政治・経済 中国、尖閣周辺にブイ設置 政府抗議「海洋法条約上問題」 菅義偉官房長官は3日の記者会見で、尖閣諸島周辺海域で中国がブイを設置したことが確認されたとして、中国政府に抗議したと明らかにした。「東シナ海の日中中間線の日本側でブイの存在が確認された。国連海洋法条約上、問題があり得る」と述べた。 外務省によると、ブイが確認されたのは日本の排他的経済水域(EEZ)内で、北京の大使館から中国外務省に抗議した。 中国は尖閣周辺で日常的に公船を航行させるなど、領有… 2018/10/04
政治・経済 条例制定請求者から意見聴取 辺野古県民投票で県議会軍特委 県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は2日、辺野古移設の賛否を問う県民投票条例の審査を行い、条例制定請求者3人から意見を聴取した。参考人として意見を述べたのは、条例制定に必要な署名を集めた「辺野古」県民投票の会の代表・元山仁士郎氏、副代表の安里長従氏と中村昌樹氏。元山氏は「埋め立てを承認し、撤回する権限は今後も知事にある」「県民の意思に基づいて移設の判断を行うためには、県民投票を実施す… 2018/10/03
政治・経済 日本一子育てのしやすい町を 沖縄市に子育て支援センター開設 沖縄市こどものまち推進部こども相談健康課は1日、妊婦期から子育て期まで切れ目のない相談支援等を行う沖縄市子育て世代包括支援センター「結ぽ~と」の開設式を開いた。開設式には母子保健事業に関し市民と行政のパイプ役を担っている母子保健推進員らも参加した。 同センターは助産師や保健師、精神保健福祉士などの専門職が常駐し、妊娠・出産・育児に関する様々な悩みを一つの窓口で受けることができる。同課は「結ぽ~… 2018/10/03
政治・経済 医療福祉など政策訴え 3予定候補者が討論 豊見城市長選 10月14日に投開票される豊見城市長選挙に立候補を予定している宜保晴毅市長、宜保安孝前市議、山川仁前市議の3者は1日、糸満青年会議所が主催する公開討論会に出席し、政策を訴えた。宜保市長は2期8年の実績を強調。市内にある空手会館の誘致成功をアピールし「これからの4年間は今まで以上に粉骨砕身、全力投球する」と述べ、3期目に意欲を見せた。山川氏は、故翁長雄志前知事の遺志を受け継ぎ「玉城デニー新知事と共… 2018/10/03
政治・経済 観光の陸の玄関口へ 沖縄観光情報センター開所 旧那覇バスターミナルの跡地開発で建設された複合施設「カフーナ旭橋」の2階に1日、沖縄観光情報センターがオープンした。伸び続ける国内外からの観光客に対応するため、係員が常駐し、日本語を含む四カ国語で観光案内を実施。訪れた利用者に交通情報や宿泊所、観光施設の案内を行う。また、センター内には、日本語や英語、中国語、韓国語で表記された各種パンフレットを常備。着付け体験や沖縄の伝統文化を紹介するスペースも… 2018/10/03
政治・経済 与那国町議会、空転3日目 依然として議長決まらず 与那国町議会9月定例会3日目の2日、議場で本会議が開かれ、前日に引き続いて議長選出が行われたが、この日も決まらなかった。議長選びは9月28日から続いており、2日で通算3日目となり、全国的にも異例の事態が続いている。これについて外間守吉町長は「行政がとやかく言えるものではないが、一刻も早く決めてほしい。補正予算などの重要な議案審議に入れない」と危機感を強めている。 2018/10/03
政治・経済 離島振興の推進に全力 新県政へ「国と対話を」 大浜一郎氏 県議補選 9月30日に投開票された石垣市区の県議補選で初当選した株式会社石垣エスエスグループ社長、大浜一郎氏(56)は一夜明けた1日、八重山日報社の取材に応じた。県議として離島振興の推進に尽力する考えを示すとともに、知事選で当選した玉城デニー氏に対しては「国と連携、対話しなくてはならない」と注文をつけた。 離島振興の課題としては、石垣空港の滑走路延長、旅客ターミナル新設などのインフラ整備を挙げた。特に航… 2018/10/02
政治・経済 役場機能二転か三転か キーワードに「仮庁舎」 竹富町新庁舎建設 1日の竹富町議会議案審議では、仮庁舎候補地検討の調査委託料をめぐり質疑が相次いた。同町は西表大原に本庁舎を建設する方針を掲げているため、仮庁舎を設置すると本庁舎機能の移転は3回。今回の調査を踏まえ支所候補地として用地確保すると、移転は2回の見通し。最終的に本庁舎の機能は何回移転するのか。「仮庁舎」が今後のキーワードになりそうだ。 この日の質疑で、大久研一氏は庁舎建設費の内容を確認。政策推進課の… 2018/10/02
政治・経済 議長決まらず空転続く 与野党同数の与那国町議会 与那国町議会(定数10)は1日、9月定例会本会議2日目を開き、9月28日に引き続いて議長選出を行ったが空転して決まらず、議案上程もできなかった。議会勢力は与党5、野党5。与野党双方が相手側の議員を候補者として指名して、6回選挙が行われたが、毎回5対5の得票同数となり、くじ引きを行って決まった議員が辞退し続けた。 2018/10/02
政治・経済 仲田教育長を再任 星空観測タワー値上げへ 竹富町議会 2018年度第3回竹富町議会(新田長男議長)9月定例会の議案審議が1日、同議場で行われ、教育長の仲田森和氏が再任された。波照間島星空観測タワー施設の利用料は個人、団体ともに100円ずつ値上げする予定。 新教育長制度下で教育長の任期は3年だが、仲田教育長は前任者の任期を引き継いで就任したため、就任約1年で再任された。教育委員人事では仲新城理香さん=西表古見=、花城正美さん=小浜=を選任する同意案… 2018/10/02
政治・経済 辺野古、協議の必要性強調 玉城氏「新基地を阻止」 県知事当選から一夜 翁長雄志知事の死去に伴う9月30日の知事選で初当選した前衆院議員玉城デニー氏は1日、争点となった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り国と協議する必要性を指摘した。沖縄市の自宅で記者団に「辺野古の今後について、国とまずは協議したいと伝えたい」と述べた。 国との関係について玉城氏は「はなから対立や分断の立場を取るつもりはない」とした上で「協議の中で検討できるものがあれば、忌憚(きた… 2018/10/02
政治・経済 過去最多 39万票超で圧勝 辺野古阻止訴え県政継承 知事選 翁長雄志知事の死去に伴う知事選は9月30日投開票され、翁長県政の継承を訴える無所属新人で前衆院議員の玉城デニー氏(58)が過去最多の39万票超を獲得し、無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=らを破って初当選した。佐喜真氏には約8万票差の圧勝。米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する候補が2代続けて当選したことで、国と県の対立はさらに長期化する見通し。移設を推進す… 2018/10/01
政治・経済 [解説]〝国との対立〟も継承 普天間返還、振興が課題 米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、国と厳しく対立してきた翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏が当選した。玉城氏の新県政は、翁長県政から国との対立路線も継承する。県と国の溝が一層広がるのは必至。辺野古移設阻止を貫徹しながら、普天間飛行場の返還や、沖縄振興策の実現に向けた国との交渉をどのように進めていくのか、難しいかじ取りを迫られる。 玉城氏の勝因は、支持基盤である革新層をまとめ、さらに無党… 2018/10/01
政治・経済 「政策浸透しなかった」 佐喜真氏が敗戦の弁 知事選で敗れた佐喜真淳氏は、玉城デニー氏の当確情報が流れると支持者が待つ会場にこずえ夫人と共に入場。支持者や選対関係者を前に「残念な結果だ。投票してくれた県民には、心から感謝を申し上げる。私自身の不徳の致すところだ」と頭を下げた。選対関係者らと選挙戦を訴えた政策は「県民から一定の評価をされたと思う」と振り返った。 敗因について「県民の暮らしが最優先と訴えてきたが、浸透しなかったのかもしれない。… 2018/10/01
政治・経済 「粉骨砕身仕事する」 大浜氏、離島振興に決意 当確の一報が会場に届くと、力強くガッツポーズした。大浜一郎氏(56)は、支援者に深く頭を下げて厚い支援に感謝。「責任の重さを感じている。八重山の人々から頂いた支援を忘れない。ブレることなく粉骨砕身の努力で仕事をしていく」と述べると、割れんばかりの拍手を浴びた。 大浜氏は午後8時35分ごろ、妻・るみ子さんと会場入り。席に付いて午後9時の開票作業を待った。 午後9時過ぎ、石垣ケーブルテレビが当確… 2018/10/01
政治・経済 政権支援の前副市長初当選 宜野湾市長選 前職の県知事選立候補に伴う宜野湾市長選が30日投開票され、安倍政権を支援する佐喜真淳前市長の後継として立候補した前副市長松川正則氏(65)=自民、公明、維新、希望推薦=が2万6214票を獲得し、、市中心部にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する県高校PTA連合会前会長仲西春雅氏(57)=立民、国民、共産、社民、自由、沖縄社大推薦=を破り、初当選した。5266票差だった。投票率は64.2… 2018/10/01
政治・経済 大浜氏が初当選 崎枝氏に5148票差 県議補選 石垣市区 県議補選石垣市区は9月30日投開票され、自民新人で株式会社石垣エスエスグループ社長の大浜一郎氏(56)=公明、維新推薦=が1万3943票を獲得、無所属新人の前石垣市議、崎枝純夫氏(63)、農業生産法人有限会社ゆいまーる牧場会長の金城利憲氏(63)を破り、初当選を果たした。県議会で保革が1議席ずつ分け合う構図が維持された。 大浜氏は自民、公明、維新の選挙協力体制を基軸に、組織力を生かした選挙戦を… 2018/10/01
政治・経済 辺野古反対「政府に突き付ける」 玉城氏一問一答 ―勝因はどこにあったか? 「翁長雄志知事の新しい基地を造らせないという思いが私を後押ししてくれた。承認撤回はしっかり支持するし、辺野古に新しい基地を造らせないという誓いはぶれずにこれからも守っていきたい」 ―施策の財源は。 「行財政改革と予算の適正化を進めながら、優先課題にしっかりと目を向けていく。好調な観光関連から、さらなる政策をつなげていく」 ―国との関係は。 「翁長知事もそうだっ… 2018/10/01
政治・経済 2候補が1万票超 玉城氏、無党派に浸透か 知事選八重山攻防 知事選の〝八重山攻防〟は佐喜真淳氏が制したが、2位の玉城デニー氏も1万票台に達した。石垣市で玉城氏は、前回2014年知事選で翁長雄志氏が獲得した8992票から2023票上積み。革新勢力に支えられた玉城氏が「保守地盤」で佐喜真氏に633票差に肉薄する戦果を挙げた。 出馬表明後、佐喜真氏は告示前と告示後の計2回、玉城氏は告示後に1回八重山入りし、それぞれ個人演説会で支持を訴えた。八重山の有権者が直… 2018/10/01
政治・経済 「デニー県政」誕生に歓喜 玉城氏、拍手に包まれ笑顔 現在の心境について「誰一人として取り残さない、置いてけぼりにしない。私たちのことは私たちが決める。ウチナーに愛情を持つ人たちも喜んで参画してもらい、みんなで我々の未来を決めていく」と強調。「そのためには平和でなくてはいけない」と訴えた。 米軍普天間飛行場の辺野古移設について「平和の最たる行動は新しい米軍基地を作らせないこと。辺野古の新基地建設は絶対に認めない。未来の子どもたちのためにできる、私… 2018/10/01