社会 ホテル宿泊者から徴収 県、観光目的税導入で議論 県が導入を目指す観光目的税について検討する委員会の分科会(会長・湧川盛順OCVB専務理事)は26日、那覇市の八汐荘で初会合を開いた。制度設計案のうち、納税義務者を県内ホテルの宿泊者、徴収方法をホテル経営者による特別徴収、課税標準を宿泊日数とすることを決めた。12月に予定される次回会合で議論を進める。 2018/11/27
社会 陸自配備推進の旗折られる 23日午後3時半ごろ、石垣市の開南地区から於茂登地区へ向かう道路で、陸上自衛隊配備推進を訴えるのぼりがへし折られているのを通行人が発見し、八重山署に通報した=写真。 のぼりは「国境を守る人々の会」が1年ほど前に設置したもので、折られていたのは7本中5本。設置されていたのは私有地だった。 同会の奥間政和さん(51)は「悪質な嫌がらせだと思う。今まではこんなことはなく、憤りを感じる」と話した。週… 2018/11/25
社会 県民の旅行需要を喚起 旅フェスタで各地域アピール 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)と琉球放送(濱田建三社長)は23日から2日間、県民の旅行需要喚起などを図ろうと「沖縄旅フェスタ2018」を沖縄コンベンションセンターで開いた。会場内に31の地方自治体や関連団体がブースを設け、体験型のゲームや機器などを使ってそれぞれの地域の魅力をアピールした。 ブースを設けた地域と沖縄との間には航空便が就航しており、航空会社や旅行会社も… 2018/11/25
社会 サトウキビでジェット機飛ばそう ユーグレナ研究会で講演 第34回ユーグレナ研究集会が24日午後、白保自治公民館で行われ、ユーグレナに関する基礎研究や実用化に向けた研究・開発の展望が発表され、ポスター討論ではユーグレナによってサトウキビの糖蜜からジェット機に適した油を作り出す最先端の研究などが紹介された。 近畿大学農学部の田茂井政宏教授(47)は「現在廃棄されている糖蜜をユーグレナに与えれば、糖が分解されて飛行機の燃料に近い油が作れる」と説明し、将来… 2018/11/25
社会 離島ターミナルで避難訓練 外国人や園児らも参加 2012年から今年で7回目となる「離島ターミナル地震・津波避難訓練」(主催・石垣市)が22日、離島ターミナルで行われた。テナントに入居する民間船舶業者、施設利用者や観光客を装った市職員、市の防災対策を学ぶために来島している国際協力機構(JICA)の外国人、こどもの家保育園の園児ら83人が参加した。 訓練では同日午前10時30分ごろ、石垣島南方沖を震源に強い地震が発生したと想定。石垣島で震度6弱… 2018/11/25
社会 「魅力 世界に発信を」 ISSAさんに沖縄市大使委嘱 沖縄市の魅力を発信しようと、コザゲート通りを封鎖して行われる「沖縄国際カーニバル2018」が24日から始まった。24日は、今年の紅白歌合戦出場も決まっているダンスボーカルグループ「DA PUMP」のリーダーで、同市出身のISSAさんが「ちゃんぷる~沖縄市大使」に委嘱された。 ISSAさんは「この町に生まれ、忘れたことがないくらい大好き。世界に発信できるよう、活動をさせていただきたい」と話した。… 2018/11/25
社会 離島の特産品ずらり 平成最後のフェア開幕 県内各地の離島から特産品を集め販売するイベント「離島フェア2018」が23日から、那覇市奥武山の沖縄セルラーパーク那覇で始まった。25日まで。各離島自慢の食品や商品が集められ、伝統芸能にも触れられる催しも。初日から大勢の家族連れなどでにぎわっている。平成最後の離島フェアは、30回目の節目にもなった。 2018/11/24
社会 洗練された作品の数々 沖縄市文化祭が開幕 第41回沖縄市文化祭~未来への創造躍進する文化~」(主催・沖縄市文化協会、沖縄市)が23日、沖縄市体育館で始まった。25日までの3日間。会員による華道、書道、美術、陶芸、写真、文芸、押し花、フラワーデザイン、盆栽の作品が展示されている。 初日には茶道裏千家仲宗根宗美社中が茶席を設けた。洗練された作品の数々が会場を埋め尽くし、市内外から訪れた芸術愛好家らが鑑賞を楽しんだ。 沖縄市文化祭は県内で… 2018/11/24
社会 車えびは「今が旬」 祭りに大勢の人出 県車海老漁業協同組合は県産車えびの最盛期を迎える12月を前に「今が旬!美味(おい)しさ体験第7回車えび祭り」を23日、那覇市の琉球新報ビル1階広場で開催した。 県内には18カ所の車えび養殖場があり、生産量、生産額ともに全国一を占めるが、県内での消費は少なく、9割近くが県外へ出荷されている。同組合の具志司さんは「沖縄が生産量日本一ということを知ってもらいたい。県内では車えびの認知度が低いが、地元… 2018/11/24
社会 観光資源の質向上へ 「ハイブリッドリゾート」推進を 下地教授講演 石垣市観光交流協会青年部(請盛真実部長)の設立30周年記念講演会が23日、市内ホテルで開かれ「これからの石垣島観光~世界のベスト・アイランドを目指して~」をテーマに基調講演した琉球大学国際地域創造学部の下地芳郎教授(61)は、リゾート地が文化、ビジネス、サイエンスなど、それぞれ持つ観光資源の質を高める「ハイブリッドリゾート構想」の必要性を訴えた。 2018/11/24
社会 鳩山氏、辺野古阻止求める 知事と会談、イベントPRも 東アジア共同体研究所の理事長を務める鳩山由紀夫元首相は22日、県庁で玉城デニー知事と初会談した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「(国と)厳しい戦いになると思うが、最後まで頑張り、新基地は絶対に造らせないとの意思を貫いてほしい」と求めた。 会談後、記者団の取材に応じた鳩山氏によると玉城氏は「辺野古は精いっぱいやります」と応じたという。 鳩山氏は、23日から25日まで県内で開かれるイ… 2018/11/23
社会 「公費支出は違法」と提訴 市長の教育再生首長会議参加 石垣市の中山義隆市長が保守系首長で構成する「教育再生首長会議」の会合に参加した際、旅費や負担金を公費から支出したのは違法だとして、同市の元教員らが22日、市を相手取り、市長と現職、元職の市担当者らに、経費約128万円を返還するよう求める住民訴訟を起こした。 原告の宮良純一郎氏(69)、大浜敏夫氏(71)らは県庁で記者会見し「監査請求を行ったが無視された。(公金支出は)会議の規約に照らしても、活… 2018/11/23
社会 認知症行方不明者の早期発見に尽力 沖縄署が家族の会に感謝状 沖縄警察署(平良英俊署長)は21日、市内で行方不明となった認知症高齢者の捜索協力と早期発見の功労に対し「沖縄県認知症行方不明者家族の会」(沖縄市宮里・安慶名達也代表)に感謝状を贈った。10月28日昼ごろ、市内在住の認知症高齢者が行方不明になったため家族が捜索を始め、同日午後10時ごろには同署へ通報。同署が同会に協力を依頼したところ、同会スタッフが約30分で発見した。 同署は「認知症高齢者の行方… 2018/11/22
社会 来月25日に入札 新庁舎建設工事、3回目 石垣市 石垣市は、旧石垣空港跡地に移転新築する新庁舎建設工事の一般競争入札を12月25日に実施する方針を固め、20日、入札を公告した。落札されれば年明けにも臨時議会での承認を経て仮契約を行い、工事に着手する考えで、工期は2021年3月15日まで。市は7月と10月にも入札を行ったが、予定価格の超過などでいずれも不調に終わっていた。 2018/11/22
社会 ハワイ沖縄捕虜の手紙 16枚を県立図書館に寄贈 ハワイ捕虜沖縄出身戦没者慰霊祭実行委員会(共同代表・渡口彦信さん、高山朝光さん)は21日、沖縄戦で米軍の捕虜となりハワイに移送された県出身者が1945~46年当時、ハワイ在住の県系人に送った手紙16枚のコピーを県立図書館に寄贈した。 「見ず知らず他人でもあられながら暖かきお情にただただ涙が落ちるばかりであります」「皆一所に集まって帰る日を待って居ります。近い中に晴の開放になり沖縄に帰り郷土の建… 2018/11/22
社会 いつまでもスタイリッシュに なごみの里でヘアカットボラ 東京都内で美容師をしている豊平浩史さん(33)と、浩史さんの兄で理容師の一史さん(45)が20日、指定介護老人福祉施設なごみの里(豊川善克施設長)を訪れ、ヘアカットのボランティアを行った。ボランティアは午前9時半から午後零時まで行われ、入居者の中の15人がスタイリッシュなヘアスタイルを楽しんだ。 豊平家四男の浩史さんは、八重山農林高校卒業後に上京。専門学校を経て、美容師の道に進んだ。3年前に、… 2018/11/21
社会 多様な食文化に対応を 県、観光誘客でセミナー 県は20日、イスラム教徒向けの食材「ハラール」や菜食主義者(ベジタリアン)についてのセミナーを那覇市内のホテルで開催した。有識者の講話やパネルディスカッションを通じ、今後増加が見込まれるイスラム教徒などの観光客に飲食店などがどう対応すべきかアドバイスした。 2018/11/21
社会 陸自配備の説明会不参加 「アリバイづくり」と批判 周辺4地区 沖縄防衛局が21日、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画について説明会を開催することを受け、予定周辺の4公民館は20日、不参加を表明した。「ごく一部の配備推進派住民を担ぎ出してのアリバイづくりにほかならないことは明白」などとする抗議声明も出した。4地区対象の説明会は21日午後6時半から健康福祉センターで開かれる。 2018/11/21
社会 ヤマネコ事故対策条例検討 19年度の制定目指す 観光案内人、資源保護条例も 竹富町 輪禍が絶えないイリオモテヤマネコを保護するため、竹富町が「イリオモテヤマネコ交通事故対策条例(仮称)」の検討を進めていることが、19日までに分かった。また、「竹富町観光案内人条例(仮称)」の他に、エリアを定めて入域規制する「西表島等特定観光資源保護条例(仮称)」の準備も進めている。3条例とも2019年度内の制定を目指す。 2018/11/20
社会 西表島の生き物満載 竹富町教委に特別編集本贈呈 生き物の愛好家でつくるNPO法人北九州・魚部(ぎょぶ)の工藤雄太事務局長ら4人が19日、竹富町教育委員会を訪れ、特別編集し4月に発刊した「ぎょぶる特別編集 西表島自然観」を30冊贈呈した。同本には西表島の魚、エビ、カニ、ゲンゴロウなどの生き物が全面カラーで紹介されている。今後、町内の小・中学校に配布される。 「魚部」は高校の部活動としてスタート。高校卒業後の2015年に任意団体として発足し、1… 2018/11/20