暮らし 過去2番目の高水準 上半期求人1.65倍、観光牽引 2019年度有効求人倍率 八重山公共職業安定所(寺島浩代所長)は7日、2019年度上半期(4~9月)の雇用の動きを発表した。有効求人倍率は1・65倍(原数値)で、過去2番目に高い数値を記録した。寺島所長は「新石垣空港の開港やクルーズ船の寄港で入域観光客数が増加し、観光産業が中心になって求人を牽引(けんいん)している」と分析。今後も当面、雇用情勢の好調さは続くとの見通しを示した。 2019/11/08
暮らし 県連携で津波避難訓練 通信機器応答訓練など 石垣、竹富 東日本大震災の津波被害などをきっかけに制定された「津波防災の日」と「世界津波の日」の5日、石垣市は竹富町と合同で、県防災危機管理課をはじめとする関係機関と連携し、避難行動や同校屋上での通信機器応答訓練など、津波浸水域内公共施設での津波避難訓練を実施した。訓練には市役所と町役場の職員、計110人ほどが参加した。 2019/11/06
暮らし 津波災害で伝承碑に 明和大津波慰霊塔と津波大石 11月5日の「世界津波の日」に合わせ、国土地理院は10月31日、津波災害関連の自然災害伝承碑を新たに27基追加公開。5日から同院ウェブ地図に掲載される。沖縄からは石垣市宮良の明和大津波遭難者慰霊之塔と同市大浜の津波大石の災害伝承碑。 同慰霊の塔は1771(明和8)年4月24日に石垣島南東沖を震源とするマグニチュード7・4の地震による大津波で、先島諸島に甚大な被害をもたらした。八重山諸島では死者… 2019/11/05
暮らし 常勤医派遣「来月中めど」 西大舛町長の要請に副知事 西表西部診療所 竹富町の西大舛髙旬町長は28日午後、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、西表西部診療所に不在となっている常勤医師を配置するよう要請した。謝花副知事は「一日も早く常勤医を派遣する。11月中旬から末までにめどを立てる」と説明。県内の県立病院から派遣する医師を人選する考えを示した。 2019/10/29
暮らし 共助の重要性強調 3地区合同で防災訓練 大川自主防災会、登野城自主防災会、天川自主防災会の3地区合同訓練(主催・石垣市自主防災連絡協議会)が27日午後、大川公民館防災倉庫前で実施された。石垣市消防本部警防課の新城剛課長ら3人が参加者15人に防災資材や消火栓の使い方を説明した。 新城課長は「阪神淡路大震災で救助された人の8割は家族や近隣住民に助けられた。公的機関が救助した人は全体の2%と言われている」と話し、地域住民による助け合いの重… 2019/10/28
暮らし 「種子取祭」一色に 奉納芸能で豊穣祈願 竹富島 約600年の伝統があると言われ、国の重要無形民俗文化財の指定を受ける竹富島の「種子取祭(タナドゥイ)」の奉納芸能が20日、世持御嶽で始まった。種子取祭は、種をまき、無事に育つことを祈願する行事で旧暦の9月か10月の庚寅(かのえとら)、辛卯(かのとう)の2日間(新暦の10~11月ごろ)を中心に行われ、80余りの伝統芸能が神々に奉納される。種子取祭には島を離れた人々も里帰りして祭りに参加し、島の店は… 2019/10/22
暮らし 西部診療所の医師不在に 代診で対応も週1臨時休診 地域医療への影響懸念 県立八重山病院は17日までに、同病院付属西表西部診療所の医師が急病で不在になったと明らかにした。当面は同病院や西表島東部の大原診療所の医師を輪番制で代診として派遣するが、今月は週1回の臨時休診を余儀なくされる。同病院側は「県病院事業局に後任の派遣を要請しているが、年度内は代診による対応が続くかも知れない」としている。医師不在が長期化した場合は、地域医療への影響が懸念される。 2019/10/18
暮らし 商品券「早めの購入を」 政府、子育て世帯など支援 1日の消費税率引き上げに伴う景気対策の一環で、子育て世帯や住民税非課税者を対象にした政府の経済的支援策として「プレミアム付き商品券」の利用が始まっている。 同商品券は1冊(500円券10枚)を4千円で購入でき、一人最大5冊まで購入が可能。最大2万円で2万5千円分の商品券が受け取れる仕組み。石垣市では市商工会が来年1月末まで販売しており、対象店舗での利用は同2月末までとなる。 市で同商品券を利… 2019/10/12
暮らし 来月にも有識者の意見聴取 自治基本条例見直しで 市議会特別委 石垣市自治基本条例の見直しに向けた議論を進めている市議会の同条例調査特別委員会(友寄永三委員長)は、近く条例に詳しい有識者を参考人として招致し、意見を聞く方針を固めた。招致時期は11月中をめどに調整する。友寄委員長は「さまざまな角度から自治基本条例を考える機会にしたい」と話している。 特別委は3月に設置され、与党の10人で構成。これまでに39条の条文を一条ずつ読み合わせる作業を続けてきた。今月… 2019/10/10
暮らし リゾートに揺れる竹富島 開発事業者が住民を提訴 竹富島のコンドイビーチ付近でリゾートホテル建設を計画している㈱RJエステート(一丸秀信代表取締役)=那覇市=が同計画に反対している住民団体「竹富島を守る会」の阿佐伊拓会長個人を名誉毀損で提訴した。同会は3日、まちなみ館で臨時集会を開催し、全会一致で提訴に抗議し、会として対峙していくことを決議した。約60人の地域住民が出席した。 2019/10/09
暮らし 宮良沈砂池で土砂撤去 建設業協支部 喜ぶ住民、行政に不満も 県建設業協会八重山支部(米盛博明支部長、会員53社)が4日、宮良地区のホテル、沖縄エグゼス石垣島の向かいにある沈砂池で、堆砂した土砂の撤去作業と沈砂池周辺の草刈りをボランティアで行なった。パワーショベルとダンプカーを動員し、約40人が地域のために汗を流した。 同沈砂池は約1500平方㍍、約1800立方㍍あるが土砂が堆積していたため、宮良集落では大雨の際に沈砂池の水があふれだし、濁流となって集落… 2019/10/05
暮らし 「平和で豊かな世の中に」 加護に感謝し結願祭 川平公民館 神のご加護による豊作への恵みと収穫の無事に感謝し、来期の豊作と住民の幸福を願う川平村最大の神事「結願祭」(主催・川平公民館)が12日午後、石垣市川平の群星(ムリブシ)御嶽で行われ、地域住民が一丸となって獅子舞、棒術、太鼓を奉納した。 結願祭は午後1時前に川平地区の神司らによる神前礼拝に始まり、ミルク神(弥勒)を先頭に、出演者らによる総踊り、続く太鼓・獅子舞による座見舞いで場を清めた。 本舞で… 2019/09/13
暮らし 10月1日から運行開始 ゆいレール、浦西延伸 県は12日午後、沖縄都市モノレールに対し、首里・てだこ浦西間の運輸開始を認可した。県庁で玉城デニー知事が同社の美里義雄社長に認可書を交付した。那覇市首里から浦添市までの「ゆいレール」延伸が正式に認可された。10月1日から同区間の運行が開始される。 2019/09/13
暮らし 検診呼びかけ 乳がん・子宮頚がんで 石垣市健康福祉センター 石垣市健康福祉センターは4日から18日まで、乳がん・子宮頚がん検診を実施している。会場は同センターや各地域の公民館。 対象者は、職場等で検診を受ける機会のない20歳以上の石垣市民の女性。現在も予約を受け付け中。 同センターによると昨年度は乳がん17・5%、子宮頚がん17・6%といずれも20%未満。要精査数は、乳がん137人、子宮頚がん18人。がん発見数は乳がんのみ1人で子宮頚がんは0人だった… 2019/09/07
暮らし 地図に自然災害伝承碑 石垣市も登録申請へ 国土地理院は、自然災害への理解を深めることを目的に、自然災害に関する伝承を記した碑などが存在することを示す地図記号「自然災害伝承碑」を掲載した2万5千分1地形図を1日から刊行開始したと発表した。 自然災害伝承碑は今年3月に発表され、6月からWEBサイトでも新地図記号が記載された地図をリリース。今回は紙媒体の地図にも追加した。 地図記号は各自治体からの申請を元に記載され、これまでに278カ所が… 2019/09/06
暮らし カラスのふんから実が… 屋根にドラゴンフルーツ 石垣市伊原間 石垣市伊原間の「民宿たいらファミリー」の屋根で、ドラゴンフルーツを食べたカラスのふんから、このほど新しいドラゴンフルーツが実った。経営する平良八重子さんは「花が咲いた時、月下美人かと思ったが、実ってきた時はびっくりした」と話した。 平良さんによると、カラスが屋根にふんを落としたのは半年ほど前。中に種が入っていたらしく、7月に開花し、3個の実がつき始めた。 既に1個はカラスに食べられてしまった… 2019/09/06
暮らし 長引く欠航 生活に影 竹富集落内ひっそり/神事終え安堵の声も 石垣島と竹富町の島々を結ぶ定期船は4、5日、台風13号の影響で全便が欠航した。このうち竹富島では、長時間の欠航で買い出しができず、貨物船も欠航したため共同購入の食料品や日用品が届かないなど、島民生活に影響が出た。 2019/09/06
暮らし 大規模地震の津波想定 2200人が参加 市民防災訓練 メイン会場に大浜中 大規模地震による津波災害の発生を想定し、防災関係機関や地域住民らが参加する津波避難訓練を実施する「2019年度石垣市市民防災訓練」(主催・石垣市)が1日午前、大浜中学校をメイン会場に石垣島全域で実施された。24の自治公民館、自主防災会、一般市民、自衛隊、県の機関、竹富町、与那国町、消防団など総勢2200人(市発表)が参加した。 2019/09/04
暮らし 「結い心センター」開所 福祉避難所・交流施設に 石垣市 災害時の福祉避難所と市民などの交流施設とを兼ね備えた「結い心(くくる)センター」が30日午後、石垣市大川に開所した。災害時の高齢者や障がい者などの要援護者を優先する避難所と被災後の避難生活場として、また多目的研修室や調理室などでの交流の機会を提供する場として今後の活用が期待される。 2019/08/31
暮らし 電気供給と販売で提携 沖電とセルラー「競争力確保」 沖縄電力(本永浩之社長)と沖縄セルラー(湯淺英雄社長)は、新サービス「auでんき」に関する業務提携を発表し30日午後、沖縄セルラービルで共同記者会見を開いた。新サービスの「auでんき」は沖縄電力が電力を供給し、サービスの販売や料金請求などを沖縄セルラーが担う。 「auでんき」と「auの携帯電話かauひかりちゅら」をセットで契約すると、電気料金の最大5%相当分をauウォレットポイントとして還元。… 2019/08/31