社会 来年3月14日に海びらき 〝日本一早い夏〟の訪れ マエサトビーチ 一般社団法人八重山ビジターズビューロ―(YVB、会長・中山義隆石垣市長)主催の日本最南端!八重山の海びらき2006イン石垣島が来年3月14日、石垣市のマエサトビーチで開かれる。マエサトビーチでの海びらき開催は2008年以来、8年ぶり。11日、市役所で記者会見したYVBの中山会長は「八重山の海の恵みに感謝し、海の安全を願い、日本一早い夏の訪れを告げる日になる」と〝海のシーズン〟を幕開けするイベントを… 2025/11/12
社会 真夏日の中、ランナー疾走 暑さに負けず、543人完走 与那国島一周マラソン 第31回日本最西端与那国島一周マラソン大会(主催・与那国町)が8日、開催された。与那国中学校をスタートし、島を東回りに一周する25㌔コースと、日本最西端の地(西崎)から同校を目指す10㌔コースに、男女合計650人がエントリー。ランナーは晴天の下、爽やかな風が吹く与那国島を島民の応援を背に駆け抜けた。 25㌔男子は平出修也(31)=神奈川県=が1時間41分34秒、女子は垣本眸美(38)=石垣市=が1… 2025/11/09
社会 「国境は主権者教育が重要」 君が代決議は議会のチェック機能 八木秀次教授インタビュー 石垣市議会が教育委員会に対し、国歌「君が代」を歌えるか児童生徒に問うアンケート調査の実施を求める意見書を可決した。八重山日報社は、政府の教育再生実行会議で有識者委員を務めた麗澤大学の八木秀次教授に見解を聞いた。 ―市議会の決議をどう考えるか。 「教育現場で国旗国歌の指導がきちんと行われていない懸念がある。二元代表制の市議会が教育行政の在り方をチェックするということであり、違法ではない。むしろ、国歌… 2025/11/07
社会 国境離島の課題解決模索 福江島のJCと交流へ 八重山青年会議所(長山家康理事長)は5日、八重山と同じ国境離島である長崎県五島市福江島の福江青年会議所(末留進人理事長)と連携し、15日に福江島で「離島サミット」を行うと発表した。長山理事長ら6人が福江島を視察し、福江JCの11月度例会に参加して意見交換する。長山理事長は「離島の暮らしが国境を守っている。交流を通じ、全国の国境離島が抱える課題の解決を探っていきたい」と意欲を語った。 八重山JCが交… 2025/11/06
社会 自衛隊報道「中立的に」 家族会など沖縄メディアに要望 沖縄県内の自衛隊報道を巡り、自衛隊関係3団体が4日、県庁内で記者会見し、県内メディアに対し冷静で中立的な報道を求める要望書を発表した。3団体は沖縄県隊友会(古堅悟会長)、県自衛隊家族会(古門茂夫会長)、県自衛官募集相談員連合会(渡久山光宏会長)。県内の自衛隊報道について「報道の自由を尊重する一方で、断定的な見出しや一方的な論調が自衛官や家族への偏見や分断を助長しかねない」と懸念を示した。 要望書は… 2025/11/05
社会 自衛隊、制服でパレード 演奏も市民魅了 石垣島まつり 2日に行われた石垣島まつり2025市民大パレードには、例年どおり陸上自衛隊石垣駐屯地と那覇駐屯地の第15音楽隊が参加した。今回は地元出身の海上自衛隊や航空自衛隊の隊員も参加。総勢80人ほどが他の市民と共に堂々と行進。沿道では拍手し喜ぶ市民もいた。 石垣駐屯地は公務としてパレードに参加。中村康男司令や隊員たちが横断幕を手に先頭を進み、続いて海自や空自の隊員、自衛隊沖縄地方協力本部・石垣出張所、市内の… 2025/11/03
社会 「尖閣周辺の漁業者守る」 中国船威嚇に海保本部長 尖閣諸島(石垣市)周辺海域を航行する中国船が日本漁船に接近などの威嚇行為を繰り返している問題で、第十一管区海上保安本部の坂本誠志郎本部長は30日「尖閣周辺で漁をされている漁業者がいれば、今後もしっかり中国船から守っていきたい」と強調した。 この問題を巡っては玉城デニー知事が24日、個人的な考えとした上で「安心安全な領域で漁が営まれることのほうを選択されたほうがよろしいのではないか」と述べた。 尖閣… 2025/10/31
社会 ヤマネコ像、新たなランドマークに 万博仏館作品を730交差点に設置 竹富町 竹富町は30日午前、石垣市の730交差点前で2025年大阪・関西万博のフランスパビリオンで展示されたイリオモテヤマネコ像の除幕式を開いた。国際舞台で注目を集めた作品の帰還を受け、自然と人との共生を象徴する新たなランドマークとして、町民や観光客に親しまれることが期待されている。 式典には、フランスパビリオン政府代表最高責任者ジャック・メール氏、彫刻家の瀬戸優氏、株式会社ゴールドウインの森光COO、前… 2025/10/31
社会 今期冬ダイヤも週5便運航 ジンエアー、支店長が報告 今後は増便も計画 今年度から石垣便を就航している韓国LCC(格安航空)・ジンエアーが今冬も週5便体制を維持することが29日、わかった。対象は、今期冬ダイヤ(10月26日から来年3月28日)で、来期以降の増便も計画している。イ・セッビョル石垣支店長が石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、報告した。 ジンエアーは今年4月から水曜日と土曜日以外の週5日で石垣=ソウル(仁川)線を運航している。夏ダイヤ(4月3日から10月15日)… 2025/10/30
社会 石垣駐屯地で衛生訓練 自衛隊と米海兵隊、連携し応急処置 石垣駐屯地では26日、陸上自衛隊と在沖米海兵隊が共同で衛生訓練を行った。20日から31日までの日程で行われている自衛隊統合演習の一環で行われ、約160人が参加。駐屯地内に応急救護所を開設し、運ばれて来た患者にトリアージを実施、応急処置も施した。天候の影響で陸自ヘリや米揚陸艇の使用は見送るなど、規模を縮小して実施した。 訓練は、石垣島南方沖で大地震が発生し、石垣市の市街地と島内中部地域が被災したと想… 2025/10/28
社会 米海兵隊が空港利用 26日の自衛隊訓練に参加 医療関係の資機材を搬入 米海兵隊の空中給油機「KCー130」が25日午後、石垣空港に着陸した。医療関係の資機材が入ったコンテナ2個と隊員約10人を降ろした。隊員は26日に石垣駐屯地内で予定する災害対処訓練に参加すると見られる。同訓練は、今月末まで行われる2025年度自衛隊統合演習の一環で行われる。 同型機は宜野湾市の普天間飛行場で運用されていたが、沖縄の基地負担軽減策として山口県の岩国基地に拠点が移った。他の航空機に空中… 2025/10/26
社会 「生活実感」を議場へ 竹富町女性議会、8人が直球提言 竹富町議会(大久研一議長)主催の女性議会が23日午後、町役場議事堂で開かれ、30~60代の町民女性8人が登壇。高齢化・子育て・観光・環境・災害対応など、離島ならではの課題を生活目線で次々と突き付けた。会場では、行政答弁に対し「現場の実態に追いついていない」との指摘が相次ぎ、男女共同参画の取り組みを問う場面では、登壇者の山城まゆみ氏が「(答弁が)ぬるい」と一蹴。当局が追加説明に追われる一幕もあった。 2025/10/24
社会 「中国が沖縄に口出しする根拠」 「先住民」主張、危険な兆候 仲村覚氏 中国国連代表部が「沖縄県民は先住民」との認識を示したことについて、同内容の国連勧告に反論する運動を展開している日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚理事長は「中国が沖縄の主権は日本にはないという『琉球主権未定論』を公式の場で初めて言い始めた。危険な兆候だ」と懸念を示した。 中国の狙いについて「米軍、自衛隊が沖縄で活動するのは先住民の権利を侵害している」という主張の伏線と分析。「安保理の常任理事国… 2025/10/23
社会 自衛隊員への差別禁止求める 家族会や議員らも訴え 日本沖縄政策研究フォーラム 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は18日、那覇市内で「自衛隊差別を許さない!県民集会」を題し、報告会を開催した。仲村氏は「自衛隊差別の放置は、国家の安全を内部から崩壊させる危険を孕む」と警鐘を鳴らし、差別の是正と県民の意識改革を訴えた。 2025/10/19
社会 「ノーモア沖縄戦会」などが中止要求 統合演習「大規模戦争訓練」 「ノーモア沖縄戦命どう宝の会」(具志堅隆松、与那嶺恵子共同代表など)と「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」(照屋寛之共同代表など)は17日、県庁で会見し、「2025自衛隊統合演習」の即時中止を求める声明を発表した。声明は首相、防衛相、統合幕僚長、陸上自衛隊第15旅団司令、県知事宛てに提出された。両会は「沖縄を戦場と想定した実戦訓練であり、断じて容認できない」と強く反発している。 統合演習は1… 2025/10/18
社会 住民説明会を要求 自衛隊統合演習で 市民連絡会 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉敬子共同代表)は16日、今月末に予定される2025年度自衛隊統合演習について、自衛隊による住民説明が必要と訴え、市が開催を求めるよう要請した。自衛隊には演習の中止を求めた。 演習は今月20日から31日まで全国各地で予定され、八重山3市町では防災や通信などの訓練が行われる。一部は駐屯地外でも実施され、米軍の揚陸艦が石垣港に寄港。石垣駐屯地でも、県内の… 2025/10/17
社会 統合演習「中止を」 市民連絡会が声明 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉敬子共同代表)の役員らが14日、市内の事務所で記者会見し、20日から全国各地で始まる自衛隊統合演習の中止を求める声明を出した。 自衛隊統合演習は石垣島でも予定されており、陸上作戦、統合後方運用(物資輸送訓練)、統合通信訓練、災害対処訓練、衛生訓練が検討されている。 声明では演習について「島を守るためではなく、島を戦場にして戦うための訓練であることは… 2025/10/16
社会 沖尚ナインに県民栄誉賞 「県民に希望と活力」 比嘉監督に指導者特別賞 第107回全国高校野球選手権大会で優勝を果たした沖縄尚学高校野球部に対し、県は県民栄誉賞を授与し、14日午後、県庁1階県民ホールで表彰式が開かれた。また同校の比嘉公也監督には県スポーツ指導者特別賞が贈られた。玉城デニー知事が表彰状と記念品を手渡し、「県民に明るい希望と活力を与えた功績は、まさに県民栄誉賞にふさわしい」とたたえた。会場には県議会議長や副知事、関係者らが出席し、拍手で受賞を祝った。 2025/10/15
社会 万博の電動ボード約200台配置へ 石垣島まつりで試乗会 電動マイクロモビリティのシェアリング世界最大手のLime(ライム)の説明会が9日、ホテルミヤヒラで行われた。ライムは電動キックボード(特定小型原付)で、13日に閉幕する大阪・関西万博で使用されている。閉幕後、同社は約200台を石垣島に配置しシェアサービスを開始する。 2025/10/10
社会 【解説】沖縄の現状に一石 自衛隊への政治的攻撃が横行 沖縄県議会が8日可決した「自衛隊及び隊員とその家族に対する差別的な風潮を改め、県民に理解と協力を求める決議」は「平和運動」「県民感情」といった美名を隠れみのに、自衛隊への政治的な攻撃が横行する沖縄の現状に一石を投じる意義がある。 自衛隊の活動を批判することは憲法で保障された政治活動の自由の範囲内だが「沖縄全島エイサーまつり」で顕在化したように、隊員の地域行事への参加まで阻止するのは「村八分」を… 2025/10/09