生産することに成功し、5月10日に特許を取得した。技術を応用し、プラスティックの開発を目指すベンチャー企業も県内で発足し、センターと共同で研究を進めている。 R3HBは、海で分解され… 2019/07/30
一般 「稲の一生」にぎやかに 白保豊年祭で豊穣祈願 2019年度白保豊年祭・ムラプーリン(主催・白保公民館)が29日、飾場(カツァリバ)御嶽(嘉手苅御嶽)前で行われた。旗頭、イルク太鼓が奉納され、弥勒加那志(ミルクガナシ)の来訪や、仮装行列による「稲の一生」の披露があり、五穀豊穣の感謝と来夏世の豊穣を祈念した。 白保公民館の前盛善治館長は27日のガンプゥトギ、28日のオンプーリンと四つの御嶽での神司による祈願が厳粛に執り行われたと報告。「字民が… 2019/07/30
一般 豪華客船が石垣初寄港 「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」歓迎 香港から那覇、石垣島を旅するクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」が29日午前、石垣島に初寄港し、石垣島の観光を盛り上げるため同船内で歓迎セレモニー(石垣市主催)が開かれた。市観光交流協会の大松宏昭会長や、ミス八重山の金城純海さんを含めた関係者ら14人がセレモニーで寄港を歓迎し、船内を視察した。 セレモニーでは、大松会長が船長と記念品の盾を交換、金城さんが船全体を管理するガービン・デニス機… 2019/07/30
一般 野球道具をタンザニアに 石垣の有志、支援呼び掛け アフリカ・タンザニア連合共和国・ザンジバルの野球普及を支援しようと、ザンジバル野球を支援する会(代表・上原拓八重山商工野球部監督)は27日、「ザンジバル野球支援プロジェクトIN石垣島2019」を立ち上げ、古くなったり使わなくなった野球道具の提供を呼び掛けた。 上原さんは青年海外協力隊として2014年にザンジバルに渡った際に、初めて野球を現地で指導。野球のことを何も知らなかった12人が、現在コー… 2019/07/28
一般 石垣でテレワーカー募集 8月下旬に説明会を予定 沖縄のIT企業「ブルー・オーシャン沖縄」(岩見学代表)=本社・那覇市=は26日から、ネット環境を利用し在宅で仕事をする「テレワーカー」を育成、業務を提供する事業を開始した。 石垣市や久米島町、渡嘉敷村に住民票がある住人を対象に、ウェブサイトに掲載される記事の作成や、AI(人工知能)の学習を補助する業務などを行う人材を募集・育成する。国の一括交付金などを活用した県の事業で、石垣島では8月下旬に事… 2019/07/27
一般 死亡事故、全て未加盟業者 市に条例制定を要請 マリンレジャー 6月末までにマリンレジャー死亡事故を出した業者全てが八重山ダイビング協会未加盟だったことを受け、同協会の安谷屋正和会長と(一社)石垣市観光交流協会の大松宏昭会長が26日午前、市役所に中山義隆市長を訪れ、条例でマリン事業を「許認可制」にするなど、早急な対応を要請した。 2019/07/27
一般 21世紀ビジョンを総点検 基盤整備部会が初会合 2021年度で期限を迎える沖縄21世紀ビジョン基本計画の総点検を行う県振興審議会の第1回基盤整備部会(部会長・有住康則琉大名誉教授)が26日午後、那覇市内のホテルで開かれた。インフラ整備、防災、物流、駐留軍用地の跡地開発の進ちょくや課題をテーマに11月まで毎月1回ずつ、計5回の会合を開く。 26日の第1回部会では、沖縄振興の現状と課題について議論。委員の1人で沖縄都市モノレールの美里義雅社長は… 2019/07/27
一般 「神経をとがらせて」 水生生物減少に懸念 新空港事後調査委 第14回新石垣空港事後調査委員会(委員長・香村眞徳琉球大学名誉教授、委員10人)が24日午前、八重山合同庁舎2階会議室で開かれた。2018年度モニタリング調査結果が報告され、海藻生態学や地球化学などの専門分野を持つ委員からの評価と指導・助言がなされた。コハクカノコガイなどの水生生物数の減少について専門家から「増減はやむを得ない面もあるが、楽観視はしない方がいい」と懸念が出された。 河川水生生物… 2019/07/27
一般 仕込み作業で大忙し きょう土用丑の日 きょう27日は土用丑の日。夏の盛りの最も暑いとされるこの日に、うなぎを食べ酷暑を乗り切ろうとする多くの市民や観光客向けに、石垣市美崎町にある南の美ら花ホテルミヤヒラ「郷土料理ひるぎ」の料理場では26日、うなぎの仕込み作業で大忙し。従業員のスレスタ・ダンバル・バハドゥルさん(27)は次から次と注意深くうなぎを盛り付け素早く仕上げていた。 同店では20日から創業66周年感謝祭土用の丑の日「うなぎ祭… 2019/07/27
一般 夏を彩る感謝祈願祭 新拝殿で初の豊年祭 四カ字ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)合同の豊年祭ムラプールが26日午後、石垣市内の真乙姥嶽周辺で開かれ、各字民が今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字の繁栄などを祈願した。昨年12月に新造された拝殿での豊年祭は初。会場には、11団体15本の旗頭が挙げられ、巻踊りや太鼓などの芸能が次々と奉納された。 2019/07/27
一般 各御嶽で感謝し祈願 きょうムラプール 四カ字豊年祭 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)豊年祭のオンプールが25日、市内各御嶽で執り行われ、地域住民らが今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字民の無病息災を祈願した。優良農家の表彰もあった。 2019/07/26
一般 石垣字会に頭寄贈 玉代勢さん、米寿記念の「松竹梅」 長年、字石垣の旗頭持ちとして活躍した玉代勢孫芳さんが四カ字オンプールの25日、米寿の生年記念として「松竹梅」の頭を石垣字会(大浜慶功会長)に寄贈した。 頭の製作者は玉代勢秀孝さんで、旗文字は「押風黄金(うすかじくがに)」。気候が順調で農作物が黄金のように実る五穀豊穣(ほうじょう)と、字民の無病息災、村の繁盛・安泰が祈念されている。 寄贈は午前8時から玉代勢さん宅で行われた。7年間の大役を果た… 2019/07/26
一般 ガソリン税軽減措置延長を 離島振興協など県に要請 県離島振興協議会など4団体の代表が25日午前、県庁に玉城デニー知事を訪ね、国による沖縄のガソリン税などの軽減措置を2年延長するよう求める要請書を手渡した。玉城知事は「現行1リッター7円の(軽減措置)2年間延長を要請したい」と政府に働き掛ける考えを示した。要請団体は同協議会のほか県婦人連合会、県生活協同組合連合会、県石油商業組合。 ガソリン税などの軽減措置は祖国復帰以後、過去9回延長されている。… 2019/07/26
一般 児童虐待防止を協議 万国津梁会議の部会初会合 有識者が県政の課題を議論する「万国津梁会議」は25日午後、那覇市内のホテルで、児童虐待について話し合う部会の初会合を開催した。玉城デニー知事は「児童虐待防止条例(仮称)」の年度内制定を目指している。初会合では、沖縄国際大の比嘉昌哉教授が委員長に選任された。 初会合では、子どもの権利を守るための学校への弁護士派遣、児童虐待と関連性が高いとされる若年出産の支援体制強化などを求める声が上がった。 … 2019/07/26
一般 有休取得、若者雇用で優良 缶詰・農産保存で全国初認定 ㈱ケレス沖縄 農産物等の加工業務や食料品販売業務などを行う㈱ケレス沖縄(中川喜隆代表取締役社長)が先月26日付で、若者の採用・育成に積極的で、社員の離職率・有給休暇取得率などが一定水準を満たし、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を認定する厚生労働省の「ユースエール認定制度」に基づく認定を受けた。「野菜缶詰・果実缶詰・農産保存食料品製造業」分野では全国初の認定。 2019/07/25
一般 廃棄びんリサイクル確立 沖縄初のJIS認定 八重山でも生産計画 県内で飲食店を展開する株式会社トリム(坪井巖社長)は24日、沖縄総合事務局で記者会見し、廃棄されるびんを活用したリサイクル資材が製品の品質に関する国家規格であるJIS認定を沖縄で初めて受けたと発表した。また、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し提案されたリサイクル資材としても、全国初のJIS認定になった。同社は八重山でも現地生産できるよう取り組みを進める予定。 トリムは県内で複数の居… 2019/07/25
一般 移動可能な循環型トイレ開発 芸大学生が壁面デザイン 三重県に本社を置くアルコ株式会社(東和生社長)は24日、沖縄産業支援センターで沖縄に本社を置く光建設、沖創工、OMecotecと合同で記者会見し、共同で開発した移動可能な循環型水洗トイレ「ミニソフィ」の発売を発表した。ミニソフィの壁面デザインを制作した県立芸術大学の学生も表彰した。 デザインは学内コンペで決定し、9点の応募の中から、藤紗弥さん(20)=3年=と井上凜さん(21)=同=が制作した… 2019/07/25