政治 「15年間の経験生かす」 5選の中山石垣市長が所信表明 石垣市議会の不信任決議で失職後、出直し市長選で5選された中山義隆市長は当選後初となる市議会9月定例会初日の8日、議場で所信表明し「これまでの15年間の経験も最大限に生かしながら、職務に邁進(まいしん)していく」と述べた。 5期目スタートに当たり「これからの4年間も『日本一幸せあふれるまち石垣市』をキャッチフレ―ズに『島を守る』『人を守る』の思いのもと、全職員と主に、これまでの流れを止めず、より… 2025/09/09
政治 海自特別機動船が6日石垣入港 米戦闘艇と訓練か 日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)の開始前の6日に海上自衛隊の特別機動船2隻が石垣港に入港することが4日、分かった。3日午後に自衛隊が市港湾課に申請書を提出。同課が入港を許可した。RDが始まる11日に出港予定。同船は海自の特殊部隊が運用する高速ボート。申請書に人員数を記載する項目がないため、上陸する隊員数を市は把握していない。 同船は全長11・8㍍、総トン数が6・3㌧、喫水が最大… 2025/09/05
政治 「ネメシス」石垣展開へ 地対艦ミサイル、日米訓練で 米軍情報サイト「dvids」は3日、沖縄本島に司令部がある米海兵隊第3海兵師団が、海軍・海兵隊遠征艦艇阻止システム(NMESIS、ネメシス)を使った訓練を行ったと発表した。同システムは無人で地上からミサイルを発射し洋上の艦艇を攻撃する兵器。11日から県内でも始まる日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)では、石垣島などに展開される予定。 ネメシスは、少数の隊員で対艦ミサイルを発射できる… 2025/09/04
政治 来月の日米訓練、上地氏「反対」 政府はハイマース初展開検討 与那国町 陸上自衛隊と在日米海兵隊などが中心になり来月に実施される実働訓練「レゾリュート・ドラゴン25」(RD)を巡り、与那国町長選で初当選した上地常夫氏は27日、取材に応じ「訓練に反対する」と明言した。防衛省は与那国島で米軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」の初展開を検討している。上地氏は28日に町長に就任する。 2025/08/28
政治 「自衛隊は島に合った配備を」 医療協会とは初登庁から調整 上地氏当選インタビュー 与那国町長選 24日の与那国町長選挙で初当選した上地常夫氏(61)は25日午前、報道各社の取材に応じた。「私は自衛隊容認派だ。ただ、この島(の規模)に合った人数・配備数があると思う。現状の人員規模で運営するのが良い」と述べ、今後の自衛隊増強には慎重な姿勢を示した。玉城県政については「支持しない」と明言。一方で、「無医地区」への対応には県に協力を求めるとした。 2025/08/27
政治 上地氏初当選 保革から支持557票、糸数氏に51票差 与那国町長選 任期満了に伴う与那国町長選が24日投開票され、新人で前町議の上地常夫氏(61)が557票を獲得し、現職の糸数健一氏(72)ら2人を破って初当選した。糸数氏とは51票差。自衛隊与那国駐屯地拡大や日米合同訓練の受け入れに慎重な姿勢を示し、保革双方から幅広く支持を獲得した。与那国町は台湾に近い日本最西端の島で、町政の方針転換は、台湾有事をにらんだ政府の安全保障政策に影響を与える可能性がある。 2025/08/25
政治 現職続投か保革の新人か きょう審判 三つどもえ激戦 与那国町長選 任期満了に伴う与那国町長選はきょう24日投開票される。23日、保守系新人の上地常夫氏(61)、革新系新人の田里千代基氏(67)、保守系現職の糸数健一氏(72)は選対本部前などでそれぞれ打ち上げ式を行い、町民に最後の訴えを行った。与那国町は台湾に近い日本最西端の島で、町長選は国の安全保障政策にも影響を与える。 2025/08/24
政治 3日攻防入り、3陣営激戦 医師確保問題などで舌戦 与那国町長選 任期満了に伴う与那国町長選(19日告示、24日投開票)は21日、3日攻防に突入。立候補した新人の上地常夫氏(61)、新人の田里千代基氏(67)、現職の糸数健一氏(72)は、連日街頭に立ち政策を訴えている。3候補は夕方に各地区の中心地に立ち、最大の争点である診療所の医師撤退問題などを取り上げた。真剣な眼差しで聞いた女性は「病院がなくなるのは嫌だ」と話し、候補者の政策で診療所を残してほしいと願ってい… 2025/08/22
政治 出直し選きょう決着 市政継続問う、深夜大勢判明 石垣市長選 石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う出直し市長選は17日投開票される。新人の前市議、砥板芳行氏(55)、5期目を目指す中山氏が一騎打ちの激戦を展開。中山市政継続の是非が最大の争点で、選挙結果は中山氏が進めた台湾基隆―石垣定期フェリー航路の行方などを左右する。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、誰が当選するかは政府の安全保障政策にも影響しそうだ。結果は深夜に… 2025/08/17
政治 「オール沖縄」協調か対立か 玉城県政へ異なる評価 争点④石垣市長選 県内の主要選挙は2014年の知事選以来、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力対自公の対立構図が定着している。石垣市長選に立候補している前市議、砥板芳行氏は「オール沖縄」を標ぼうしていないが、支持層は重なっており、事実上、玉城知事と共闘体制を組む。前職、中山義隆氏は過去4回の市長選と同様、自公の選挙協力体制に支えられる。両候補に玉城県政への評価を聞いた。 2025/08/17
政治 砥板氏慎重/中山氏推進 ゴルフ場建設巡り対立 争点③石垣市長選 石垣市の前勢岳周辺で株式会社ユニマットプレシャス(本社東京、高橋洋二代表取締役)が計画しているゴルフ場付きリゾート施設建設計画への対応も石垣市長選の争点となっている。前職、中山義隆氏は推進、前市議の新人、砥板芳行氏は慎重な姿勢だ。 2025/08/16
政治 尖閣問題、スタンスに相違 「断じて譲らず」/「挑発に反対」 争点②石垣市長選 尖閣諸島を行政区域に抱え、台湾にも近い石垣市の市長選では、否応なしに日本の安全保障政策も争点になる。候補者には、政府が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大・増強、駐屯地内で毎年のように実施されている日米共同訓練への対応、さらには台湾有事、尖閣有事に対する考え方も問われる。 2025/08/15
政治 台湾航路開設で対立 「経済の起爆剤」/「合理性ない」 争点①石垣市長選 台湾基隆―石垣定期フェリー航路開設は、新たに設立された株式会社「商船やいま」(大濱達也社長)が今秋の就航を目指して準備を進めている。前職、中山義隆氏が打ち出した事業で、船舶購入費30億円のうち約9・3億円を国と市が支援する計画。市の負担分は1・9億円で、財源はふるさと納税を充てる。 ▽島の暮らし変える 「石垣の経済、島の暮らし方を大きく変える起爆剤になる。10年、20年にわたって市の将来を支… 2025/08/14
政治 砥板、中山氏一騎打ち 史上初、出直し選火ぶた 市政「継続」「刷新」で論戦 石垣市長選 石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う市長選が10日告示され、無所属新人で前市議の砥板芳行氏(55)と、5選を目指す中山氏が立候補。市政史上初となる出直し選の火ぶたを切った。投開票は17日。3年前の前回2022年市長選と同じ候補者の一騎打ちで、中山氏は課題解決に向けた市政継続、砥板氏は長期政権の刷新を掲げた。 2025/08/11
政治 市政継続で課題解決 中山陣営が総決起大会 石垣市長選 石垣市長選に立候補する前職の中山義隆氏(58)=自民、公明推薦=の総決起大会が8日夜、市民会館大ホールで開催された。中山氏は4期15年の実績を説明し、「(私は行政課題の)解決策をすぐに出せる」とアピール。石垣の将来を見据えた政策を仕上げて「次にバトンタッチをするのが役目」と強調。市議補選に立候補する新里裕樹氏と共に支持を呼びかけた。 2025/08/10
政治 「市民不在の市政」に終止符 砥板陣営が総決起大会 石垣市長選 石垣市長選に立候補する新人の前市議、砥板芳行氏(55)の総決起大会が7日夜、市内ホテルで開かれた。砥板氏は既得権益に偏った長期政権のあり方を批判し「市民不在のまちづくりを終わらせよう」と訴えた。市議補選に出馬する東山盛敦子氏(58)は「自然を生かして、それを豊かな経済に発展させていける島にしたい。そのために砥板さんと一緒に頑張りたい」と呼び掛けた。 2025/08/08
政治 「島と人守る政治を」 八重山・台湾経済圏構想に意欲 中山氏が政策発表 石垣市長選 石垣市長選に立候補する前職、中山義隆氏(58)は6日、後援会事務所で記者会見し、政策を発表した。「大きなテーマは島を守る、人を守る。経験値、実現力、期待感の政治を目指したい」と強調。台湾航路開設を目玉政策の一つに掲げ、台湾と八重山を一体化した経済圏構想の実現に意欲を示した。 2025/08/07
政治 「市民目線の市政に刷新」 自衛隊拡大、日米訓練に反対 砥板氏が政策発表 市長選 石垣市長選に立候補する新人の前市議、砥板芳行氏(55)は5日、大浜信泉記念館で記者会見し、政策を発表した。「独善的な長期政権を継続するのか、市民目線の市政に刷新するか問われる」と主張。防衛省が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大強化には明確に反対し「日米一体の軍事演習・訓練は受け入れない」と強調した。 2025/08/06
政治 箕底氏が出馬断念 支持候補は明言せず 石垣市長選 8月17日投開票の石垣市長選で出馬を表明していた市議の箕底用一氏(44)は4日夕、選挙事務所で記者会見を開き、出馬を断念する意向を明らかにした。政策の違いや選挙構図などを踏まえ「このまま三つどもえで突入すれば変革が遠のく」と強調。「勝機のない戦いを避けるため、自ら身を引く」と語った。市長選でどの候補を支持するかは明言しなかった。 2025/08/05
政治 町活性化テーマに論戦 3氏、港湾整備や特区も 与那国町長選 19日告示、24日投開票の与那国町長選で、八重山青年会議所(長山家康理事長)主催による予定候補者の公開討論会が3日夜、町内の久部良多目的集会施設で開かれた。現職の糸数健一氏(72)、新人で革新系町議の田里千代基氏(67)、新人で保守系町議の上地常夫氏(61)が町の活性化策などをテーマに論戦した。与那国町長選で八重山JCが討論会を開催するのは初めてで、約100人が来場した。 2025/08/05