暮らし きょう旧盆入り 市場に買い物客 島々で先祖供養の伝統行事 きょう13日は旧盆入り。八重山では先祖を供養する伝統行事が繰り広げられる。ユーグレナモールの公設市場では12日、買い物客らが供え物を探す姿が見られた。旧盆期間中、石垣島では、ユーモラスなとんち問答を行う「アンガマ」が家々を練り歩く。中日の14日には、波照間島で「ムシャーマ」が島を挙げて盛大に開催される。 2019/08/13
暮らし 心躍る道ジュネー披露 県内各地で旧盆エイサー始まる 旧盆中、地元の青年会などがエイサーを舞いながら地域を練り歩く「道ジュネー」が旧盆前夜にあたる12日夕、県内各地で始まった。那覇市松島青年会では、地域の無病息災や安全、繁盛を祈って道ジュネーを盛大に行った。 午後6時半からファミリーマートおもろまち四丁目店前から開始。約10カ所の会場を周り、それぞれに集まった観衆は指笛や太鼓の音に聞き入った。 同青年会の宮良光樹副会長(22)は「約1カ月間、夜… 2019/08/13
暮らし 連日30度超、熱中症に注意 死亡例も、県「健康管理徹底を」 全国的に猛暑が続く中、沖縄も連日、30度を超える暑さとなっており、県によると3日までに熱中症患者が379人発生。7月には農作業中の高齢者が死亡した。玉城デニー知事は9日の記者会見で、健康管理の徹底を呼び掛けた。 沖縄気象台によると、石垣島では8月に入ってほぼ連日、最高気温は30度を超えている。今月、最も高かったのは6、7日の33.4度。11日は32.5度だった。 熱中症は暑い場所で過ごすうち… 2019/08/12
暮らし 旧盆の帰省ラッシュ本格化 家族と再会喜び合う姿も 新石垣空港 旧盆休みの帰省ラッシュが10日、本格化し、石垣市の南ぬ島石垣空港は、お盆を家族と一緒に過ごすため、帰省した客らで混雑した。ターミナルビル1階の到着口には、帰省した家族を迎えるため多数の人が集まった。帰省ラッシュは下りのピークが9日から12日、上りのピークが16日ごろと見られる。今年の旧盆は13日から始まり、八重山では伝統行事のアンガマがにぎやかに繰り広げられる。 2019/08/11
暮らし 外国人の法律相談に対応 財団が沖縄弁護士会と覚書 県国際交流・人材育成財団(與那嶺善道理事長)はこのほど、沖縄弁護士会との間で「外国人のための法律・生活相談に関する覚書」を結んだ。同財団の依頼を受け、外国人からの法律相談などに当たる。 沖縄には120カ国から計1万6000人以上の県内各地に居住している。複雑で高度な法律相談などへの対応も増えると予想されるため、財団で対応できない法律問題の相談を在住外国人から受けた場合、財団は弁護士会に協力を依… 2019/08/11
暮らし 台風接近で避難続々 「暑さと水分補給心配」 石垣市 台風9号の接近を受け、石垣市は8日午前6時前から市健康福祉センターに一時避難所を設置した。午後零時過ぎには市全域に避難勧告が発表された。避難者らは各自で食料を準備し、台風の最新情報を得ながら、激しい暴風雨をしのいだ。 同センターでは検診ホールを一般避難場所、子どもセンターを障害者、高齢者の避難場所とした。 利用者は喫茶スペースのテーブルや廊下、玄関付近にあるベンチなどを利用して休息。テレビや… 2019/08/09
暮らし 空、海の便全面マヒ 観光シーズンに大きな打撃 台風9号 台風9号は8日から9日にかけて先島諸島に最接近し、8日の海、空の便は全面マヒした。南ぬ島空港は朝から閉鎖され、8日の石垣発着便は全て欠航。石垣島と離島を結ぶ海の便も途絶えた、8月の観光シーズンを直撃した台風は、住民生活や観光産業に大きな打撃を与えた。 2019/08/09
暮らし きょう昼過ぎ暴風域に 空、海の便に乱れ 台風9号 大型で強い台風9号は7日、石垣島の南東の海上を時速15キロで北北西に進んだ。8日午後3時には石垣島の南南東約180キロで「大型で非常に強い台風」に発達、石垣島地方は同日昼過ぎ、与那国島地方は同日夕、相次いで暴風域に入る見込み。気象庁は沖縄で8日から9日にかけて暴風やうねりを伴った高波、大雨や高潮に厳重に警戒するよう呼び掛けた。 2019/08/08
暮らし 21年9月の再開目指す 不定期チャーターで自由度確保 石垣―波照間航空路線 2008年11月以降運休状態が続いている石垣―波照間航空路線運航の早期再開を目指す竹富町は6日午後、航空運送事業準備会社の㈱スカイサンタアビエーション(佐和田寿代表取締役社長)と路線復活に向けた包括的連携協定を締結し、21年9月に運用の自由度が高い不定期チャーターによる路線再開を目指すと発表した。22年9月には西表島など、空港のない地域での運航も視野に入れる。 2019/08/07
暮らし 最新計測で台帳作成 石垣島のみちづくり基本計画 石垣市は7月26日から、「縦10号線道路台帳作成業務」のため、最新計測技術のモービルマッピングシステム(MMS)による測量を行っている。 MMSは、衛星測位システム(GNSS)アンテナやレーザースキャナー、全周囲カメラなどを車両に搭載して、走行しながら道路や周辺の建物などの道路空間情報を把握し、詳細な道路3次元基盤データを整備することが可能な移動計測装置。 交通規制や人員配置が不要で現地作業… 2019/08/03
暮らし スマホで八重山旅行可能に 内閣府が事業決定通知書 内閣府沖縄総合事務局は1日、地域の交通課題解決に向けた「新モビリティサービス推進事業」の先行モデルとして選定された八重山MaaS(マス)事業連携体に事業交付決定通知書を交付した=写真。 八重山MaaS(マス)事業はスマートフォンを使い、ワンストップで多様な交通手段の予約・販売などを可能とする内容。実証実験が11月から翌年2月まで行われる。 八重山MaaS事業連携体は、JTB沖縄、沖縄セルラー… 2019/08/03
暮らし ゆいレール3両化で要請 菅氏、知事に支援の意向強調 玉城デニー知事は1日、官邸で菅義偉官房長官と会い、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の輸送力増強に向け、3両編成化の予算確保を要請した。菅氏は「国としてもしっかりバックアップしていきたい」と応じた。県は今年度、車両基地候補地を選定し、概略設計に着手する予定で、3両化車両の発注やホームドアの改修を経て、2022年度に最初の車両完成を目指す。 国は3両編成化を支援するため、来年度概算要求でハード交付… 2019/08/02
暮らし 知識と理解を深めて 8月は「電気使用安全月間」 八重山電気工事業協同組合 1日から31日までの「電気使用安全月間」の開始に合わせ、八重山電気工事業協同組合(砂川勝理事長、33社)が1日午前、同組合事務所前でのパレード出発式と石垣市内での広報活動を行なった。砂川理事長は「高温多湿の状態で関連災害の危険も高まる。安全管理の意識をさらに高くもってほしい」と呼び掛けた。 2019/08/02
暮らし 急患輸送3000回で謝恩会 海保、離島住民の命守る決意新たに 沖縄県離島振興協議会(会長・外間守吉与那国町長)は1日夜、石垣市内のホテルで、第11管区海上保安本部が2月末に緊急患者空輸3000回を達成したことの謝恩会を開催した。同本部の石垣航空基地は離島で発生した急患の搬送を担っており、玉城デニー知事と外間会長から平原文基石垣航空基地長に感謝状が手渡された。 2019/08/02
暮らし 「稲の一生」にぎやかに 白保豊年祭で豊穣祈願 2019年度白保豊年祭・ムラプーリン(主催・白保公民館)が29日、飾場(カツァリバ)御嶽(嘉手苅御嶽)前で行われた。旗頭、イルク太鼓が奉納され、弥勒加那志(ミルクガナシ)の来訪や、仮装行列による「稲の一生」の披露があり、五穀豊穣の感謝と来夏世の豊穣を祈念した。 白保公民館の前盛善治館長は27日のガンプゥトギ、28日のオンプーリンと四つの御嶽での神司による祈願が厳粛に執り行われたと報告。「字民が… 2019/07/30
暮らし 石垣でテレワーカー募集 8月下旬に説明会を予定 沖縄のIT企業「ブルー・オーシャン沖縄」(岩見学代表)=本社・那覇市=は26日から、ネット環境を利用し在宅で仕事をする「テレワーカー」を育成、業務を提供する事業を開始した。 石垣市や久米島町、渡嘉敷村に住民票がある住人を対象に、ウェブサイトに掲載される記事の作成や、AI(人工知能)の学習を補助する業務などを行う人材を募集・育成する。国の一括交付金などを活用した県の事業で、石垣島では8月下旬に事… 2019/07/27
暮らし 夏を彩る感謝祈願祭 新拝殿で初の豊年祭 四カ字ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)合同の豊年祭ムラプールが26日午後、石垣市内の真乙姥嶽周辺で開かれ、各字民が今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字の繁栄などを祈願した。昨年12月に新造された拝殿での豊年祭は初。会場には、11団体15本の旗頭が挙げられ、巻踊りや太鼓などの芸能が次々と奉納された。 2019/07/27
暮らし 廃棄びんリサイクル確立 沖縄初のJIS認定 八重山でも生産計画 県内で飲食店を展開する株式会社トリム(坪井巖社長)は24日、沖縄総合事務局で記者会見し、廃棄されるびんを活用したリサイクル資材が製品の品質に関する国家規格であるJIS認定を沖縄で初めて受けたと発表した。また、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し提案されたリサイクル資材としても、全国初のJIS認定になった。同社は八重山でも現地生産できるよう取り組みを進める予定。 トリムは県内で複数の居… 2019/07/25
暮らし 恒例の「獅子皮作り」 豊年祭に向け準備 登野城獅子保存会 登野城獅子保存会(黒島弘会長)は21、22日の2日間、黒島会長宅で恒例の「獅子皮(シィーシィーぬカー)作り」を行い、豊年祭への準備を進めた。 登野城の獅子2頭は獅子面や胴体が大きく、年数回の獅子舞で、獅子の皮にほころびなどができる。その修復と後進育成を兼ね、小中学生や会員の子どもらに声をかけ、毎年この時期に実施している。 今回は糸芭蕉約100本を用意。切り出して皮をはぎ、皮を脱穀機で荒削りし… 2019/07/24
暮らし 住民増と医療施設を 市や市教委などに要請 市北部五校地区連絡協 石垣市北部五校地区連絡協議会(河上眞一会長)は23日午後、市役所を訪れ、市・市議会と教育委員会への要請書を中山義隆市長、平良秀之市議会議長、石垣安志教育長に手渡した。河上会長は平久保校区で全園児・児童が5人という現状を指摘し、「近い将来、廃校の危機に直面し、ひいては地域の衰退を招くのでは」と憂慮。「全ての問題は高齢化と過疎化から発する」として、一般公営住宅の整備による住民の増加と老人介護施設・医… 2019/07/24