カテゴリー:視点

  • 【視点】「辺野古」いつまで政争の具に

     知事選は翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)が過去最多の39万票超を獲得し、自民、公明、維新が推薦する佐喜真淳氏(54)に約8万票の大差をつけて圧勝した。報道各社の出口調査では、無党派層の約7割が玉城氏に投票…
  • 【視点】沖縄の未来決する1票

     台風24号の接近で、沖縄本島は大荒れ。激戦を繰り広げた知事選を象徴するような選挙戦最終日となった。自民、公明、維新が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と、翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)による事実上…
  • 【視点】離島振興への本気度試される

     知事選では離島振興策も大きなテーマだ。沖縄そのものが離島県だが、離島の離島である宮古、八重山は沖縄本島に比べ、さまざまなハンディキャップを抱える。  離島住民が強く訴えているのが航空運賃の軽減だ。航空便は離島から沖縄…
  • 【視点】勝敗のカギ握る〝無党派層取り込み〟

     知事選は27日から「3日攻防」に入る。報道機関などの各種世論調査を見ると、翁長雄志知事の後継者であることを前面に打ち出す玉城デニー氏(58)が優勢で、自民、公明、維新が推す佐喜真淳氏(54)が猛追する展開になっていると…
  • 【視点】所得向上 求められる指導力

     知事選で争点の一つになっているのが全国一低い県民所得の問題だ。全国の2倍超とされる子どもの貧困問題や高い離婚率など、沖縄が抱えるさまざまなトラブルが、所得水準の低さに起因する可能性がある。2015年度の1人当たり県民所…
  • 【視点】誰が勝者でも「対立」解消を

     知事選の隠れたキーワードは「対立」だ。米軍基地問題をめぐり、翁長雄志知事のもとで激化した沖縄県と政府の対立を新県政が修復できるかが一つのポイントになる。  選挙戦は自民、公明、維新などが推薦する佐喜真淳氏と、翁長氏の…
  • 【視点】「辺野古」だけが争点か

     知事選は13日告示され、30日の投開票まで17日間の選挙戦が始まった。前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と前自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちである。  最大の争点…
  • 【視点】安保問われる名護、石垣市議選

     知事選に関心が集まっているが、9月9日の統一地方選も沖縄の今後を左右する重要な選挙だ。特に注目されているのが、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古の米軍キャンプ・シュワブを抱える名護市の市議選と、陸上自衛隊配備計画が進…
  • 【視点】知事は「不屈」だったのか

     米軍基地問題を全国に発信した功績は大きい。だが、普天間飛行場の辺野古移設を進める安倍政権と対峙し「不屈を貫いた」という評価は妥当なのか。翁長雄志知事の死という感情を揺さぶられる出来事の直後だからこそ、翁長県政の3年8カ…
  • 【視点】辺野古「撤回」長引く混乱

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を阻止するため、翁長雄志知事が27日、辺野古沿岸の埋め立て承認撤回に向けた手続きに入ると表明した。政府と県の対立は再び激化する。辺野古移設問題をめぐる混乱を長引かせる無益な判断で、県民の厳し…
  • 【視点】陸自配備受け入れ 当然の決断

     淡々とやるべきことをやった。18日、石垣島への陸上自衛隊配備計画を事実上受け入れる最終判断を発表した中山義隆市長の記者会見は、そうした印象だった。「英断」などと持ち上げられては、市長も面はゆいのではないか。市民の生命や…
  • 【視点】自然の猛威に身構えよう

     西日本の豪雨は被害が拡大を続けており、8日、死者数は80人以上に達した。政府は非常災害対策本部を設置し、安倍晋三首相は「甚大な被害が広域で生じ続けている。先手先手で被災者支援に当たってほしい」と指示した。  沖縄…
  • 【視点】変わる県知事選の構図

     11月18日投開票の県知事選は、自民党の選考委員会が宜野湾市長の佐喜真淳氏を軸に選考作業を進める一方、沖縄観光コンベンションビューロー元会長の安里繁信氏も出馬の意向を示し、候補者擁立に向けた動きが慌ただしくなってきた。…
  • 【視点】どうなる米国のアジア関与

     米朝首脳会談は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「朝鮮半島の非核化」、米国のトランプ大統領が北朝鮮の「安全の保証」をそれぞれ約束する共同声明に署名して終了した。米国、北朝鮮双方とも指導者が外交的な得点を内外にアピールし…
  • 【視点】変幻自在な米政権外交

     6月12日に米朝首脳会談を控えたトランプ米大統領は5月24日、北朝鮮側の敵対的な姿勢を理由に中止を発表し、関係各国に衝撃を与えた。しかし北朝鮮側が態度を軟化させたことを受け、25日には予定通り会談を行う可能性に言及した…
  • 【視点】反対派は市民の共感得られぬ

     防衛省が進める石垣島への陸上自衛隊配備計画で、石垣市は16日、配備予定地周辺の開南・於茂登地区を対象に初の意見交換会を開いた。反対派住民らは意見交換会をボイコットしただけでなく、会場となった学校の周辺で抗議行動を展開し…
  • 【視点】期待される憲法改正論議

     自民党の改憲草案がまとまり、改憲がいよいよ現実味を帯びつつある中で迎える5月2日の憲法記念日である。米軍基地問題や尖閣諸島問題を抱え、日本の安全保障の「縮図」である沖縄から、改憲の潮流を巻き起こすことには大きな意義があ…
  • 【視点】南北融和「平和到来」は早計

     「南北融和」をアピールする華やかなパフォーマンスに幻惑され、平和到来を確信するのは早計だ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は韓国の文在寅大統領は27日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で会談。朝鮮半島の非核化を打…
  • 【視点】知事選、4年前とは一変

     今秋の知事選に向け、自民党県連や経済界関係者などが3月末、候補者選考委員会の初会合を開き、5月までに候補者を決定する方針を決めた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力からは翁長雄志知事が再選を…
  • 【視点】「沖縄本島版」2年目に突入

     八重山日報社が昨年4月、「沖縄本島版」の発刊に踏み切ってからきょう1日で1年を迎える。沖縄の言論に新たな風を吹き込みたいと意気込み、社員一同が無我夢中で努力するうち、あっという間に時間が過ぎたという感覚である。ただ今後…

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